2022年8月15日 終戦記念日
もう過ぎてますけど、月15日は普通にシフトに入って、ああ帰省客がややいるかなの雰囲気で仕事を終えては帰宅。帰宅は大体昼になるので、終戦から77年経っているのとのニュース。隔世の感はどうしても有ります。
日本武道館で行われた政府主催の全国戦没者追悼式では、天皇陛下が「様々な困難に直面する中で私たち皆が心を一つにし、力を合わせてこの難しい状況を乗り越える」事を時勢踏まえて。岸田文雄首相は「歴史の教訓を深く胸に刻み」とウクライナ侵攻を牽制した文言で。
とは言えウクライナ侵攻で、今でも改められないのが、戦争に何としても勝つ為の煽り。SNSではウクライナこそが正義も、戦ってる兵士たちには想像以上の癒えぬ傷が生涯残ります。
私達の世代、昭和40年代のあの空気感に触れたら分かると思いますが、そこら中に戦争経験者がいました。それはそうでしょう、昭和40年代で戦後20年なのですから。
時代が移りゆく様。ここ下手すると都市開発が進んだ90年代から現代でほぼ何もかわらずで、下手をしたら、この都市開発のまま100年を迎えるかもしれません。未来に行く程時間の進み具合が麻痺して、戦争とは一体何と、取り返しがつかない最中にいるかもしれません。
昭和40年代の空気と言うと、生きている事にはち切れてていて、何かを忘れる為に皆頑張っていた感じは有ります。青森は引き揚げ港もあったので、田舎とは言え戦争に直結した雰囲気を常時醸し出しています。
公衆浴場に行くと、やたら目のギラついたおじさんが戦争談義で盛り上がっていたり。その反面親戚の叔父さんは戦争でどうしても傷付き、仕事にただ情熱を捧げていました。そして親戚のお婆ちゃんは息子を沢山戦争で死んでおり、どうしても寂しげであったり。
その戦争経験者に、大凡共通しているのは瞳の奥の色がどうしても違うです。どうしようもない、理不尽と悲しみと後悔。それを持っていない現代の日本人は恵まれているかもしれません。
いや、景気低迷期、就職氷河期おける方々も、似た瞳では無いかも。戦争でごっそり全てを失ってしまった事には届かないと思います。
戦争経験者でない事が、何よりの人生の幸福度なのですが。やっとここ迄の未来に辿り着いて、普通の目を色見ると、平和で良かったと戦後誕生者でも思う次第です。
そしてSNSでは、太平洋戦争はの関する事も流れて来ますけど、戦争映画を見て戦争の事を考えますと来た日には…。そう、どうしても大局を見過ぎての二元論になる恐怖感は有ります。
それだから無責任にウクライナ踏ん張ってが世界中に蔓延しては、気が付いたらどんな未来かで自らが戦場にいるかもしれません。
第二次世界大戦遥かで。戦争経験者のお話を語り継ぐのも大切ですが、その瞳を奥を見つめる機会をどうか見つけてみて下さい。全ての答えはそこにある筈ですから。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます