2021年9月29日 自民党総裁選挙の俯瞰

第5波収束の中で、実質時期総理大臣を決める自民党総裁選挙が行われる。


候補は4人、河野太郎規制改革担当大臣/岸田文雄前政務調査会長/高市早苗前総務大臣/野田聖子幹事長代行。昼のテレビは河野氏有利の論調で進むも、実に冷徹な俯瞰で開票される。


国会議員票+党員票=総票として。

岸田文雄氏が110+146=256票と僅差トップ。次いで河野太郎氏が169+169=255票。3番手は高市早苗氏が74+114=188票。健闘した野田聖子氏が29+34=63票。と決選投票は岸田文雄氏と河野太郎氏に。


決選投票は、岸田文雄氏が国会議員票249票+都道府県票8票の合わせて257票。河野太郎氏が国会議員票131票+都道府県票39票の合わせて170票。と話を良く聞くの岸田文雄氏に自民党の体制が大きく乗る形になる。



何を言いたいかは、都会はいざ知れず地方としては当然の選出という事。河野太郎ワクチン担当相の評価はアメリカに継ぐ接種率で高いと言うものの、地方にしてみれば一体何処がである。兎に角ワクチンが入ってきませんと何処も嘆いてました。現に私の第一回摂取は予定通りに進めば10月中旬頃。そう地方と都市圏の格差が大きすぎるのです。


これは都市圏の大企業の職域接種を優先してきた結果であり、順番が正しければ各年代均等に接種は推移した筈なのに、ここに蓋をして如何にもの大成果を喧伝をしている現政権はどうなのが地方の総意の筈。それが冷静に国会議員票に現れたのがせめてもの自民党の良心かも知れない。


河野太郎氏の都道府県票39票が多いのは、総選挙に寒心したからに他ならず。青森県はワクチン接種困難の状況から、県内党員票では岸田文雄氏が3435票、河野太郎氏の2943票、高市早苗氏の943票、野田聖子氏の644票、ここから決選投票時の県連票は岸田氏に投じられた。接戦は見受けられるも、河野太郎ワクチン担当相どうなのの思惑を感じられる。

更にデーリー東北新聞社本紙の調べによると、この県内の岸田氏の得票率は43・13%は、お膝元の広島県(84・15%)と山梨県(51・48%)に次いで高いらしく、ワクチン切迫は大問題と受け取ってほしい。


でも、遅くてもワクチン接種出来てるでしょうも、それも最低限の備えであり。今のワクチンのmRNAが現在も亜種を生み続けている新型コロナウイルスに対応出来るかは本当に未知数であるのだから。ここからやや軽症のブレイクスルー感染だからの論調も、いつか終息するの甘い考えは捨てた方が良いと思う。


何れにしても新内閣新ワクチン担当相で、ワクチン接種の実質棄民体制が改善出来るのであれば、それそれで良い傾向かも知れない。

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