　人間が想像するものは、神様が既に作っている――

　これが私の中の常識である。

　アイディアが浮かぶのは、神様から電話かメールが届いた時。パッとひらめくというやつである。こない時はずっとこない。神様も色々と用があって忙しいのだろう。

　これは、小説も音楽も一緒だと思う。

　小説ならば、いい文章が浮かばない。と思っていたら、パッとひらめいて、自分でも驚くようなものが書ける。

　音楽ならば、いいアレンジが浮かばないと思っていたら、パッとひらめいて、かっこいい曲の仕上がりになる。

　ただ、既成概念がないと、電話もメールも受け取れない。目に見えるものではないのだから、イメージが大切なのだ。だから、日々の努力が必要になる。新しいものに触れて、自分の中に吸収する。そして、神様の力を借りてアウトプットするのだ。

　楽しい作業だと思う。そして、何よりも、神様に感謝である。

　2020年10月11日、日曜日

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい