漢和辞典とにらめっこ
前に書いた、感覚表現辞典や感情表現辞典などは、歴代の小説家の方が書いてくださった文章が例文として載っている。二十歳まで読書というものは、学校の授業以外にしたことのない私にとっては、ありがたい限りだ。
しかし、昔の文章が多く、難読漢字でしばしば立ち止まってしまう。最近は、携帯のアプリで画面をなぞって書くだけで調べられるような時代となったが、何せ旧字体が多く、検索できないのである。
そういうわけで、辞書で調べるのだが、ネットの便利さを知ってしまうと、このスピードの遅さにイライラするのである。それでも調べようと努めている私だが、難関がもう一つあるのだ。
それは、この頃ひどくなりつつある老眼である。見えないのだ。もともと、視力は弱くコンタクトレンズをつけているのだが、近くが見えない。はずせば見えるのだが、辞書を引くためにはずすのも面倒なのである。
ということで、辞書たちとにらめっことなる。お互いのソーシャルディスタンスを最大限に取って。それでも、毎日、二ページから四ページは読むことにしている。音読すると、効果は一層上がる。楽しい作業だ。
2020年7月14日、火曜日
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