僕達の大空
夢海
第1話 過去の事件。
「別れよう。」
中2の冬2月。それは、私の初彼の雨﨑颯太からのLINEだった。私は、びっくりした。なんで、どうして、混乱してた。また、LINEがなった。「俺ら、合わないし、どうせ付き合ってもいつか別れることになるんだ。じゃ、今別れようよ。俺、他に気になる子できたし。」
私は、自然と涙が出た。それも、家族の前で。悔しかった。ほかの女に取られたんだから。涙が止まらなくて、部屋に飛び込んだ。机にあった、指輪を見て、思った。
【約束してくれたのに。】
雲木陽奈。中学二年生。
初カレに振られて、2週間経った。
女子は、励ましてくれた。だが、クラスの男子は何故空気が読めないのだろう。振られたことをクラスの皆の前で大声で言う。私はビンタをしてしまった。だから、男子は嫌いだ。空気を読んで欲しい。きっと私は涙ぐんでいただろう。初カレ(元彼)は学年の中でイケメンだし、勉強も運動もできる。だから、モテてもおかしくない。でも、私も一応顔は整ってる方で、モテてはいたのかな。告白も結構されてるし。まぁ、自慢じゃないけどね?そんな私達は美男美女カップルと言われていた。そんな2人が別れたら、気になるよね。分かるよ、でも、そんなに言わなくてもいいじゃん。やめてよ。そんな気持ちで一杯だった。それで、私は学校を行かなくなった。
僕達の大空 夢海 @yumi1212
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。僕達の大空の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます