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第262話:隠されていた記憶」への応援コメント


  • 編集済

    そうか。
    この激白を聞いて思うのは、今まで不自然なほど猫さまは自己嫌悪が強かった。その事への答えを聞いた気がしました。
    一番多感な時期に一番傷つきやすい頃に、猫さまは深く深く傷ついてしまった。
    しかも自分自身が己にナイフを突き立てた。
    世間や大人の考えに照らせばきっと猫さまの行為はいけない事だったと思う。でもその事で彼に自分は気持ち悪い人間なんだと思わせたのは両親の失態だ。怒って嗜めて蓋をして終わった。その時もっと猫さまの心に寄り添える何かがほしかったですね。
    そうしていたら、猫さまがこんなに長く自分を苦しめることもなかったかも知れません。それこそ今のクロのような存在がいて欲しかったですね。
    未だに薔薇でがんじがらめになってるのが痛々しいです。
    今からそれを自分で解いて薔薇の檻から出てくる事が出来るでしょうか。
    でもここまで話せたんですから!
    クロならその棘を恐れずむしり取ってくれるんじゃ無いかと期待するばかり。
    そしてこんな緊迫場面でのしゅじゅちゅしちゅ!この会話をぶっこむ所があとみくさまらしくてだ〜い好きですよ❣️

    作者からの返信

    >mono黒さま

    なんかもう、いうことないですね…(´;ω;`)

    わかってくれてありがとう、としか…

    「たかがそんなこと」と言わず、寄り添って聞いて下さって本当に嬉しいです。本当に、あっと驚くようなドラマチックな(?)トラウマとかじゃなくて、あと「男の子が死ぬ夢」をたどることで、何だか不可思議でミステリーな過去が…!?みたいな展開でもなくて、本当に起こった出来事自体はしょうもないことなんですけども…本人には、大きかったんですよね。

    「己にナイフを突き立てた」「両親の失態」「嗜めて蓋をして終わった」…こうして言っていただいて、「そ、そうなんだよう!まさにそれなんだよう~~!!」という…!!
    正直、クロはあまり上手に聞く能力はなくて、思い余ってキスしちゃうんですが(笑)…それはそれとして、山猫は、こんな風にmono黒さまに、聞いてもらう以上に「こうだったんだね」「それってこうだよね」って言葉にして言ってもらえて、果報者です。

    カウンセリングというようなものにはいくつかの段階があって、黙ってただ聞く、オウム返しにするなどの上に、相手の言葉を自分の言葉で言い換えて「こう思ったんだね?」「こういう気持ちだった?」って言ってあげるという、それは最上級の「傾聴」というスキルで、プロでもなかなか出来ません。自己満足でなく、相手を持ち上げるのでもなく、公平でありつつ相手に真の意味で寄り添うという…mono黒さまにはいつも、そういう真摯なものを感じております。何か山猫、報われたなあ、お前よかったなあ…

    そして薔薇の棘の檻…
    さすがmono黒さま!ええ、ええ、そんな檻に自分が入っていたんじゃないかと、その原因の過去を思い出すことで、そんな認識に初めて至ったわけなんですが…
    認識したら、パッと一瞬で出られる、消えるわけじゃないのよね!(;^ω^)
    そういう意味では、間違いなく大きな一歩なんだけど、戦いはこれから…。。。

    そしてしゅじゅちゅしちゅ、え、言えます?言えなくないですか!?(笑)生涯で言えた試しがないよ!!
    きゃー「だ~い好き」いただいた~!!わーいわーい!私もmono黒さまだ~い好きですっ(きゃっ両想い♡♡♡)←きもいからやめい(*´з`)

  • ついに……っ!
    ヤマネコちゃんの、心の中身が吐露された気がします。
    切ないですね。いろいろなこと、ずっと、ずっと貯めてきたんだ。
    こんなこと、普通の人じゃ、なかなか受け止め切れないけど、天然記念物のクロだからこそできることなんでしょうね。
    うーん、読んでいる間はドキドキして緊張していたけど、なんかほっとしている自分もいます!

    作者からの返信

    >雪うさこさま

    いやあ、ここまでこれたのもうさこさまのおかげです!
    これまでずっと山猫を励まし続けてくれて、本当に感謝です…!!

    確かに、普通の人じゃ言われても何も出来ないし、っていうかそもそもここまでしつこく掘り返さない(笑)。
    でもまあ、クロの思考は私にもわかりませんが(おい)、彼の受け止め方はこんなでした。

    そして、ほっとしていると言っていただけたのは、本当に何よりです!!
    ここの話はまったく客観的になれず、重すぎるかなとか、さすがにドン引きかなとか、分からなくて結局そのまま投下してしまいましたが…うん、本当にその一言が嬉しいというか、よかったー!というか。

    底の底まで来て、あとは上がっていきますので、ひとまず旅の終わりまで見守っていただければ幸いです!!