第230話:隣り合うふたりのハンコ

 世界は、偏く、認識という偏狭な器から見た景色なのだ。

 行程表やその他のリストに押される担当者印が犬やパンダになることはなかったけれど、黒井がそれを押したがっていることを知ったら、以降、どんな紙でも出してやろうと思った。

 黒井への想いが、効率化の鬼に勝ったのだ。

 何枚紙が無駄になろうと、キャビネを開けてかがむ労力がかかろうと、そんなことはどうだっていい。紙代を出すのは会社だし、かがむのはスクワットになる。

 だって。

 あの後結局黒井は、自分でハンコを押したからには見るといってデータと納品リストを一瞬チラ見し、「ハイ」と僕に突き返した。

「俺こんなんろくに見ないから、お前ちゃんと見て、隣にハンコ押して。ココ、ほら、押す!」

「いや、え、でもまだ見てな・・・」

 キャビネの上に出してあったそれを勝手に取って、四角い枠の中に押し込むように、<黒井>の横に無理矢理重なるようにして<山根>の印が押された。

「じゃ、見といてね。お前が見た日は俺が見ないで押すから、紙だけ持ってきて」

「お、おい、押すからには見るんじゃ」

「えー?しょうがないなあ」

 そして黒井は席に帰っていき、佐山さんがこっそり僕に微笑みかけたのだった。


 

・・・・・・・・・・・・・・・



 水曜日。

 ようやく身辺が静かになってきて、ノー残のどさくさに紛れ、勤怠システムで有給申請を出した。上長が承認しないと取れないわけだけど、課長はいつも月末までほっとくから、早めに口頭でも言っておかないと。

「・・・あの、課長。実は、本当に、大変言いにくいんですけど」

「え、何?まさかまだ何かあんの?」

「いえ、そういうわけじゃないですが・・・」

 卓上カレンダー片手に、申し訳なさそうに切り出すと、「何だ、盆休みか」とため息をつかれた。作戦はうまくいったようだ。っていうかまあ、使えないままほとんど消えていくんだから、年に一日くらい堂々と使ったっていいと思うけどね。

「あー、そういや、結婚するんだってね」

「はっ?」

「ほら、一課の鈴木って、お前の同期だろう」

「え・・・そ、そうですけど、け、結婚?」

「何だ、まだ聞いてないのか。松田さん、スピーチ頼まれたとかぼやいてたぞ。あの人、あれで意外と出たがりのくせにな、はは」

 君たちも早く新婚旅行で有給使いなさいよと課長が笑い、華のない四課一同も苦笑い。

「山根は?予定ないの?俺もスピーチしてみたいけどなあ」

「いえ、すいません。もしやるとしても身内だけでやりますので・・・」

「おい、こういう時は嘘でも是非お願いしますって言うもんだろうよ」

「あ、じゃあ、是非お願いします」

「じゃあじゃないよ!ったく!」

 場が和んだところで逃げるように「お先です!」と外に出た。



・・・・・・・・・・・・



 鈴木が結婚すると聞いてもそれほど驚かなかった。あいつならきっといい父親にもなるだろう。同じ会社の同期でも、全く違う人生があったもんだ。あっちは至極真っ当で非の打ち所がなく、こっちは、何ていうか、言葉にも表せない。実家で母親に紹介されるとはいえ、結婚に一歩近づいてると思ってるのは僕だけで、っていうか、まあ、出来ないんだけど。

 ・・・誰にも、祝福はされないなあ。

 いや、別に、いいんだけど。あいつが「いいじゃんそんなの」って言ってくれれば、それだけで。

 ・・・まあ、ただの、夢だ。

 先に帰ったらしい黒井がいないかと目だけは動かしながら地下通路を歩く。ようやく、梅雨明けかな。例の情報漏えい事件を見るのが嫌でテレビもろくに見ていない。

 ・・・あ。

 ちらっと、前の方にそのシルエットを見つけた、気がした。ああ、やっぱりそうだ。見るだけで頬が緩むし、どきどきするのと同時にほっとするし、満たされる。走れば追いつくし、一緒に帰れるだろうけど、しかし何となく足は動かなかった。

 あんまりがっつくのもみっともないし、っていうか、今は連休も来月も予定があるのだから、これ以上は我慢しておかないと。後ろ姿だけだって十分、お釣りがくる・・・。

 って、あれ。

 黒井は改札へは向かわず、そのまま直進してどこかへ消えてしまった。

 時間も早いし、どこか、寄り道かな。

 しばし立ち止まって、しかし、どこへ行ったのかは分からないし、たとえ分かったところで、じゃあ尾行するのか?って話だし。

 でも、だからといって、そのまま「ふうん」と帰ろうとしても、追わなかったそれより重く、足は動かなかった。

 ・・・別に、寄り道くらい。

 約束してたわけでなし、どこかで買い物くらい、するだろう。

 おいおい、結婚前から束縛か?どこで誰と何してたか毎日報告しろって?いや、さすがにそれは嫌だよ。だめだめ、携帯も見ちゃだめだし、Yシャツにキスマークがつくまでは、問いつめちゃだめだって・・・。

 ・・・。

 吐き気が、してきた。

 胸がむかむかして、喉の奥に何かがこみ上げる。

 もし僕がそれを本気で気にしたら、一分一秒、二十四時間三百六十五日、完全な監視体制に入ってしまう。そんなことをしても黒井を苦しめるだけで、あの笑顔を向けてはもらえないと分かっていても、止められないだろう。

 僕は一度目をつぶって深呼吸し、思考を追い払って、黙って足を動かし、改札へ向かった。



・・・・・・・・・・・・・・



 木曜日。

 パンダとペンギンのスタンプを二人に買っていたのなら微笑ましい話なのに、なんて願ったけど、キャビネ前でも、「俺昨日~~を買いに行ってさあ」なんて話題は出なかった。鈴木の話を出そうかとも思ったが、佐山さんの事情を思い出し、直前で踏みとどまった。

「あの、そういえば体調とか、最近は・・・」

「・・・ええ、やっぱり頭痛と吐き気がたまに。その、市販の頭痛薬なんかは飲めないので、漢方出してもらってるんですけど、それが、ほんとに苦くて!」

「そう、なんだ。オブラートとか、空のカプセルなんかに入れちゃえば?」

「え、私、カプセルだめです。粉でないと」

 僕は逆に、粉がだめだ。うまく飲めないし、そもそも舌に乗せる気になれない。

 例によってアンケート結果が出て、島津さんはどちらもいけるが、黒井はそもそも飲まないからよく分からないとのこと。


 実は彼女が出来てさ、昨日デートだったんだ、なんて言われた方がマシ、とまで思った僕は、どこかおかしいんだろうか。

 早めに会社を出て、地下鉄に座って考える。

 ノー残の水曜に、寄り道して帰って何が悪い?

 そんな当たり前のことは分かっている。僕に報告する義務などないことも承知している。こそこそ隠れてデートかよ!などと邪推する気もないし、正直、こないだみたいにどこかで出会った<おねえさん>と食事していたとしても、来月の約束がある僕は、それほど怒る気はしなかった。

 ただ、ほんの少し、引っかかるだけ。

 もし後ろ姿を見かけなかったらこんなこと思っていないだろうに、見てしまったからには気になって、気になったからには考えてしまう。

 もちろん、さりげなく「昨日見かけたけど、どこか・・・」と訊くことも出来るし、そしたら「ああ、どこそこに行っててね」とふつうに言われるだけだろう。「え、だから何なの?」と怪訝な顔をされたって、訊いた方がすっきりするかな。いや、でも、そうじゃない。

 別に、行き先が知りたいわけじゃない。

 誘ってほしかった、一緒に行きたかったとわめきたいわけじゃない。

 そうじゃなくて、ただ・・・。

 また少し、吐き気がした。途中下車してスポーツドリンクを買い、ホームのベンチで飲むと、少し落ち着いた。

 ・・・こんな小さなことで違和感を感じ、そして、その違和感を一晩経っても消化できない自分が、怖いんだ。こんなことすら飲み込めない自分に、おののいてるんだ。

 それは、あのミスと同じ。

 あれくらいのケアレスミス、人間、誰だってやるさと思ってるのに、実際には誰もやっていない。誰だってやるなら毎日、毎週誰かが怒られていてもおかしくないのに、そうなってはいない。

 今回のことを何とかやり過ごしても、克服したわけでもなく、またやるんじゃないか。

 昨日黒井がどこに行って何をしたのかが判明すれば解決するって話じゃない。こんな、探せばいくらでも転がっていそうな石につまづいて、つまづく原因を考えながらまたつまづいて生きていくなんて、・・・その度にこうして吐き気がして、ペットボトルを買ってベンチで座り込まなきゃ次へ進めないなんて、何ていうか、お先真っ暗だ。スクワットをして筋肉がついたって、昨日も今日も足が動かない。

 お前、もしかして、頑張らないと何も出来ないんじゃない?

 ・・・いつか黒井に言われたせりふ。

 見下されたりからかわれたわけじゃなく、ただ純粋にそう指摘されたら、反論も出来なかった。

 頑張り続けないと生きていけない。

 黒井に近づけば近づくほど、きっと、以前なら感じなかった小さなことにも違和感を感じるようになって、僕はますます頑張らなければならなくなる。スクワットは二十回でよくても、つまづいて起き上がるのに一晩かかっていたら、そのうち起き上がるのが間に合わなくなって、頑張りも限界値に達し、いつかは破綻する・・・。

 ・・・黒井にも、線を引いて、これ以上は見ない、知らない、関係ないって自分に言い聞かせなきゃ、やっていけないのかな。

 思ったとたん、涙が出そうになった。反射的にペットボトルをあおって上を向き、瞬きを繰り返して、何でもない振りをした。



・・・・・・・・・・・・・



 帰社して、保守の契約書を見ながら、小さなミスにも過敏になっていたから、念を押して以前のファイルを確認することにした。

 そして。

 ・・・あれ、ここじゃなかったかな。このファイルに綴じてなかったっけ?

 隣を見る。違う。去年の分に紛れた?いや、違うだろう。

 最初は、特にどうとも思わなかった。違う月のファイルに綴じてしまったり、紛らわしい表紙の別ファイルに入っていたりすることもよくある。だから、背表紙のテプラを色別にするべきなんだって。そもそも貼ってるのと貼ってないのがあるなんて論外だね。だからこうしてキャビネ中引っくり返して見直さなきゃならない・・・。

 ・・・、っていうか。

 ないのか。

 心臓がどきんとする。え、まさか、紛失した?まさかまさか、また俺が?

 大口の契約書なんかは用紙も違うし、機密文書扱いできちんと保存されてるけど、こういう小口の注文請書(うけしょ)くらいだと、佐山さんたちが処理することもあるし、営業が直接やってファイリングまでして終わらせてしまうこともある。一応、今のマニュアルでは営業が自分でやれってことになってるけど、以前は事務に集約しろとか言われていたし、実態はあいまいだった。

 これをやったのは誰だ?

 いや、たとえ犯人が佐山さんだろうが他の営業だろうが僕だろうが、今更関係ないはずだ。別に、今なければ絶対まずいというものでもなくて、ちょっと念のため見ておくか、程度のことであり、なかったらないで、まあ、済むのだ。それに、たぶんここになくても、フロアの向こう側の業務部にはあるだろう。こちらで保存するのは<支社用>と書かれた転写タイプの二枚目で、あちらでは<本社業務用>の一枚目を保存しているはず。もしもの時はあっちに頼んで見せてもらえば内容は分かるし、保管義務的に、会社としてまずいということにはならないはず・・・。

 でも。

 転写タイプのものならさすがに、二枚目だろうと、綴じずにゴミ箱に捨てたり、コピー用紙と一緒にシュレッダーするとも思えなかった。

 でも、ちょっと特殊なタイプの古いやつは転写になってなくて、本社用をコピーして綴じなくちゃならない。この場合コピー漏れもありうるし、たとえコピーしてても、うっかり綴じるのを忘れて他の書類と一緒にシュレッダーなんてこともありうる。

 ・・・。

 何か探してるのか、と訊かれるリスクを避けるべく、キャビネを離れた。

 とりあえずシステムで検索して探していたものを見つけ、特に不備もなく、枝番も正しいことを確認した。この金額ならお客さんの印とかもいらないし、情報としてはすべてシステムに入っている。保守の期間、範囲、金額、あとは日付と営業担当の名前くらい・・・。

 ・・・僕、か。

 え、また、僕なの・・・?

 契約日は今年の三月下旬。ああ、あの頃か。クロのことを忘れて壊れかけていた頃。何となく、うっすら思い出した。佐山さんに頼んだ気になっていて、忘れたんだ。僕はいつも自分でコピーする派だからたぶん、佐山さんもそう思って、しなかったに違いない。

 ということは、ファイリングミスじゃなく、コピーそのものがないわけだ。

 でもそれはフロアの向こうにはたぶんあって、藤井に頼めばこっそりコピーしてもらえるかもしれない。

 僕は自分の尻拭い計画を全速力で立て、あるべき場所にそれを返すべく、藤井へのメールの文面を考えた。

 ・・・でも、今更三月のコピーを増やして、何か辻褄が合わなくなったり、アリバイを問われたりすることはないだろうか?

 ・・・件数表か。

 共有フォルダの件数表とファイルの月別件数が合ってない?いや、逆に、それが漏れてるからこそ三月中にそれを取り戻してコピーしなかったんだろう。でも、そのとき僕はまだ事務をやってないんだから、それは僕のせいじゃない。・・・あ、いやいや待てよ、四月の初めに佐山さんの仕事のいくつかが営業に分担されて、各自、三月の自分の分も遡ってチェックしろとか言われなかった?確か僕はズル休みをして黒井のマンションに行っていて、後から佐山さんに個人教授されたような・・・。

 いや、いきさつがどうだろうが、今それがないことには変わりなく、向こうから取り寄せればそれは解決する話だ。っていうか今更僕の机の引き出しから出てきたって、特に問題はないんだし。

 ・・・。

 一応全部開けてみるけど、なかった。まあ、してないんだからあるはずもない。

 とにかく、手元の契約書を提出するのはいったん保留にした。発注があるわけでなし、期間は来月からだし、焦ることはない。とにかく落ち着いて考えよう。こないだのミスのような、何かを争うような事態にはまったくなっていない。監査だって前年度分のファイルは見ないだろうし、見たとしても、一件一件つき合わせたりはしない。

 落ち着け、大丈夫だ。

 今のところ何も起きていないし、起きる要素もない。一万円に満たない作業料の請書なんてシステムで見れば十分で、紙のコピーまで確認する必要はないんだ。もしちょっと見ようとしたところで、ファイリングミスかなと別のファイルを少し漁って諦めるのがオチだろう。その契約に不審な点もないし、ぶっちゃけ、コピー漏れがバレたところでそれほどの問題にはなるまい。

 ・・・僕でなければ、ね。

 入れ子のミスと、監査の件がなければ、ね。

 些細なこととはいえ、三件目の発覚は避けたかった。さすがに自分でもまずいと思う。本当にまともに仕事してるのか、大丈夫なのかと、ちょっと疑われても仕方あるまい。


 いったんトイレに立って、個室で冷静に考え直すことにした。実際、緊張で腹も痛い。

 ・・・結論としては、このまま、何もないことを祈る、だった。

 藤井に頼んでコピーをこっそり紛れさせるのが一番だが、もし万が一その工作がバレた場合、リスクは大きい。基本的に向こうのフロアとの個人的接触はNGになっているし、形だけの契約をして発注はせず後で破棄にするといった粉飾めいた行為を防ぐため、いったん提出したものは上長を通さないと簡単に返してはもらえない。

 たかが作業料の請書一枚とはいえ藤井に迷惑がかかっては申し訳なさすぎるし、このような裏工作を図る行為より、ただのコピー漏れの方がよほどマシだろう。うん、冷静になってよかった。さっきの焦った勢いで内線とかかけちゃわなくて、本当によかった。

 ・・・まあ、黙っていれば、バレまい。

 自分が担当なんだから何かあってもなるべく握りつぶせるし、ふつうシステムでしか見ないから、元々リスクはかなり低い。

 ただ問題は、営業担当が変わった時と、そして、SSの担当者もいるということだった。請書の保管期間は確か三年か、五年か?とにかくそれまでの間、遡って全契約を見返すような事態が起こらなければ、それでいいわけだ。っていうかそこまでのことが起こったなら、請書のコピー漏れ一枚業務部に頼むのはわけないだろうし、今更誰がコピーしたのという話にもならないだろう。

 っていうか、せめて一ヶ月、僕のミスのほとぼりが冷めるまで露見しなければそれでいい。それ以降ならこんなの、「あれ、忘れたみたいです」で済む話だ。

 今出来る、最善のことは、何だろう。

 とにかく、今回の契約書は徹底的に確認し、絶対に不備がないようにすることだ。何かの拍子に以前の枝番を確認するなんて話にならないよう、細心の注意を払おう。

 それから、念のため去年のファイルをひっくり返すかどうか、だ。もし万が一そこに入っていれば万々歳ですべて解決だが、十中八九それはないし、そんなものひっくり返していたら「どうしたの?」と訊かれてしまうだろう。万が一に賭けてリスクを取るか、危ない橋はやめて、今後一ヶ月の心配を消し去る宝を得る僅かな可能性をゼロにするか。

 ・・・残念だが、諦めよう。

 本当は夜中にでも忍び込んでファイルすべてを確認したいけど、そんなのは現実的じゃない。透明人間になるか、僕以外の時間がすべて止まるかでもしないと・・・。

 うん?もし忍び込むなら、業務部へ行ってコピーするだけでいいか。あ、でもキャビネに鍵とかかかってるかも。向こうなら月別にきちんとファイリングされてるだろうけど、何せ、どんなフロアなのか覗いたことさえないのだから場所も配置も分からない。

 ・・・って、いうか。

 もう、何か、いいんじゃない?

 透明人間になって時間を止めて向かいのオフィスから紙切れ一枚泥棒するくらいなら、「コピー漏れしました」っておとなしく白状したら?立て続けにそんなことがあって確かにちょっと気まずいしどうかと思うけど、でも、どうかと思うだけってじゃん。開き直って、頑張らないと、いや、頑張っても何にも出来ない人間です、って言っちゃえば。契約を取ろうが廊下を歩こうが「あ、あの人何やらせてもさっぱりダメな人よね」って思われたらいい。あはは。もうそれでいいじゃないか。実際そうなんだし、疲れたよ。

 用も足さないまま、個室を出た。そういえば何だか最近便秘気味だ。ストレスかな、食欲もないし、ハゲなきゃいいけど・・・。

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