応援コメント

第94話:黒井彰彦という人間」への応援コメント

  • 重厚感がお布団代わり_(:3 」∠)_たまにはこんなこともある
    すごいなー。物理のお話なんか私引っ張り出せない。あとみくPの奥深さを、ひしひしと感じております。たくさんの人から愛される作品にはそれなりの理由がある。うんうん。

    作者からの返信

    >智たん

    えー、アルマジロなんてとってもSFですごい宇宙みを感じたよ!特にラストの表現は物理ぽくて私好みだった~(*'▽')

    物理はねー本当に趣味でね、元々は「殺し屋と物理学者」という戦時中のミステリを書きたくて、そのコードネームが「黒犬と山猫」だったのよね。でも書けなくて、現代BLでいっかと思った時に、主人公の名前決められなくて、そのまま「黒井と山根」にしたのよ(笑)語呂合わせ(;^ω^)

    いやいや、たくさんの人に愛されるだなんて!!
    本当、おかしなミステリゲームの次は宇宙物理学だからね、さすがに趣味丸出しで、内輪受け(内輪=私)しかしないだろっていう。
    それでも読み進めてくれててもう涙が出そうというかお腹が痛い(*´Д`)

  • 飄々と要領良く生きている印象があった黒井さんにそんな過去が…!意外と不器用なんだなと人間味を感じました。
    そしてまるで文学を読んでいるような回!しみじみ圧倒されます。

    作者からの返信

    >神崎あきらさま

    まさに、要領の良さ(と顔)だけで乗り切ってきた人生も、それだけだと、どこかでつまづく。他人に気を遣ったり、調和を考えずに動き続けると…才能がそれを上回る一部の人間は許されるけど、クロはそこまでじゃなかったようです。。。
    そうですね、自分を客観的に見れなかった、見ようとも思わなかったところが不器用ですね。人から好かれようとも思ってなかったからだけど、嫌われてみたらショックだったという…(´・ω・`)

    そして、そんな文学だなんて!(*ノωノ)
    歴史の自伝などはやはり重みがあって、その感じがちょっと乗り移ってたのかもしれません!

  • 好きな人の本番の意味や覚悟に触れて、自分の本番に向き合おうとし始めている山根君の気持ちやらは、遠い日に自分にもあった若い日の匂いや空気を思い起こさせました。
    でも泣けた。今までなんでこんなに「黒井さん」が見えないんだろうと思ってましたが、このエピソードの為に敢えて多くを語ってこなかった気がしてます。
    その告白を聞いた山根君の気持ちは嬉しいとか凄いとかそう言うレベルのものじゃなかった筈です。
    こう言う部分にあとみく様の中の文学を感じます。心が震えました。
    「どうもありがとう」その言葉をどんな気持ちで黒井さんは聞いたんでしょう。深い仲の二人だと思いました。

    作者からの返信

    >mono黒さま

    (ノД`)・゜・。

    まさに、ここまでずっと「クロってどんなやつ?」をあえて書かなかった気がしてます。いや、設定があったのに明かさなかったというより、まだ私自身分からなかった感じで…。
    正直、「大学のサークルでモメた」だなんて、まったく劇的でもドラマチックでもない過去です。電話で告白されても困るような、みみっちい出来事。でも、人生ってなぜかそんなバカみたいなつまづきで、「あれっ?」ってなっちゃうことがある。そして、バカみたいだからこそ、余計に「なんでそんなことで?」となるし、自分でも情けなくなって、人にも話せない。
    今回<本番>に勝ってクロがこの本を渡して、それは「俺の人生の(情けない)話を聞いて(でも笑わないで)」という切実で気まずいお願いでした。

    大した話じゃない。大したお願いでもない。でも社会人になって大真面目にそんなやり取りができる相手、なかなかいない。男女の付き合いだと、ちょっとずれてしまう気がする。そんな中で「深い仲」になっていく変な二人…そんな、表現したかったものをそのまま受け取ってもらえてるようで本当に奇跡のように嬉しいです。

    編集済