昔の街角の発掘調査報告書

30XX年 発掘調査報告書File1

『出土した骸骨が纏っていたのはセーラー服という伝統衣装で、歯にくわえていたのは化石化した食パンである。骸骨の推定年齢は女子高生の1年生から3年生ほどで、当時学校の登校遅刻ギリギリを走っていたと思われる』


30XX年 発掘調査報告書File2

『近くから出土した別の骸骨が纏っていたのは伝統衣装である学ランで、頭の骨に凹みが見られる。昔の街であったことを示す街角も出土したため、どうやらこの角でこの二人は衝突したと思われる』


30XX年 発掘調査報告書File3

『頭の凹みに付着していたのは化石化した食パンと判明する。くわえていた食パンの化石も角が欠けていたため、どうやら二人が衝突したのではなく、男子高生の頭と女子高生のくわえた食パンの角が衝突したと思われる』


以上で調査報告を終了する。


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