4

「というわけで人集め辞めます」


「あきらめるのが早すぎるぞダイ。まだ二人にしか声かけてないぞ」


「そんなのどうでもいいんです。僕なんて死んだほうがいいんです。僕なんて一円ぐらいの価値です。」


「落ち込み具合が半端ないな」


 ケイトは少し心配になるが、いつものことだから大丈夫かなとも思った。


 次の日、ケイトはダイが学校に来るのが遅いので少し不安になりながら座っていた。

 だが、少しするとクラスに叫びながらダイが入ってくる。


「ハイハイハイハイ!! 俺様の登場です!」


「…………」


 ケイトは安心したが、ちょっとムカついた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

いつもの日常……。 悠 武 (はるか たける) @takerutakeru

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ