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「というわけで人集め辞めます」


「あきらめるのが早すぎるぞダイ。まだ二人にしか声かけてないぞ」


「そんなのどうでもいいんです。僕なんて死んだほうがいいんです。僕なんて一円ぐらいの価値です。」


「落ち込み具合が半端ないな」


 ケイトは少し心配になるが、いつものことだから大丈夫かなとも思った。


 次の日、ケイトはダイが学校に来るのが遅いので少し不安になりながら座っていた。

 だが、少しするとクラスに叫びながらダイが入ってくる。


「ハイハイハイハイ!! 俺様の登場です!」


「…………」


 ケイトは安心したが、ちょっとムカついた。

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いつもの日常……。 悠 武 (はるか たける) @takerutakeru

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