創作を一生続けていけるコツを私は見つけた
木谷日向子
子どもの頃、誰の為でもなく自分の為に落書きをしていた
プロになりたくて、最近毎月のように創作の賞に応募していました。すると、締め切り前に腕に蕁麻疹が出るようになり、創作を義務と感じ、ストレスになっていたことがわかりました。
諸先輩方にそのことをお話すると、色々とアドバイスを下さり、その中で考えたことは、
まず第一に、自分の為に創作をすること。
自分が楽しんで書いた(描いた)ものは、読者にも楽しいと感じてもらえる。
創作で鬱にならない。
ということです。
自分には創作しかないと思いつめて必死になって作品を作って、作品を作っていない時間は、「何で作品を作っていないんだ?」と自分を責め続けていました。
これは漫画の持ち込みに行った1年ほど前に、編集者に2か月かけて作った作品を「全然描いてねえじゃん」と言われ、量産していないことに対して責められた経験がトラウマとなっているからだと思います。
何のために作品を作るのかがわからなくなって、作品を作れない自分=ダメ人間だと、自分を必要以上に責め続けていました。
最近になり、創作界隈で新たな仲間を得ることに恵まれ、その人たちと一緒に作業会をしたり、作品を見てもらったりする中で、作品を作ることが楽しいと感じるようになっていました。
きっとこの感覚が大切なのだと思います。
何の為に創作するのか、それは自分の為。自分の為に作った作品が他者の心にも届くのだという意識をまず初めに持つことが、創作をずっと続けていけるコツだと思います。
子供の頃に誰の為でもなく、自分が楽しいと感じて落書きをしていたあの頃のように。
創作を一生続けていけるコツを私は見つけた 木谷日向子 @komobota705
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
参加中のコンテスト・自主企画
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます