応援コメント

第十四話 糸口」への応援コメント

  •  万葉集や続日本紀で「日並皇子」と呼ばれている草壁皇子の登場ですね。
     日並の名は、日の神(天照大神)の子孫として「日の皇子」と讃えられた天皇に並ぶ存在として皇子を賛美したものらしいですが、日本書紀で人柄や事績について具体的な記述はないみたいですね。
     天武天皇の葬儀の責任者になり、天武天皇の葬儀に二年以上かかったのは政情不安定(あの方の反乱とか)の中、草壁皇子を皇位の継承者に位置付けるのに時間が掛かったという見解もありますね。

     確か民俗学者の谷川健一氏は著書で(多分『白鳥伝説』だったと思いますが)「草加」が元々「日下」で「ひのもと」と関係あるという説を仰られてましたが、草壁が「日下部」で日並皇子とは「ひのもとの皇子」なんて意味もあるのかも知れないと一寸思いました。

     サブタイトルみるとライバルのあのお方の名がありますね。

    作者からの返信

    麗玲さま
    いつもお読み下さりありがとうございますm(__)m

    草壁皇子はその名前くらいしかしっかりとわかることがありませんので、彼の性格や言葉遣いはわたしの想像です。その他、ほぼ名前だけのキャラクターばかりですが、そう思って楽しんでいただきたいです(*^^*)

    「くさか」「べ」の「草加」=「日下」は確かに「ひのもと」と読むことも出来ますね!
    ひのもとの皇子……名前で既に皇太子を意味しているようにも思われます。

    彼の活躍は亡くなるのが早くて、あまりないようですね。色々なことに翻弄されたのでしょうが、彼が何を思って生きていたのか想像で保管していきたいと思います。

    ライバルのあの方、こちらも想像しつつ描いております。

  •  更新ありがとうございます♪
    なんと雅な雰囲気な今話。
    楽しく拝読致しました。どうやら千歳は『草壁の皇子』と絡みがある様子。ただの防人の千歳
    とやんごとなき皇子との関係(๑•ૅㅁ•๑)ムー?
    展開を見守るしかない様ですね!
    更新楽しみにお待ちしてます^ ^

    作者からの返信

    カダフィさま
    いつも応援頂きありがとうございます!

    日本史を授業で聞いたことのある人なら、『草壁皇子』の名に聞き覚えがあるのではないでしょうか?
    ただの防人であったはずの千歳と彼の関係のヒントは、過去話にあったりします(笑)
    詳しくは次話にて、ですね。
    またのお越しをお待ちしております!