第11話 アルビノと哀れな熊

「さて、始めるぞ」


『FBエリアに入りますか?

YES or NO 』


「じゃあ入るぞ、アーツは使うなよ」


「うん」


「わかった」


▷▶︎▷▶︎FBエリア▷▶︎▷▶︎


「よし、じゃあ戦闘の準備をしろよ。」


「そういえば、私の装備ってどうやって変えるの?」


「ん?あ、そういえば、言ってなかったな。今から見せるから真似してみろ。【炎斬】展開。こんな感じだ。やる時は、頭の中で言うか言葉にするのもどちらでもいいが、ちゃんと想像した方が強くなるぞ。あとリンの場合は、【銀斬】だ。」


「うんわかった。【銀斬】展開。できたこんな感じ?」


「そうだ、後は他にも【槍】(そう)、【杖】(じょう)、【弓】(きゅう)、とかがあるな後は、語呂が悪い時なんかは、例えば、【シルバーソード】とかでも大丈夫だ。まぁあとはこんなことも出来r」


ドン!


「っとお出ましだな。東のFBは、熊か、えーと【鑑定】まぁこんなもんか。リン、やってみろ」


「えっ?お姉ちゃん1人?」


「そりゃあそうだろ。装備試しに来たんだから。」


「あっそっか、じゃあお姉ちゃん頑張って。」


「うん」


「まぁ装備を試しにきたもあるんだが、多分1発で終わるぞ。」


「え?」


パーーン!!


「ほら瞬殺そりゃあんだけのステータスと装備の効果がありゃあそうなるわな。」


「うわぁこれはひどいね。」


「終わったよ。」


「おう、お疲れ様。じゃあこのままSCBに挑むぞ。」


「わかったー」





----------------------------------------------------------

FB鑑定の結果

Lv.20

種族:ローアベアー

HP:1000

MP:300

STR:53

ATK:32

VIT:25

MDF:10

INT:10

RES:30

DEX:10

AGI:13

LUK:17

スキル

咆哮・切り裂き・威嚇・突進


《モンスターにはスキルのLvはありません》

----------------------------------------------------------

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る