第9話 アルビノと装備

「さて、まぁ話すって言ってもあんまねぇな強いて言うなら、俺とリンのNPC関連だろ。」


「そうだよね。まずはさ、プレイヤーってバレないようにさ装備買えない?」


「そうだな」


「どうやって変えるの?」


「あーそりゃ俺とリンならなんでも作れるんじゃないか?と言うかもう装備とかは揃ってるから変えてくれ」


『プレイヤー:ジンから銀竜シリーズを貰いました』


「何これ?」


「なんて言う装備なの?お姉ちゃん」


「銀竜シリーズだって」


「銀竜?何それ?」


「あーそいつは、第1シークレットボスの素材で作ったやつだ。」


「何?シークレットボスって」


「フィールドボスの特殊バージョンみたいなやつだ。」


「何それ!すごい!お姉ちゃん着てみて。」


「わかった。って言ってもどうやって変えるの?」


「あーステータスから装備の項目をタップしてみろそっから行けるぞ」


「わかった」


5分後


「お兄ちゃん、私にはこれは銀竜装備に見えないんだけど?」


「そりゃ見た目変えまくったからな」


「?まぁいいや今更だし、それでお姉ちゃん効果はどんな感じ?」


「これ」


銀竜シリーズ

武器:変化型銀竜武器( 全sp10%アップ)

頭:無し(透明状態の仮面が着いている)

上:変化型銀竜装備上(全sp10%アップ)

下:変化型銀竜装備下(全sp10%アップ)

靴:変化型銀竜装備靴(全sp10%アップ)

【セット効果】

装備の上昇%5アップ

アクセサリー

変化型銀竜装備5つ(スキル、感覚スキルが1つずつに着いている)


「何これ!」


「お前さっきからほとんど何これしか言ってないな。」


「だから、早く説明して」


「わかった、まずは、この変化型の部分だな、これは読んで字のごとく形を変えられる。だから今は

上半身装備が、パーカーみたいなもので下半身装備が、まぁホットパンツより少し長めのやつだ。後は、靴は、まぁスニーカーだな。アクセは、チョーカー、ピアスとかになっている後は見ての通り色は銀竜装備なのに、明るめの黒だな。」


「すごい!後でさもしかして私のフェアリーシリーズも変化型にできる?」


「おうできるぞ、さて次にこのsp上昇10%だなこれは、加算型だ。10%+10%で20%てな感じだ」


「じゃあこれは、spが高くないとあんまり強くないんだね。」


「そうだなまぁ今のリンなら大丈夫だ。次にアクセの追加スキルだな。これは、シークレットボス討伐報酬のスキルストーンを使ったら着いたな。スキルの効果は聴覚だったら耳が良くなるとかだ。」


「スキルストーン!?そんなのあるの?」


「ああ、まぁ構造は理解したから今俺が持っているスキルでなら作れると思うぞ。」


「じゃあ、今度――を作れる?」


「おうできるぞ。今度やっとく、さて次は俺の装備を見てくれ。」


神鳥(フェニックス)シリーズ

武器:全変化型神鳥武器(リンと同じ)

頭:無し(リンと同じ)

上:全変化型神鳥装備上(リンと同じ)

下:全変化型神鳥装備下(リンと同じ)

靴:全変化型神鳥装備靴(リンと同じ)

【セット効果】

リンと同じ効果

アクセサリー

全変化型神鳥装備6つ(リンと同じ効果のやつと第六感のスキルが着いた装備)


「まぁこんな感じだな」


「もうお姉ちゃんと同じ効果っておかしすぎるよ

ん?ねぇこのさ【全】の部分って何?」


「あーそれな、俺今さスキルのおかげで色んな姿になれるんだよ。だけど変化型のままだとその人型のやつしか出来ないが全が着くとどんな形にもなれるそれこそスライム装備とかでもな。」


「何それ!お兄ちゃんのステータスにそんなスキルあった?」


「あーこれな色んなスキルの相乗効果だ」


「へーどれくらいの数のスキル?」


「23だな」


「えっ?そんなに?」


「ああ、まぁ今はアバター設定のままだが、NPC、プレイをするのにちょうどいいからな。そういえばリン、23のスキルはさすがに圧縮できなかったが、10まではできたからこのスキルストーンやるよ。」


「ねぇお兄ちゃんもうあんまり驚かなくなってきたけど。圧縮ってそのままの意味?」


「あーそうだ10個のスキルを圧縮して作ったスキルだ。」


「へ?スキルって作れるんだ。お姉ちゃんどんな名前のスキル?」


「ん?【変化のスキル】だって効果は毛は自由自在

身長体重とかは5までは変化可能だって」


「お姉ちゃん、5ってどのくらい?」


「体重は5㎏、身長は5cm、鼻の高さとかは5mmだって」


「へーすごい!ちょっと5cm背上げてみて」


「わかった、こんな感じ?」


「おーお姉ちゃんがが大きくなった!134に5追加だから、おー139じゃん」


「まぁそのスキルはその辺にして次行くぞ。」


「わかった説明して」


「おう、じゃあ第六感のスキルだなこれはほとんど気配察知と同じだ。少し違うところは、危険感知ができるくらいだ。」


「へーそうなんだ。」


「じゃあ装備も変え終わったし仮面の透明状態解除して外に行くぞ。」


「行くって言ってもどうするの?」


「そりゃあ装備を試すに決まってんだろ。」


「そっかじゃあ行こ?お姉ちゃん。」


「わかった」






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