4.Black Girl Eater.
むしゃり。
─お腹が空いた。
─食べても食べても満たされない。
中に入っていく物は全部溶けてアナから抜け落ちてしまう。
むしゃり、むしゃり。
─お腹が空いた。
─どれだけ大きくても満たされない。
直ぐに溶けて消えて無くなるから意味なんて無かった。
むしゃり、むしゃり、むしゃり。
─お腹が空いた。
─どんなに美味しくても満たされない。
ただ美味しいだけで余計お腹が空いてしまう。
むしゃり。
─お腹が空いた。
ある日お父さんがとても美味しい物を食べさせてくれるって言ったの。
─どうせ何を食べたって満たされないのに。
でもね、そこには何にも無い暗い部屋でお父さんしか居なかった。そしてね、包丁をもってこう言ってくるの。
─お前は生まれるべきじゃなかった、だって。
酷いでしょう。ただお腹が空いたから沢山食べてるだけなのに。それの何がいけないのかしら。お父さんだってお腹が空いたらお母さんの料理食べるのに。
だからそんな酷い事を言うお父さんを食べてあげたの。私の空腹を満たす事を悪い事みたいに言うお父さんなんか居なくて良いの。
お父さんなんて当たり前の食べ物より何にも美味しくなかった。嘘付きは駄目ってお父さん言ってたものね。だから悪いお父さんにお仕置きしてあげた。
暗い部屋の中でお母さんが泣きそうな入ってきた。それで直ぐに私を抱きしめてくれた。涙を流して「ごめんね、ごめんね」って聞いてて悲しくなる位の声でずっと謝ってたの。
その時のお母さんはとっても暖かくてお父さんより食べたら美味しそうだったのよ。でも私はそこまで食いしん坊じゃ無いから食べなかった。お母さんはお父さんより酷い事を言わないもの。
外に出ても居るのはお父さんと何も変わらない美味しく無い物しか居ないと思ってたらとびきり美味しそうな人が居たの。
名前は七之瀬 刃って言ってね。他の人と全然違って私を満たしてくれそうな身体をしていた。私と似ているようで違う。どんな味がするのか気になって気になって仕方が無いの。
─お父さん、私漸くお腹いっぱいに成れそう。
────────────────────
むしゃり、むしゃり。何かを食い破る様な咀嚼音が森の中で響く。今の時間帯は真夜中、月の明かりがほんのりと暗い世界を照らし、闇に包まれた物をほんの少しだけの色を取り戻し、幼い少女の像を映し出す。
むしゃり、とそんな音と共に辺りにビュウビュウと風が吹き付ける。木々は揺れ動き、森の中に居る少女の長い髪をたなびく。
長い髪、それは少し違う。棚引いたそれを髪と言うにはは言い得て妙だった。月の淡い光が映し出すのは美しい黒では無く、何処までも何処までも深い闇。木々と共にそれはゆらゆらとその身体を動かす。
動いていた闇は獣の様口の様な形をしていた。ライオンやその他の肉食動物とは違い其々長さが違い目らしきものも無いとても歪な形状。口らしき部分からはダラダラと流れ落ちていく青い液体。まるで飢えたハイエナの如く今か今かと餌を欲している。闇を操っているのは幼い少女。いや髪の先から付いているのが闇。それは彼女そのものだった。10にも満たない少女の瞳は青く輝いているが底にあるのは欲に飢えた獣の目。
少女は軽く手を振りかざし闇に命令を下す。闇はその指示に従い木々の幹に食らいつく。刃物の様に尖った闇の牙が木の皮をガリガリと抉り出し一瞬にして姿を消す。闇は抉り取った木の幹を咥えたまま顔らしき部分を天に上げ牙を立て粉々になるまで食い荒らしゴクン、と大きな音を立て飲み干す。
『─────────!』
しかしそれは闇の身体から青い唾液となって溶け落ちていく。空腹を満たせない闇は怒りに震え、ノイズの様な叫び声を上げる。直ぐ様先程抉り取った木の葉部分に牙を向けむしゃむしゃと欲望の儘に食い尽くす。
『──────■■■■■■!!!!!!』
またもや食べた物体は闇の口の中に呑まれるも青い唾液として地面を汚していく。怒りのボルテージは一気に限界まで行き暴虐の限りを尽くし始める。
一通り森を喰い尽くした闇は少女の黒い髪に戻っていき青い唾液も闇共に吸い込まれていく。
辺り一面にあった大量の木々はその姿を消し残っているは残りカスであり地面に撒き散らされている。少女は不満気に荒らされた森をほんの少しだけ見つめ光り輝く月へとその視線を移す。
「こんなにも食べてるのにどうしてお腹いっぱいに成らないのかしら。月くらい大きな星でも食べれば少しは満たされるわよね?」
月にその手を伸ばし語り掛ける。闇、少女は食べても食べても満たされる事の無い空腹を納められるかと問い掛ける。未だ無くなる気配の欲望に少女はそれを埋める
「美波お嬢様また森を荒らしているのですか?幾ら黒滝家の私有地と言えどこうも毎晩荒らされては何れ無くなってしまいます。御母上もご心配為されている事ですしもう戻りましょう」
その影は少女の付き人だった。黒いスーツに光の見えないサングラス、引き締まった身体に見た者を威圧させる顔付き。しかし黒い髪を手で棚引かせた少女、黒滝美波は一切の恐怖を見せず付き人の方へ顔を見せる。彼女の顔を見た付き人は少し震えていた。大の大人である付き人が幼稚園児である美波を見て産まれたての子鹿の如く震えている。
美波には誰も逆らえない。逆らえば直ぐ様証拠も無く消されてしまうからである。その証拠に今目の前で十分も持たず消されたつい昨日まで生い茂っていた森に加え、美波の父親まで消されているからだ。
最初こそ美波の父親が死んだという事実に戸惑っていた。何の証拠も無く姿を消し死体すらも存在していないと言う死すらも認識させない事件。しかし美波の母は夫の死を断定させた。明らかに可笑しな事件に対して何かを探る素振りすら見せずに。
当然それを断固として認めぬ人間も居た。美波の父親の両親、祖父と祖母だ。元々黒滝家は代々家系を継ぐ和の高品位な家であり跡継ぎである息子が一切の消息を絶ち操作もしないとなれば激怒する。
しかしこの二人も直ぐに美波に消されてしまった、付き人達の前で一瞬にして跡形残らずに。それを見た人間は母親を除き全員恐怖した。何時自分が殺されるか分からない状況を離れたいが実行した瞬間に消されるのは日を見るより明らかだった。
これにより実質黒滝家は母親、美波のものとなった。黒滝家は今も何もなかったかの如く存続している。
「フフフッ♪」
家に帰り森で少しは疲れ、汗をかいてしまったので美波は今風呂に入っている。透きとおった湯から出る湯煙が風呂場に広がっている中、少女は笑う。
美波が今考えているのは今日初めて会話をした少年についてだ。七之瀬刃、目が死んでいて無表情の少年。美波が刃を初めて見た時思った通り他の人間とは大分違った様に見えた。先ず他の園児達とは元気が一切無かった。他の子達は外でも中でもある程度は遊んでいる。
美波はただ単に大人びていてついていけないだけだが刃の場合は精神が擦り切っている為遊ぶなどは一切しない。それに刃は美波の『暴餓者』を見てもあまり反応しなかった事も要因だ。
決定的なのは美波は彼の身体の奥底にある『何か』に惹かれていた。その何かは刃の無尽蔵である∞エネルギーだ。
黒滝美波、彼女は生まれ付き慢性的な空腹を持っていた。どれだけの食事を摂っても満足感が一切現れない。
その原因は彼女の生まれ持ってしまった異能力だ。この世界の能力持ちはランダムで持ってしまう事がある。遺伝も例には有ると七支菜刃は設定しているがどちらにしても完全に不幸としか言え無い。
その能力は『
しかし刃の持つ初期設定で修正されていない刀剣鍛治以外の能力の∞エネルギーには限界がある。暴餓者以外は時間は掛かるが自然回復する。
だが暴餓者は自然回復出来ず他所から供給しなければ回復出来ない。更にデメリットとして供給出来なければ『満たされる』と言う事が無くなり、それに耐えられなければ廃人まっしぐらだ。
であるたる為他から供給に無理があるランダムでは無く彼女は遺伝で得た能力だ。
摂食欲求が限界にまで達すれば肉体の身体能力が上がる。最後の足掻きとも言えるがこの場合は早く摂取しろと言う身体の訴えだ。
美波はそこらにある物質を食す事で何とか数年間我慢し続けた。しかし刃と言う少し掘っただけで金が大量に出て来る金山を見つけてしまった為いよいよ我慢が効かなくなり、身体も限界に達し始めていた。
その証拠に美波は今日刃を追い掛けた時の異常な身体能力はそれが原因である。美波は近々刃がエネルギーが供給しなければ死ぬ。刃は普通に美波を拒否している為彼がエネルギーを出してくれるかは分からない。
「七之瀬君早く会い《食べ》たいなぁ」
彼女は湯船の中で指を合わせ刃を想う。彼さえ居れば他に何もいらない。彼が居れば私はお腹が空かなくなる。そんな事をずっと考えている。仕方の無い事と言えば仕方無いのだが。
美波は湯船から立ち上がり風呂場から出て行く。湯気と共に歩く顔が赤い少女の姿は幼いながらに妖艶であった。
◆◆◆◆◆
彼が一人になった時は直ぐに捕まえて閉じ込めてしまおう。そうすれば七之瀬君はずっと私の物だ。
漸く満足出来ると思うと興奮が止まらない。現に私の髪の何かも彼とあってからソワソしている。この子も食べたくて仕方無いのだろう。
私が産まれたときからこの子は一緒に居る。寝る時でも食事をする時でも何処までもずっと一緒。
ずっとお腹が空いてしまうのも一緒。だから彼を食べるのも一緒。独り占め出来ないのは少し残念だけれど七之瀬君を食べられるのならどうでもいい。
早く七之瀬君に会いたい。
中庭から見える月を眺める。その淡い光は私の黒い髪を輝かせた。それはまるで私を祝福し、行くべき道を指し示しているかの様。輝く月は彼ととても似ていてとてもとても強い光を持っている。
「待っててね私の
今宵の月は満月だった。
────────────────────
「おはよう美波。どうしてそんなにソワソワしているの?」
「おはようお母さん。えっとね………」
母が起きて来た私に挨拶をして来る。やっぱり一晩寝ても興奮は冷め切らい様で自分でも気付いてい無かったみたいだ。
お母さんに私が満足出来そうな
お母さんの作ってくれた朝食を食べて幼稚園に行く準備をする。準備をすると言ってもただ制服を着て髪を梳かすだけの簡単な事。でもあの子が動くとあんまり意味が無くなってしまうけど。
「お父さん行ってきます」
………………………、返事は無い。それもその筈だ。お父さんは大分前に食べてしまったからもう居ない。
七之瀬君はお父さんみたいに味がしないなんて事は無いわよね?
付き人が運転する車に乗って幼稚園に向かう。ふと窓を覗いてみれば一台の自転車が走っていた。子供を後ろに乗せる所謂『ママチャリ』と言うやつだろう。
私は車で来るしそもそも家に自転車は無いしお母さんもそう言う事はしないと思う。私にとっては一生縁が無いものだろう。
「もう少しスピードを下げて」
しかし私は喰い付いてその自転車を見ていた。何故なら後ろに座っている子供に目を奪われたからだ。ぶっきらぼうな顔で欠伸をし、光の無い瞳で外の景色を見ている茶髪の子。
そんな子供は私の知る所でたった一人しか居ない。
「七之瀬君だ」
私はつい彼の名前を読んでしまう。彼は此方に気付くことなく眠たいのか瞼を閉じてしまう。あの様子だと相当眠い様だ。彼の姿が段々と視界の端に移っていきやがて消えてしまう。
幾らスピードがゆっくりと言えど車と自転車では速さが段違いだ。直ぐに彼は視界から消えてしまう。七之瀬君が見えなくなって残念だ。けれども直ぐに会えるので良しとする。
「お嬢様到着致しました。行ってらっしゃいませお嬢様。どうか良い一日を」
「ありがとう」
車から降りて直ぐには幼稚園の玄関に向かわずに園門の前でずっと立つ。他のお母さんや子供が見てくるが構わずに居る。
七之瀬君を待っているのだ。早く彼に会いたくてしょうがない。
ウキウキして待っていると七之瀬君のお母さんらしき人が快活な顔で赤ちゃんをおぶりながら自転車でゆっくりと漕いでくる。
後ろに居る七之瀬君は母親とは正反対で気怠そうな顔をしていた。
「おはよう七之瀬君」
「……………」
私が挨拶をしても返事も無く顔すら見ず幼稚園の中に入ろうとする。そんな七之瀬君に母親が待ったをかける。
「コラコラ刃。挨拶されたら返さなきゃ駄目って言ったでしょう。それにこの娘昨日刃が言ってた美波ちゃんよね」
「……そうだけど」
「なら尚更しなきゃ駄目じゃ無い。刃のたった一人の友達な「いや先ずコイツを友達となった覚えなぞ一つも無い。ただ一方的に話し掛けられただけ。しかも跡を付けられたんだって行ったじゃん。それにさっき車で通ってったコイツにすんごい見られてたんだけど一種のホラーだよ。と言う事でコイツは友人じゃ無いしストーカー紛いな事をやってる将来ストーカー有望な人間に挨拶する義理は無い」
酷い。確かに昨日は私が一方的に話し掛けたけれどもちょっと追い掛けただけでストーカーよばわりはあんまりだわ。
「言い過ぎよ刃。ご、ごめんね美波ちゃん。あ、私は刃の母の七之瀬燈子です。刃と(友達として)仲良くしてもらって有難うね。刃は起きたばっかりで少し機嫌が悪いだけだから気にしないでね。ほら刃も謝って」
「お母さん俺機嫌関係なくコイツの事苦手、嫌いなんだよ」
罵倒は置いといて驚いた。七之瀬君は全く喋らないから普段でもそうなのかなと思ったけれどその様子だと家では違うみたいね。昨日私と喋る時にだってその位喋ってくれたら良いのに。七之瀬君のお母さんが羨ましいわ。
「いえこちらこそ七之瀬君には(餌として)仲良くさせてもらっているつもりです。昨日話したばかりなのですが………」
「そんな事言わないでこれからも刃と仲良くしてあげて頂戴ね。ほら刃せっかく綺麗な娘なんだから交流位深めたら?」
「えぇ…それ言ったら他の子やお母さんだってみんな同じ位綺麗だよ。いや性格含めたらコイツ多分最悪、というか災害的だから
うぅ……。七之瀬君って名前通りに傷付けるのね。流石の私でも少し悲しいわ。これでも他の子に比べたら結構綺麗だだと思うのだけれども。
「ハァもう良いから挨拶をちゃんとしてね。お母さんもう行くから。じゃ刃言ってらっしゃい」
「分かったよ。行ってきますお母さん。ハァ…………すんごい嫌だけおはよう」
「おはよう七之瀬君。朝自転車で乗っている時どうして眠そうにしていたの?」
「…………………………」
七之瀬君と一緒に玄関の方へ入りながらお喋りをしようとしてもだんまり。それどころか私から離れていく。
「どうして私を避けるの?」
「………………………」
直ぐに七之瀬君に近づいてみる。やっぱり七之瀬君は他の人と違って何処か美味しそう。でもぐっと我慢して何故私を嫌っているのか聞いてみる。しかし返ってきたのは沈黙だ。私の方に目を合わせようともせず真っ直ぐに幼稚園の方へ視線を向けている。
「むぅ…………」
「………………………ォェ」
「…………ひどい」
七之瀬君のお母さんと私だと対応の差が天と地、月と鼈の差ぐらいある。食べてしまう前には聴いておきたいのに、全く相手をしてくれない彼に頬を膨らます。それを見た彼は嫌そうな顔どころかォェと気味悪がる。
「もう七之瀬君なんて知らないわよ」
適当に釜をかけて、七之瀬君より前に出る。チラリと横目で後ろを見ていると、
「…………ヨシッ」
と言って拳を上げていた。何で私こんなに七之瀬君に嫌われてるんだろう?七之瀬君を食べようとしただけなのに。何で皆して私が空腹を満たそうとするのを邪魔するの?
そんな事を考えている内に廊下を抜け教室に着いてしまう。結局七之瀬君とは何一つとしてお喋り出来なかった。
折角初めて
「覚悟してよね
「!…………………」
その言葉にほんの少しピクリとしながら七之瀬君は教室に入っていき持ち物をロッカーに仕舞う。私もそれを見てロッカーに仕舞う。
「皆おはよ〜」
朝の会が始まり皆に好かれている女の先生が大きな声で挨拶をして来る。私と七之瀬君以外は元気に挨拶をする。私は少し小さな声で挨拶をする。七之瀬君は相変わらず窓の外の何処かを見ている。挨拶する気なんて更々無さそう、いや完全に無いわね。
「コラッ刃君ちゃと挨拶しなきゃ駄目でしょ」
「酷いよ先生僕ちゃんと挨拶したのに。…………先生は聞いてくれなかったの?」
「ご、ごめんね刃君。先生刃君がずっと窓を見ていたからてっきり」
先生に注意された七之瀬君はさっきとは全く違う性格で話している。関心の無さそうだった大人びた性格から年相応の反応をする幼い性格に変えている。
本当の七之瀬君はお母さんと話している時や私に文句を言っていた時ね。
そう考えると段々と無性に腹が立って来た。此方は七之瀬君とお話がしたいのに無視しかしないのに先生ですら性格は変えてでも一応話しをしている。それに以前から話しかけて来た他の子達でもほんの少しはお喋りしていた。
七之瀬君が会話するのは話しかけられた来た時だけなのに私から話し掛けても構ってくれない。
イライラする。お腹が空くよりも今は何故かイライラする。この子もウズウズしている。
そっと七之瀬君を睨み付けても此方に顔も見せずにヘラヘラしている。私はこんな気持ちだと言うのに。
決めたわ。どうしてそんなに私を避けるのか、嫌っているのか、構ってくれないのか。絶対に突き止めてやる。そうで無ければ私もこの子も腹の虫が収まらない。七之瀬君を食べるのは無しね。
七之瀬君の心の内を全て明かさせてから食べ尽くしてあげる。私をこんな産まれて初めてイライラさせた事絶対に後悔させてあげるわ。
この子も私の感情に付き動かされるように黒い髪と共にゆらゆらと動き始める。
「フフフ♪」
私はそれを見て何故かつい笑ってしまった。
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