朝、2人
シェンマオ
第1話
朝、アラームの音と共に起きた私は、隣で静かに眠る彼の髪を少し撫でてみる。
昨日お風呂に入り忘れていたせいで少し臭い
私はベッドから立ち上がり、シャワーと
朝食を手早く済ませる
それから用意していたキャリーバッグの中を再度確認した。
今日から旅行へ行くのだ、予定している飛行機の時間が刻々と近付いている。
さぁ出発だ、という所で忘れ物をしていた事に気付いた。
旅行に欠かせない大事な物だ。私は急いで部屋に戻り、キャリーバッグに詰めようとする。けど、どうにも上手く入らない。
仕方ないので、お気に入りの一つだけ持っていく事にした。残りはベッドに綺麗に並べておく。
時計を見て、慌てた私は車のドアを開けて助手席にキャリーバッグを投げ入れ、自分はエンジンをかける。
少し臭う車内、隣で眠る彼の寝顔を見て、私は車のアクセルを踏んだ。
朝、2人 シェンマオ @kamui00621
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます