第549話 影武者

「っ?!」


ビックリして足を止めたが、この金属製のクナイはレンヤの物。俺達に対する攻撃ではないのは当然だから…意味としては、前に進むなという事だろう。


「…………………」


俺達全員がその意図に気が付いて、今一度、周囲の状況を確認する。


レンヤは、どこにどうやって隠れているのか分からないが、姿を見付けることが出来ない。恐らく、近場の屋敷か、その敷地内に生えている樹木とかに隠れているのだと思うが…いや、今はレンヤの位置ではなく、そのレンヤが前に進むなと伝えて来た理由を探さなければならない。

レンヤの事だから、確信が有って俺達の足を止めさせたはず。俺達の実力を知っているレンヤが、それでも尚危険だと判断したという事は、かなり危険なものが待ち構えている事になる。


しかし、トラップの類ならば、レンヤが発動させて知らせてくれただろうし…


色々と考えながら周囲を観察していると、ふと思い出す。


「そう言えば……」


このジャノヤの街で活動していた盗賊団、ハンディーマン。その中には、俺達に気配を察知させずに動き回れる連中…ハンドが居たはずだ。

しかし、今のところ、連中の姿は見ていない。

同じ隠密系の者として、黒犬やレンヤが居るのだが、隠密術だけで言えば、ハンドの連中は、黒犬やレンヤの足元にも及ばない。

もし、ここにハンドの連中が隠れていたとして、俺達が近付くのを待っており、近付いた瞬間に攻撃を仕掛けて来る準備をしているとするならば、レンヤが止めたのも頷ける。ハンド達の戦闘力はそこそこだが、不意打ちとなると戦闘力はほぼ関係無くなる。

レンヤは、ここに隠れているハンドの連中に気が付いて、俺達に知らせようとしてくれているのだとしたら……


俺はそう考えて、三度みたび周囲を観察する。


しかし、特別変わった所は無い。


だが、もしハンドの連中が居るとするならば、隠れられる場所は限られている。


俺は刀を片手に持ったまま、腰袋へと手を伸ばす。


ハンドの連中が俺達に致命傷を与えようと考えるならば、まず間違いなく壁の外に居るはずだ。もし壁の中に居たとしたら、俺達に上手く攻撃が当たったとしても、追い討ちを掛ける為には壁の外側に出て来る必要が有る。なのに、壁の中に居ると直ぐに追撃は難しいし、俺達が壁にピッタリと張り付いて防御魔法を展開してしまえば、簡単に追い討ちを掛けられなくなる。何より、もし壁の中に居るならば、レンヤが俺達を止める必要が無い。

という事は壁よりも外側に居るはずなのに……何も無い。屋敷へと続く道、それを挟み込むように芝生のような背の低い草が生えているスペースが見えるだけ。

だが、そんな景色の中でも隠れる事が出来る方法は有る。レンヤのような忍の者ならば、直ぐに思い付く方法。地面に埋まるようにして隠れているか、地面の下に穴でも掘って隠れているか…所謂土遁の術というやつだ。


隠れている連中は、俺達が近くを通るのを今か今かと待っているはずだ。俺達が近付いた瞬間、全員で飛び出して一斉に襲い掛かる。隠れている事に気が付いていない俺達には、対処が難しい事だろう。


しかし、残念ながら、こちらにはその手のプロがいる。看破されてしまった土遁ならば、対処の仕方などいくらでも有る。

その中でも、最も簡単に出来る対処方法が……


ビュッ!


俺は腰袋から取り出したピンク色のカビ玉を、壁と俺達との間にいくつも投げ付ける。


ドドドドドドガァァァァン!!


爆音と爆風。そして衝撃が走る。


大爆玉によって、地面の殆どが破壊され、抉られ、吹き飛ぶ。


ドチャドチャッ!


ニルが直ぐにアイスパヴィースを使って、爆発の影響から俺達を守ってくれたが、地面に隠れていた連中を守ってくれる物は何一つ無く、叫び声を上げる間も無く爆発の餌食となる。

爆発は、隠れていた者達を簡単に吹き飛ばし、バラバラになった体の一部が、俺達の直ぐ近くに落ちて来る。


どうやら、隠れていた連中は、地面に埋まるような形で隠れていたらしく、血溜まりがいくつか出来ているのが見える。


「知らずに足を踏み入れていたら、大変な事になっていましたね…」


ハンドの連中に気が付けたから良かったものの、レンヤが教えてくれなければ、最悪殺されていたかもしれない。


壁の中に居た連中が攻撃を仕掛けて来なかったのは、ハンドの連中の動きに合わせて攻撃を開始しようとしていた為なのだろう。だが、突然、ハンドの連中が吹き飛ばされたのを見て、驚きの余りなのか、暫くは動きが無かった。まさか、俺達が何も無い場所を爆破するとは思っていなかったのだろう。

ただ、一応確認の為に壁にも一つ大爆玉を投げ付けておいたのだが、ほぼ無傷。壁の表面が少し崩れ、焦げた程度。やはり、防御はしっかりと固めているみたいだ。


俺が爆破したのは、正面のある程度の範囲のみ。どこから俺達が来るのか分かっていない段階で、ハンドの連中が俺達の到着した位置、つまり屋敷の正面だけに隠れていたとは考え難い。どこから来ても良いように、一定間隔で全周囲に隠れているに違いない。そうなると、ハンドの連中もまだまだ居るはず。

ここでハンドの連中とやり合いながら、壁の内側から攻撃を受けながら…というのは非常に辛い。さっさと壁内へと侵入するのが吉。


そう考えた俺達は、全員がほぼ同時に壁に向かって走り出す。


それを見てか、壁の中から思い出したかのように矢と魔法が飛んで来る。


矢はニルのアイスパヴィースによって完全に防がれてしまっているが、魔法も飛んで来ている。

アイスパヴィースもそろそろ限界だし、ここで魔法全てをアイスパヴィースで落とすのは無理だろう。


バキャッ!


俺の予想を形にするかのように、飛んで来たフレイムスピアの一本が、アイスパヴィースを破壊する。


「はぁっ!」

「やぁっ!」


ザンッザンッ!


俺もニルも、破壊される事は想定の範囲内だった為、即座に反応し、飛んで来る魔法攻撃を斬り落とす。

壁内の連中が魔法攻撃を行おうとした時、壁の上はシールドが張られている為、内側からも魔法は通らないし、正門は大きな石造りで攻撃を通す場所が無い。つまり、壁に空いている穴からしか攻撃出来ない為、穴を通せる魔法しか放つ事が出来ない。限定された位置からの、限定された攻撃となれば、俺とニルだけで十分に落とせる。


「シンヤさん!ニルちゃん!使って!」


後ろからハイネの声。


ズガガッ!


声と同時に、目の前に現れたのはウォールロック。垂直ではなく、壁側に傾いて現れたウォールロックは、俺とニルが壁の奥へと飛び込むのに丁度良い発射台となっている。


「「っ?!」」


俺とニルがウォールロックに足を掛けようかというタイミングで、隠れていたであろうハンドの連中が、左右の地面から起き上がる。

先程、俺が爆破した範囲よりも外側に居る為、即座に攻撃を仕掛けて来る事は出来ないが、壁内に飛び込むよりも早く、俺達に攻撃を仕掛けられる距離だ。

しかも、全部で十人程。相手にしている暇など無いというのに…


「行って下さい!!」


俺とニルが足を止めようとした時、後ろからピルテの声が聞こえて来る。


「…頼んだ!」


ハンドの連中十人となれば、ハイネとピルテには少し辛い相手。と思っていたのは、少し前の話だ。

ここに来てからの戦闘を通して、ハイネとピルテ…特にピルテの戦闘能力は飛躍的に上がった。

今更ハンドの連中が十人程現れたところで、最早相手にならないだろう。

俺とニルが壁内に侵入する事が出来れば、少なくとも壁内の連中は俺達に対処せざるを得なくなる。そうなれば、ハンドは壁内からの援護を受けられない。

つまり、ハイネ、ピルテ、スラたんの三人と十人のハンドの戦闘という事になる。単純な構図の戦闘において、ハイネ達が負けるはずがない。特に、ここには隠れる場所も無いし、正面からの打ち合いだ。ハンドの連中の長所は隠密術にこそ有るのに、それを捨てた戦法では、勝ち目など皆無だ。心配する必要は無いだろう。


俺とニルは迫って来るハンドの連中を完全に無視してウォールロックを駆け上がる。


タタタッ!


当然、行く手を阻もうとハンドの連中が動いて来るが…


「させませんよ!!」


ズゾゾゾゾッ!

「「「っ?!」」」


俺とニルを邪魔しようとした連中の目の前に、黒い壁のような物が現れる。

俺とニルを追わせないようにする為、発射台となっているウォールロックを取り囲むような形で展開されている為、俺とニルに接触しようとすると、その黒い壁のようなものを突っ切る必要が有る。


この魔法は、吸血鬼魔法の一種で、確か名前はブラッドセパレート。

ザックリとした説明をすると、吸い込むと気絶してしまうフェイントフォグとよく似た魔法である。

フェイントフォグは、空気中に吸い込むと気絶してしまう霧を発生させる吸血鬼魔法だが、このブラッドセパレートは、その霧を任意の形にして配置出来るというものである。

ただ、全く同じではなく、ブラッドセパレートの方が相手に与える効果が高く、少し吸い込むだけで即座に意識を刈り取る事が出来てしまう。

その代わり、効果時間は短く、効果範囲は狭く、必要となる媒体の量が多いと、使い勝手は一段と悪くなる。ハイネとピルテが言うには、戦闘ではまず使えない代物らしいが、相手を足止めする時や、トラップのような形で使う時には有効で、まさに、俺とニルに近付けさせないように足止めするには持ってこいの魔法という事だ。


「チッ!」


ハンドの連中は、よく分からない魔法を前に、突っ込んだりはせず、舌打ちをしながら足を止めたようだ。

俺とニルからは、ブラッドセパレートが視界を遮っている為、何となく状況を察するだけだが、ハンドの連中の姿が見えないという事は、足止めに成功したという事だろう。


ダンダンッ!


俺とニルは、横目にそれを確認しながら、ウォールロックを踏み切って、壁の方へと飛び出す。


「はぁっ!」

「やぁっ!」


バギィィン!!


俺とニルは、壁の上に張られていたシールドを破壊し、そのまま壁の向こう側へと飛び込む。


「ニル!頼む!」


「お任せ下さい!」


俺達の真下には、これまた大勢の敵兵達。

こんなに大勢で出迎えてくれるとは……これが、俺達を殺す為に集まった連中でなければ、大いに喜んでいたところだが…残念な事に、全員、俺とニルを殺す為に、武器を構えている。

俺が先に降りても良いが、ニルの方が上手くやってくれるだろうと考え、空中でニルの手を掴み、地面に向かって投げ飛ばす。


「突き殺せぇ!!」


「やあぁっ!!」


真っ直ぐに地面へと向かって落ちて行くニル。それに対して、槍等の長物を持った連中が、武器を上へ向ける。


カンッキンッ!

ザシュッ!


「ぐはぁっ!」


どうやったらそんな事になるのか…突き出された槍の一本に、ニルの盾が当たると、体がクルリと横へ回転し、他の突き出された槍を手足、盾で弾き、槍の側面を転がるような形で地面まで落下する。しかも、着地前に一人の男を斬り付けるおまけ付きだ。


タンッ!


「殺せ!殺すんだ!」


カンッキンッ!ザシュッ!ガシュッ!


「ぐあぁっ!」


「この!ぎあぁっ!」


華麗に地面へ着地したニルは、即座に地面を蹴って敵兵の中をクルクルと移動しながら敵を斬る。

まるで踊っているようにも見える柔剣術。転々乱波てんてんらんぱ

円の動きを特徴とした独特の移動方法は、相手に自分の軸を読ませない意図も含んでおり、非常に芯を捉えるのが難しい。

それ故に、相手の攻撃は尽くニルにいなされてしまい、ろくに当たらない。


タンッ!


ニルが周囲を掻き回してくれたお陰で、俺は安全に着地出来た。ニルも今回の戦闘で大きく成長してくれた。これ程頼りになるタンク役なんて、男女合わせてもそう居ないだろう。


目の前でニルが右に回転すると、突き出された槍が巻き取られ、戦華を振ると防御の薄い者が一人死に至る。敵の攻撃は最初からニルを避けて振られたかのように狙いを外し、ニルの攻撃は全てが急所に命中する。

敵も訓練されており、強い連中だということは間違いない。盾兵一人を見てみても、基本が出来ているし、攻撃を通すのは容易ではない。だが、それでも、ニルと比較すると圧倒的な差が有るように見える。


装備だけで見た場合、質の善し悪しで言えばニルの持つ装備の方が上だろう。ただ、相手の装備を切り裂ける程の差は無いし、防具としての役割を果たせるならば、それが原因で圧倒的な差が生まれているのではない。寧ろ、小盾と大盾で比較した場合、防御力が高いのは大盾だ。自分の全てを覆い隠せる程のサイズが有り、相手の攻撃を弾くという行動だけならば、大盾に勝る防具は無いだろう。

しかし、ニルの防御力は、ただ攻撃を弾くというだけには収まらない。躱す、いなす、ズラす、巻き取る…とにかく多彩な方法で相手の攻撃を無効化してしまう。

どっしりと構えて相手の攻撃を弾くだけの大盾では、ニルのような動きは絶対に出来ない。動けるタンク役。それがここまで恐ろしい存在だと、彼等は初めて知った事だろう。


「退けぇ!」


「やぁっ!」


俺とニルは、周囲の敵兵を次々と切り伏せながら、石畳の上を進んで行く。


壁の内側に入ったからと言って、直ぐに屋敷に入れるわけではない。


外壁の門から真っ直ぐに伸びる石畳の道を暫く進む必要が有り、屋敷までの間には、庭園や彫刻、噴水等、色々な物が在る。


敵は、その庭と呼ぶには大き過ぎる庭の中に、ゾロゾロと集まって来ていて、俺とニルは完全に取り囲まれている状態である。


「キリがありませんね!」


サシュッ!

「ぐあっ!」


ニルが一人の槍兵を切り伏せながら、俺に声を掛けてくる。


「それでも進むしかない!背中を守り合いながら突き進むぞ!」


「はい!」


俺はニルと背中合わせになり、動けなくならないよう、相手の持っている武器や防具を見て、倒して行く順番を見極める。


大盾の兵達は、倒すのが面倒である為、後回しにしたくなるが、盾を構えて円形に取り囲まれてしまえば、動けなくなってしまう。そうならないように、面倒でも盾兵を優先して片付ける必要が有る。

ニルでも盾兵の者達を何とか倒せなくはないが、力技で潰すのならば、俺の方が適任だ。しかし、頑丈な防具を毎度刀で押し潰していると、流石の桜咲刀でも耐久値が無くなってしまう為、俺は別の手段を取る事にした。


ダンッ!


「っ?!」


目の前に居た盾兵の一人。その目の前まで走り込む。


「このっ!」


ガッ!


盾兵は俺を吹き飛ばそうと、盾を突き出して来るが、半歩下がれば、盾は届かない。


「借りるぞ。」


「なっ?!」


俺は盾兵の持っていた大盾に手を掛け、思いっ切り引っ張る。


「うわぁっ?!」


盾兵は渡すわけが無いと盾を強く握っていたが、神力を使った力技には勝てず、俺に振り回されて、横へと飛んで行く。


ガンゴンッ!

「ぐはっ!」


「何やってやがる!」


盾を手放してしまった男と、その男が飛んで行った先に居た連中がぶつかり合い、地面の上に倒れている。


「ニル!!」


「っ?!はい!」


ザシュッ!

「ぐあぁっ!」


俺が大盾を手に入れたのを見て、ニルが目の前に一撃を与えてから、俺の近くまで寄ってくる。


「一気に行くぞ!」


「はい!」


俺は大盾を正面に構えて、地面を蹴る。


「止めろぉ!!」


ゴンッ!ガンッ!

「「ぐあぁっ!」」


盾を構えた状態で、無理矢理の突撃。


ここに居る連中を全て相手にしている暇など俺達には無い。さっさと突っ切る!


ガンッガンゴンッ!

「「ぐはぁっ!」」


ゴリ押しも良いところだが、これで切り抜けられるならば、それで十分だ。


俺が盾を前に構え突進し、敵兵を尽くき倒しながら突き進み、ニルがその後ろから付いてくる。


「何やってんだ!早く止めろ!」


「俺が止める!」

ガンッ!


「ぐあぁっ!」


盾が厄介ならば、こちらも盾を使って進めば良い。そう考えての行動だったが、これが予想外に上手く行き、屋敷までの距離を一気に突き進む事が出来た。


しかし、その快進撃も、流石に最後までは続かなかった。


「ぐおおおおぉぉぉぉっ!!」


「「っ?!」」


ガゴォォンッ!!


何者かの雄叫びが聞こえて来て、咄嗟に盾を手放して後ろへと飛び退いたとろこに、頭上から振り下ろされた棍棒こんぼうが降って来る。いや…棍棒にしてはかなりデカく、棍棒と言うよりは金属製の柱みたいな物だ。

盾は、その棍棒に押し潰されてグニャリと歪み、数人の敵が巻き込まれ、元の形が分からない程にぐちゃぐちゃになり、石畳も割れている。


「おいおい…危ないな…」


恐ろしい破壊力の一撃に、冷や汗が背中を伝う。


棍棒を振り下ろしたのは、上裸の男。

上半身は分厚い筋肉を纏っており、身長は二メートル近い大男。ギガス族の男だ。しかし、首や手足に枷をしており、奴隷である事が見て取れる。


このギガス族の男が、仲間ごと、文字通り棍棒で押し潰して、俺達へと攻撃を仕掛けて来るとは…いや、奴隷の大男には、選択の余地が無いのだ。彼に何かを思うのは間違っているだろう。


「ふふふ…」


「「っ?!」」


女の笑い声が聞こえて来て、俺達がそこへ視線を向けると、一人の女が立っていた。


百七十センチ程の身長に、長い黒髪、黒い革製の服は、胸元が大きく開いている。スレンダーな黒い革製のズボンを履き、キツい顔の女性。


「あれは…」


マイナ……いや、瞳が緑色だ。マイナの影武者だろう。


「貴方が例の男ね?」


手に持っているのは真っ赤なおうぎ扇子せんすと呼べば分かり易いだろうが、何やらゴテゴテとした見た目で、貴族の女性が持っているような物であり、扇子と言うよりは中世ヨーロッパで使われていた扇の方が近いだろう。

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