第518話 農夫達

「身勝手なのは分かっているが……俺達が死んだ後の事を頼む。ここに来ていない連中には、まだ生きる希望が残されている者達も居るんだ。盗賊達によるこれ以上の蛮行は…」


「ああ。任せてくれ。俺達が必ず止めてみせる。」


「本当にすまない。いや、恩に着る。恩を返す事は出来ないかもしれないが、シンヤ達の事は皆絶対に忘れない。」


「……ああ。」


「……よし!準備は終わった!!行くぞ!!」


「「「「「おおおおぉぉぉぉ!!!」」」」」


ビルノの声に呼応して、百人近い農夫達が、農具を片手に走り出す。


インベントリの中には、それなりの数の武器が入っている為、それを渡そうと思ったのだが、使い慣れた農具の方が良いと、彼等は武器を受け取らなかった。

農具でも戦えない事はないが…恐らく、死に行く農夫には贅沢過ぎる…とでも思っていたのだろう。無理にでも渡そうかとも思ったが、彼等は頑なに武器を受け取ろうとしなかった。渡されても使えないからと。

断られているのに無理矢理渡すわけにもいかず、結局、彼等は農具を手に走るしかなくなってしまったのだが、出来ることならば、それでも彼等の悲願を叶えて欲しいと思う。


ただ、戦況的に俺達が農夫達と共に戦う事は出来ず、手助けはほぼ出来ない。手出し出来ず、見る事しか出来ないのは辛いが…俺達はヘイトを集める役目。それを完璧にこなす事が出来れば、その分、農夫達の危険も減る。そう信じて、農夫達の元を離れた。


敵軍の全貌は見えていないが、今のところ、パペットの盗賊や奴隷らしき者達は見えておらず、合流はしていないように見える。俺達が派手に動き出せば、パペットの残党連中も合流する為に動き、街に向かった連中も急いで戻って来るはず。その団体が合流する前に、敵陣営の中まで斬り込めるかどうかが、取り敢えずの正念場だろう。


俺達は攻撃を開始する位置に隠れて、その時を待つ。


「最初は一気に敵を減らす。タイミングを間違えないようにな。」


俺の言葉に、ニル達がゆっくりと頷く。


「「「「「おおおおぉぉぉぉ!!!」」」」」


農夫達は、農具を持ったまま、盗賊連中の方へと直線的に走って行く。盗賊連中は、何事かと農夫達の攻めて来るであろう場所へと集まり始め、襲って来ている農夫達を見て、嘲笑ちょうしょうを浮かべる。

盗賊達としては、良い暇潰し程度の認識なのだろうが、それが命取りになると思い知らせてやらなければならない。


武器を抜いて、笑みを浮かべたまま、農夫達の突撃に備えている盗賊達。そんな盗賊達の中に、農夫の後衛…いや、正確に言うならば、農夫には戦術など分からないし、前衛も後衛も無い。皆農具を持っただけの者達だ。敢えて言葉にするとしたら、全員が前衛。つまり、後衛と言うよりは、単純に後ろに居る者達と表現した方が良いだろう。

その、後方に居る者達の中の数人が、大きなずた袋を盗賊達の中へと投げる。


空中を飛んで行くずた袋。相手には何が入っているのかなんて想像も出来ない事だろう。


ボスッボスッボスッ!


投げ入れられたずた袋が、地面の上に落ちると、その衝撃で口が開く。


ガサガサガサガサッ!


その袋の中から現れたのは、真っ赤な甲殻が特徴の赤虫。それが、とにかく大量に湧き出で来る。


見た目は小さなカナブンみたいな生き物で、一匹二匹程度ならば、色鮮やかな体色もあって、綺麗な虫だなと思える人も居るだろうが、数百匹という数が袋の中から飛び出して来ると、流石に気持ち悪い。虫が苦手な人が見たら、気絶するレベルだ。


ニル達女性陣は、虫が苦手!という程苦手ではないが、それでも腕を摩って身震いするくらいにゾッとする光景だ。

しかし、本当にゾッとするのは、その出てきた昆虫は毒を持っており、噛まれても死にはしないが、その代わりに激痛を感じさせる。スラたん曰く、麻酔のような、感覚を鈍らせる効果を持った物と正反対の効果を与える毒ではないかという事らしい。つまり、局所的に感覚を鋭くさせ、痛みを増幅させるという事だ。


健康な者でも気絶してしまうような激痛を感じ、心臓の悪い者ならばショック死する程の痛み。それを感じさせる事の出来る赤虫が、一斉に解き放たれる。

農夫達の突撃している場所は、敵の拠点の中でも特に光の少ない場所で薄暗い為、小さな虫が飛び回っていても、直ぐには気が付けない。


「ぐああぁぁぁ!いてぇぇ!」


「なんだ?!虫っ?!」


「あ、赤虫だ!!」


「ぎゃあああああぁぁぁぁぁぁ!!!」


赤虫は、俺が知っていたくらいなのだから、この世界ではそれ程珍しい生き物ではない。当然、盗賊も赤虫についての知識くらいは持っていて、飛び出して来た赤虫から一斉に離れていく。しかし、赤虫は、カナブンと同様に、飛ぶ事が出来る。


ブブブブブブブブブッ!


赤虫が音を立てて飛び回り、それに襲われた者達が、痛みに絶叫しているのが聞こえてくる。


本来、赤虫は大人しく臆病な生き物で、人に対して攻撃を仕掛けるという事はあまりない。ただ、身の危険が迫れば、当然自己防衛の為に攻撃を仕掛けてくる。農民達の手によって捕らえられた時点で、赤虫は身の危険を感じていただろうが、農民にとって、赤虫を適切に扱う事など朝飯前。いくら攻撃したとしても、簡単に捕らえられてずた袋の中に詰め込まれてしまう。その直ぐ後に解放された赤虫は、一匹残らず臨戦状態。そこに人が居れば、身を守る為に攻撃するのが当然の流れだ。赤虫は昆虫で、農夫と盗賊の違いなど関係無い。


「クソッ!どこにいるか分からねえ!」


「虫如き燃やしてしまえ!」


「馬鹿か!こんなところで火魔法なんて使ったら俺達まで丸焦げだ!」


「だったら何でも良いからさっさとどうにかしろ!このままじゃあああぁぁぁぁぁ!!」


どうやら盗賊達への嫌がらせは上手くいっているらしい。それでも、被害を与えられたのはせいぜい数十人から百人程度。全体から見れば微々たるものだ。実際に被害を受けた者は憤りを感じているかもしれないが、全体では動くに値しない程度の被害。上々な滑り出しだ。


「そろそろ準備を始めるぞ。」


「はい。」


俺がニル達に声を掛けて、魔法の準備を始める。


「うおおおおぉぉぉぉぉ!!」


「馬鹿野郎!出過ぎるな!」


「死ねえぇぇぇぇ!!!」


ザシュッ!!


俺達が魔法陣を描いている間に、農夫の中の数人が、自分の感情を抑え切れず、農具片手に前へと出てしまい、盗賊に直接攻撃を仕掛けるのが見える。赤虫の作戦がそれなりに上手くいって、今ならば行けるかもしれないと思ったのか、それとも、単純に目の前の者達に対する殺意を抑えられなかったのか…どちらにしても……


「ぐっ!痛てぇな!!」


ガシュッ!

「ぎゃああぁぁぁ!」


日々の生活で使っていた農具は、刃が立っておらず、切れ味は悪い。それでも、ある程度の傷は負わせられるが、急所を狙うような余裕など農夫には無いし、相手は防具も身に付けている為、簡単に攻撃は通らない。大した怪我を負わせる事も出来ないまま、農夫は盗賊の男に斬られて、その場に倒れ込む。こちらの農夫が使っている農具とは違い、質が悪い物だとしても、相手が使っているのは武器だ。相手を殺す為に作られた物と、田畑へ使う事を目的として作られた物では、攻撃力に雲泥の差が有るのは当然の事。


ザクッ!

「ぐっ……………」


斬られて倒れた農夫の男に対して、盗賊の男がトドメの一撃を突き下ろす。

直ぐに倒れていた農夫は動かなくなってしまった。


「くそっ……」


俺は、それを見ていることしか出来ず、思わず口から悪態が出てしまった。それでも、ニル達は何も言わず、同じような感情を表情に出して盗賊達を見ながら、急いで魔法陣を描いている。


最初の魔法攻撃は、俺、ニル、ハイネ、ピルテの四人で行う。スラたんはそもそも魔力が少ないし、魔法をぶち込んだ後、直ぐに切り込む役目が必要な為、それをスラたんに任せたいのだ。一時間程度の休憩が取れたとはいえ、体力が完全に戻ったわけではないので、あまり無理をしないように伝えてあるから、深く切り込んだりはしないだろうが、魔法の後に間髪入れずに攻撃するのは戦闘において非常に重要な事の一つである。それを最も効率良く活用出来るのは、足の速いスラたん以外に無い。


「ぐあぁぁっ!」

ザシュッ!


また一人、農夫が盗賊に殺されてしまった。


「っっ!!」


「スラたん!」


思わず走り出そうとしたスラたんに強く言葉を掛けると、スラたんは前に出そうとした足を止めて、歯を食いしばる。


「彼等が命を懸けて戦ってくれているのは、俺達が更に大きな被害を出してくれると信じているからだ。ここで助けに入れば、それこそ、彼等の死は無駄になる。」


「…分かってる…分かってるけど……」


ブルブルと震える程に力んだ手足。


「スラタン。彼等はここで死ぬ事を望んでいるとさえ言う程の覚悟を持っているのよ。それは、もう無力な農夫じゃなくて兵士だわ。ここで助けに入るというのは、彼等の覚悟を侮辱する事なのよ。」


「………………っ……」


スラたんも、戦いに挑む時にする覚悟という意味では、最近悩んだばかりの身。彼等の覚悟に泥を塗る行為だというハイネの言葉に対して、スラたん自身も思うところが有るらしく、グッと堪えてくれる。


「死ぬと分かっていて…それでも抑えられない程の感情って、どれだけの事をされたら、そんな事になるのかな…?」


「……酷い事をされたんだ。それだけの感情が湧く程の酷い事をな。」


「それ以上の事は、知らない方が良いし、想像もしない方が良いわ。怒りは戦う為の原動力ではあるけど…」


「それに支配されるのは危険…だよね。

……ふう……もう大丈夫。僕も覚悟を決めるよ。死んで行った人達の為にも、絶対にこいつらを滅ぼしてみせる。」


「…ああ。」


スラたんの本心としては、割り切って考えるのは難しい…というところだとは思うけれど、それでも、どうにか納得して、自分のやらなければならないことに集中してくれる。辛い選択だとは思う。本来であれば、命を助ける事を本職としていたスラたんにとって、それを無視して命を奪う事に集中するなんて。でも、スラたんの顔に、もう迷いは無かった。


「引くぞー!」


「ご主人様!皆が引いて行きます!」


「まだだ!」


ニルからは、直ぐにでも相手に魔法を撃ち込みたいという感情が読み取れるが、最大の被害を出すならば、タイミングは今ではない。


「追え!一人も逃がすな!生きている奴は奴隷にしろ!」


盗賊達が農夫達を追い掛ける。


大勢が固まっていた陣形が乱れ、農夫達に一番近い連中が突出し、陣形が伸びる。


「今だ!!」


俺の言葉を聞き、待っていたと、ハイネとピルテが魔法を発動させる。


ズガガガガガガガガガッ!


「なんだっ?!」


「魔法だ!逃げろ!」


「ど、退け!俺はゴボッ…」


二人が発動させたのは、上級水魔法、轟水流。大量の水を一方向に流すという魔法だが、それを陣形の左右から挟み込むように発動させる事で、中心に向かって流れる水。そしてそれに飲まれていく盗賊達。


ザバアアアアアアァァァン!


中心でぶつかり合った大量の水が、天高く打ち上げられ、それに巻き込まれた兵士達も、天高く打ち上がる。


「うあああああぁぁぁぁ…」


水の中で叫ぶ声が、聞こえては消え、聞こえては消えて行く。


「ここです!」


水が最も高く打ち上がったタイミングで、ニルが魔法を解き放つ。


上級氷魔法、氷結界。十メートルの範囲を瞬時に凍らせる魔法で、ハイネとピルテの作り出した水全てを凍らせる事は出来ないが、今、轟水流の流れによって、殆どの兵士達は、押し流されて中心に集まっている。つまり、中心部を凍らせるだけで、殆どの者達に被害を与えられるのだ。


バキバキバキバキバキィィン!


打ち上がった水の塊が、一瞬にして凍り付き、小さな氷山のようにみえる。


「な、何が起きたんだ…?」


「分からねえ…」


巻き込めたのは二百人弱というところだろう。驚愕の表情を保ったまま氷山の中に封じ込められた者達が外からでも見える。


「こ、氷を溶かせ!早くしろ!」


「今やってるから黙ってろ!」


ゴウッ!


次々と魔法使いらしき者達が、火魔法を使って氷を溶かそうとしているが…


ピキッ……


氷山の一部に、大きなヒビが入る。


一瞬にして大量の水を凍らせたのだから、当然、目の前に見えている氷山は、複数の氷が繋がって大きな氷山となっているのではなく、大きな一つの氷である。しかも、中には気泡が沢山含まれている。そんな物に対して、急激に熱を加えるような事をすれば……


ピキピキッ!


バギィィィィィン!!


当然熱膨張によって氷は割れる。


ガシャァァァン!


割れてしまった氷の中には、何人もの兵士達が詰まっていたが、地面へぶつかると同時に、氷と共に割れて粉々になってしまう。当然、氷の一部になっていた兵士達も同時に粉々だ。完全に凍り付いていた兵士達の体からは、血の一滴さえ流れず、断面にはシャーベット状になった真っ赤な体内が見えるだけ。


「何がっ?!」


「魔法か?!」


氷魔法という概念自体が無いこの世界では、何が起きたのかは理解が難しい事だろう。寒い地域ならばまだしも、この辺りに氷を入手出来る場所は無いし、その特性を知らなくてもおかしくはない。


「クソッ!」


ガギッ!


氷山の一部に、盗賊の一人が刃を突き立てる。


魔法とはいえ、生成された物は普通の氷だから、切っ先を突き立てれば、ある程度突き刺さるし、割る事も出来る。まあ、それをして氷から人を取り出したとしても、体内まで完全に凍り付いている人間を助けるなんて不可能だろうが…


「何やってやがる!お前達も手伝え!いきなりこんな人数が殺されたと知ったら、バラバンタ様に何されるか分からねえぞ!」


「「「「っっ?!!!」」」」


バラバンタの名前が出た瞬間、盗賊達の表情が変わり、俺達を無視して、仲間の救出作業に取り掛かる。


「そういう展開は考えていなかったが…まあ好都合か。」


俺の想像では、直ぐに俺達が狙われて、大人数が押し寄せてくるという状況になると思っていたのだが、盗賊連中は意外にも仲間の救出を優先した。

バラバンタの名前が出てからの動きは早いし、それだけバラバンタの存在はテンペストの中で絶対的なものなのだろう。いや、マイナがパペットを早々に見捨ててここに逃げ込んだとしたならば、テンペストの中でと言うよりは、ハンターズララバイの中でと言った方が正しいだろう。

とにかく、こちらへ向かって来る数が少ないならば、次の一手を安心して打てる。

元々は、敵が俺達の方へと向かって来るタイミングに合わせて、相手からは見えないように描いていた魔法陣を、俺が発動させる予定だったのだが…氷山の周辺に敵が集まってくれるならば、それはそれで有難い。


「これで更に百人は持っていけそうだな。」


俺は氷山に向けて完成した魔法陣を発動させる。


バチバチッ!


盗賊達が氷山に取り付いて何とかしようとしている場所。その位置より僅かに高い位置に小さな稲妻が走る。


「なんだ…?」


何人かの者達は、それに気が付いて、上を見上げているが、雷魔法もこの世界では概念として存在していない。まさかそれが魔法だとは思っていないのだろう、

俺やニルが、普通の属性とは違う属性の魔法を使う事は、恐らく聞いているだろうと思うのだが、どうやらまともに話すら聞いていないような連中ばかりらしい。まあ、もし聞いていたとしても、既に発動した雷魔法から逃げられる者など、まずいないだろうが。


バチバチバチッ!


稲妻が走った位置に、もう一度稲妻が走ると、次は稲妻が消えず、小さな稲妻の塊が残る。


上級雷魔法、爆雷。

指定した位置に発現した雷の塊が、爆散し、周囲に満遍なく雷を走らせる魔法である。雷魔法は、攻撃力は高いものの、扱いが割と難しく、下手をすると仲間にまで影響を及ぼしかねない。特に、爆雷のような魔法だと、どこまでの範囲に、どれだけの被害が出るのかという判断が難しい為、使い所を考えなければならない。

ただ、今回の場合、爆心地の近くに敵兵がまとまってくれたお陰で、それを気にする必要が無い上に、被害をより多くの者達に及ぼす事が出来る。


「に、逃げろぉ!!」


それが敵の魔法だと気が付いた誰かが叫ぶ。しかし、それではもう遅い。


バチバチバチバチバチバチバチバチッ!!

「「「「「あががががぎぎぎががぎ!」」」」」


小さな雷の塊が弾けると、全周囲に向かって稲妻が放出され、それが盗賊達へと触れると、走り出そうとしていた体が痙攣し、口から泡を吹き出し、眼球が裏返る。金属製の鎧を着ている者もかなり居た為、雷が金属から金属へと伝わり、その辺りに居た連中全てが魔法の餌食となる。その上、凍り付かなかった水の一部が、地面の上に広がっていた為、それを伝って更に外側に居る連中が感電する。

それだけでも予想よりずっと多くの者達を殺せたし、戦果としては上々だったのだが、更に……


バギィィィィィン!!


ガガガガガガガガッ!!


残っていた氷山が、急に弾けて、破片が周囲へと飛び散る。氷の破片を体に受けた者は、叫ぶ間もなく死んでしまう。

上手くいくかは分からなかったが、敢えて氷山の近くに爆雷を発動させたのは、これが狙いだった。

火魔法によって表面が溶けた氷の塊に雷が走り、電気抵抗によって水と氷が加熱される。そしてそれが蒸発し、気泡も膨張し、耐えられなくなった氷塊が爆散する。水蒸気爆発を利用したという事だ。


「す、凄いですね…」


四人で作り上げた超級魔法と呼ぶに相応しい程の大魔法。ニルでさえ驚いているのだから、その凄さがよく分かるだろう。

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