第三十四章 ジャノヤ攻防戦 (2)

第466話 突破

「またかっ!」


「クッソ!邪魔だ!」


俺達の前を飛ぶブラッドバットは、敵兵達にまとわりつき、それを嫌がる敵兵達が、武器をブンブンと振り回す。

何体かのブラッドバットは落とされてしまっているが、そのお陰で、俺達は無事にスラたんとニルに合流する事が出来た。


「どんどん行くよ!」


俺達が後ろから合流したのを見ていたスラたんが叫ぶ。


スラたんは、目にも止まらぬ速さで敵の間を駆け抜けて攻撃を行うと、それに翻弄された者達が、スラたんをどうにかしようと動き回る。

スラたんの動きに惑わされ、敵兵達がこちらへの警戒を緩めた瞬間に、ニルが敵兵の垣根をこじ開ける。

そして、そこに俺、ハイネ、ピルテが切り込み、一気に敵陣を突破していく。


百メートル…二百メートル…


俺とニルだけだった時は、十メートルでさえ進むのに四苦八苦だったのに、三人が合流してくれただけで、これ程にスイスイと前に進めるとは…


それもこれも、スラたん達が頑張ってくれているからこそだし、簡単に進めているわけでもない。戦闘を連続して行っている状態だし、敵も通すまいと次々に攻撃を仕掛けてくる為、こちらも必死だ。


しかし、俺達が足を止める事は出来ない。


ここは周囲を敵のみに囲まれた敵地のど真ん中。俺とニルがやっていたように、周りの者達をある程度削ってからの突撃ならば、そう簡単に潰されたりはしないだろうが、今はただひたすらに前へ突き進んでいる状態だ。周りの敵も必要最低限しか削っていない。つまり、足を止めれば直ぐに押し潰されてしまうという事。


皆、それは分かっているのか、険しい表情ながら、前へ前へと進み続ける。


「誰でも良いから止めろ!」


「これ以上奥へ進ませるな!」


俺達が計五百メートルほど突き進んで行くと、急に周囲の敵兵からの圧力が強くなる。

どうやらこの辺りに重要な奴が居るらしい。


ガガガガッ!


先程まで戦っていた連中とは違い、それなりに質の良さそうな大盾を持った連中が、進行方向に立ち塞がる。流石にスラたんでも、ピッタリと大盾を隙間無く構えられたら、簡単には通り抜けられない。


ガキィィン!


「っ……」


一応、突破を試みたみたいだけれど、やはりスラたんの力で大盾部隊を突破するのは難しいらしい。


「囲め!囲むんだ!」


周囲の敵兵達が俺達を取り囲み、手に持った武器を向けて来る。


「ごめん…」


スラたんは自分の突破力が足りない事で足を止めてしまったと考えたのか、少し暗い顔をして武器を構える。


「どこかで止められる事は分かっていたんだから、謝ることじゃないだろう。それより、気張らないと潰されるぞ。」


「……うん。」


一度でも足を止めてしまえば、その時点で取り囲まれてしまう事は分かっていた。別にスラたんのせいではないし、スラたんが先頭ではなくても、この辺りで足止めされる事に変わりはなかったはずだ。

周囲の敵を見回してみても、最前線で戦っていた連中とは少し雰囲気が違う。

俺とニルが一撃で倒した茶髪と青髪の獣人族の男達。恐らく、あのレベルの者達が何人か揃っている。

ここからは、一段階敵のレベルが上がると思って戦う必要が有りそうだ。スラたんのスピードにも、一応でも反応出来ている者がかなり多いし、ここまでみたいにさっさと走り抜けられる相手ではないだろう。


「互いに背中を守りながら、前に進むぞ。」


ニル達にだけ聞こえるように、小さな声で言うと、それぞれ小さく頷いてくれる。

相手の強さが一段階上がったとはいえ、プレイヤーと比較すると、まだまだ弱いというレベル。互いに背中を守り合っていれば、遅れを取る事は無いだろう。しかし……


「嫌な気配を感じますね…」


「気配というより、これは視線ね。」


ピルテとハイネが眉を寄せてどこかからか飛んで来る嫌な視線に反応する。


「おー!来た来たー!」


敵軍の奥から、何やら場違いな程に明るい男の声が聞こえて来る。


「本当に来たなー!」


敵兵の影になっていて一切見えないが、誰かが俺達を見付けての言葉だと思う。


「チッ!邪魔だなー……」


ザシュッ!!


「ク…クァーナ様?!」


「退けよ!話ができねえだろうが!」


何をしているのか、俺達からは見えないが、何やら揉めている様子だ。

俺達を取り囲んでいるというのに、周りの敵兵達が動かないのは、騒ぎを起こしている奴のせいだろうか?


俺達は武器を構えて警戒しつつ、成り行きを見守っていると、敵兵が左右に移動して、その道を一人の男がニコニコしながら歩いてくる。


「それで良いんだよ!ふんふふーん!」


鼻歌交じりにこちらへ向かってくる人族男の容姿は、赤髪坊主。中肉中背。胴、篭手、脛当てを装備していて、胴からは革製のヒラヒラした、いくつもの深いスリットが入ったスカートのような物が膝上くらいまで出ている。腰周りを守る為の防具のようだ。

腰には、バスターソードらしい武器を吊るしている。


「どーもどーも!」


ニコニコしながら片手を挙げる男。


何というのか、戦場には酷く合わないテンションだ。


「俺の名前はクァーナ!よろしくな!」


「「「「「………………」」」」」


いきなりよろしくな!と言われて、これはどうもご丁寧に…なんてやっていられる場所ではない。


見た限り、プレイヤーではなさそうだが……軽薄な態度とは違い、放っている空気はプレイヤーのそれに近い。


「うおぉぉぉ!」


「あ゛っ?!」


バキャッ!!

「ぐぁっ!」


クァーナを守ろうとしたのか、戦場の気に当てられたのか…敵兵の中の一人が俺達に向かって攻撃しようとした瞬間に、クァーナが走り寄って、その敵兵の顔面を拳で思いっ切り殴り付ける。


「なーにしてんだよ…テメェ……」


急に低い声になったクァーナが、腰を地面に落とした男に、ゆっくりと歩み寄る。


「俺が話してんのが見えなかったのか?あ゛?!」


バキャッ!

「ぐっ!」


バギッ!

「がっ!」


クァーナが、倒れた男に対して何度も何度も拳を振り下ろし、徐々に殴られている男の顔面が変形していくのが見える。


「なんで!」


バキッ!

「ぐっ!」


「俺の!」


バキャッ!

「がっ……」


「話を!」


バゴッ!

「………」


「遮ってんだ!」


バキャッ!

「………………」



殴られていた男は、鼻や口、目から血を流し、完全に全身から力を抜いてしまっている。途中で気絶した男に対して、それでも拳を振り下ろし続けるクァーナ。


どうやら頭のネジが何本か飛んでいるタイプの男らしい。


その後も、何度も何度も殴り続け、倒れている男が、体を痙攣させて、それすら止まったところで、やっと気が済んだのか、血に染まった両手をパッパッと払いながら、またニコニコして俺達の方を向く。


その間、周りの敵兵はピクリとも動かなかった。


「いやー!すまんすまん!躾がなっていなかったみたいでなー!人の話を遮っちゃダメだってのは、一般常識だよな!」


人が痙攣し、それが止まるまで殴り続けてはいけないというのは彼等の一般常識ではないらしい。


「そんな事よりさ!お前達!バゴザを倒したんだろ?!」


「……?」


バゴザという名前には聞き覚えは無いし、何を言っているのか理解不能だ。


「バゴザだよバゴザ!俺と同じバスターソード使いの獣人だよ!」


俺とニルが倒した茶髪の獣人の事を言っているらしい。


「お?その反応。やっぱり知ってたか!話に聞いたが、一撃だったんだって?!」


「…………………」


「いやー!驚いたぜ!それなりにバスターソードの使い方を教えてやっていたから、それなりの実力だったはずだが、まさか一撃で殺っちまうとはなー!聞いた時は笑ったぜー!」


どこに笑える要素が有ったのか、さっぱり理解出来ないのだが……どうやらクァーナには笑える報告だったらしい。


「ま、弱い奴が悪いわな!」


「………………」


「なんだよー…さっきら何も喋らなくて、随分と大人しい連中だな。」


面白くないと言いたげな顔で言われるが……この状況で、和気藹々わきあいあいと答える者が居るなら見てみたいものだ。


「それより!お前達が強いってのは分かったし!さっさと殺し合おうぜ!というより…」


ニコニコしたままのクァーナが、表情を変えずに周りを見渡す。


「たった五人だし、こっちが勝手にぶっ殺す事になりそうだがな!」


ザザッ!


クァーナの言葉が終わると同時に、周囲の者達が同時に武器を振り上げて襲い掛かって来る。


「っ?!」


ガギィィン!


俺達全員が構えていた武器で、相手の攻撃を弾くか流すかする。全員無事だったが、相手はかなり息の合った動きだ。

それに、その目には殺気の他にも恐怖を感じる。それは、俺達への恐怖ではなく、後ろでニコニコして立っているクァーナへの恐怖心である。

顔面が二倍程に腫れ上がり、殴られ続けた男を見れば、クァーナというお男がどんな奴なのかは大体理解出来る。そんなクァーナに対しての恐怖に縛られ、俺達への攻撃を全力で行っているのだろう。


ガギィィン!ギィン!


入れ代わり立ち代わり攻撃を仕掛けてくる敵兵達。

この敵兵達、やけに戦い方が慎重というのか、互いをカバーし合うように動いている。連携がかなり上手く取れているのだ。


「どうだ?!俺の部隊は強いだろ?!」


嬉々として俺達に声を掛けて来るクァーナ。


「ここまで鍛え上げるのに苦労したんだぞー?強いだろ?!なっ?!なっ?!」


まるで自分の玩具を自慢する子供のようなクァーナ。


クァーナの言う俺の部隊というのは、周囲に居る大勢の敵兵の事だろう。恐らくは中隊長…いや、大隊長クラスのはず。

もし大隊長クラスがこの辺りに居るのならば、もう少し先に進めば、主力部隊に到達するはず。

敵の当たりがやけに強くなった理由も、それならば納得出来る。

この大軍が北門を突破するまで、残された時間はそう長くはない。少し強引にでも、ここを突破して主力部隊に打撃を与えなければ…


「少し強引に行くぞ!」


俺の言葉を聞き、皆が表情を引き締める。


「うおおおぉぉぉっ!」


俺は腕に神力を全て集中させて、一人の兵士に対して刀を振る。

いくら神力を集中させたとはいえ、相手の持っている大盾を切り裂く事は出来ないのだが、腕力自体はかなり上昇する。


ガギッ!!


刀が大盾に当たって、斬撃を止められてしまうが、構わずに無理矢理刀を押し込む。


「っ?!」


大盾を持った男が驚いた表情を見せた時、俺の剣圧によって、相手の体がフワリと浮く。


大盾を構えて、腰を落とした男を、両腕で吹き飛ばそうとしているのだ。


「おおおぉぉぉっ!」

ギャリギャリ!


盾の上を滑る桜咲刀が火花を散らす。


更に強く刀を押し込むと、男の体は、後ろへと飛ばされ、完全に体が地面から離れる。


タタンッ!


その瞬間、ニルとスラたんが走り出す。


ニルは俺の少し後ろから飛び上がり、スラたんは俺が大盾使いの一人を吹き飛ばした事によって空いた穴に突撃する。


ガッ!


跳躍したニルは、俺が吹き飛ばした大盾使いの男の腹に、空中で両足を乗せる。


ザシュッ!

「がっ……」


男の上に乗った状態で、ニルの戦華が大盾使いの喉を貫き、それを抜き取ると同時に、男を真下へと蹴り飛ばす。

当然、大盾使いの男は真下に勢い良く落ちる事となり、真下に居た敵兵にぶつかる。

俺が吹き飛ばした大盾使いの男は、全身金属鎧の超重量級。それが勢い良く降ってくるのだから、衝撃はとてつもないものになる。


ガンッバキッ!

「ぐあぁぁっ!」


一人は頭に大盾使いの持った大盾が当たり、もう一人は避けようとした所に大盾使いが降って来た為、脹脛ふくらはぎ辺りに直撃し、片足の骨が折れた音を響かせる。見えないから分からないが、ポッキリと折れてしまっただろうから、脛から折れた骨の先端が飛び出しているだろう。


「殺せ!突き刺せ!!」


大盾使いの男を蹴ったニルは、上空に飛び上がっており、今まさに落下しようとしていた。

そのニルに向けて、槍や直剣を突き上げようと構える敵兵達。


「そんな無防備で大丈夫なのかな?」


そんな敵兵達の中に、スラたんがポツンと立っている。


ニルが飛び上がって派手な攻撃をしたせいで、下を走るスラたんに意識が向かず、誰もスラたんがそこに居るということに気が付かなかったらしい。


「なっ?!」


ブンッガンッ!

「い゛っ!?」


スラたんに向かって振り回そうとした敵兵の直剣が、その奥に立っていた別の敵の腕に当たる。鎧に当たった為、怪我はしていないが、スラたんもまた、一瞬でその場から移動して無傷だ。


「何すんだこの野郎!」


攻撃を受けた男は、かなり怒っている様子だが、そんな余裕を見せていて良いのだろうか。


ザシュッザシュッ!


スラたんに対して、そんな隙を見せれば、確実に仕留めに来る事くらい分かっただろうに…

スラたんは二人の急所を確実に貫き、ニルの落下地点付近の敵兵達を、次々と攻撃していく。

ほぼ全員が上を見上げていた為、本来スラたんの動きに反応出来るだけの実力があったとしても、現状では反応出来ていない。


ザザザサザザザザザシュッ!


見た限り、殺傷出来る程の攻撃を与えたのは、最初の二人だけみたいだが、一瞬にして、ニルの足元に居た者達のほぼ全てが、体のどこかに切り傷を受けてしまった。


「ぐあぁぁっ!」

「なんだっ?!」


「クソッ!」


それでも、スラたんの攻撃を何とか鎧で防いだ者も数人居た。その者達は、スラたんではなく、空中に居るニルを狙って武器を突き出そうとする。先に、不利な位置に居るニルを狙う魂胆なのだろう。しかし、ニルとスラたんに少しだけ遅れて飛び出していたハイネとピルテが、その兵士達に向かって手を突き出す。


ザクザクッ!


二人の手から伸びたシャドウクロウは、上を向く敵兵の顎と喉の間に突き刺さる。

脳まで達したシャドウクロウによって、男達は即座に死を迎えただろう。


そして、ダメ押しに、疾足を使って一気に距離を詰めた俺が、残った敵兵三人の真ん中に陣取る。


「んなっ?!」


「速っ」

ザザザンッ!!


俺の動きには気付いたらしい三人だったが、そいつらが反応するより速く、俺は体を一回転させて刀を水平に振る。


何の事は無い単純な回転斬りだったが、俺に注意の向いていない敵兵。しかも上を向いて喉が丸見えの相手に刃を走らせるなんて朝飯前だ。


俺達は大盾のラインを強引に突破し、内側に入り込んだ。相手はそれだけでもかなり焦っているみたいだったが、まだまだここで終わりではない。


パシッ!


俺が左腕を上に挙げると、上下反転したニルが、俺の手を左手で掴む。


「んおらっ!」

ブンッ!


そして、自分に引き寄せながら、落下してくるニルの勢いを振り子の原理で、下に向いていたベクトルを正面に向けてのベクトルへと変える。要するに、ボーリングやソフトボールのようなフォームでニルを前に飛ばしたのだ。


敵兵達は、ニルがそのまま着地して、一度攻撃が落ち着くとでも思っていたのか気を抜いており、勢い良く飛んで来るニルに全く反応出来ていない。


ガッ!

「ぐぅっ?!」


正面に向かって飛んで行ったニルの足が、一人の男の顔面を蹴飛ばす。

いくらニルが女性で、男の体重より軽いとはいえ、ジェットコースターのようなスピードで飛んで行ったのだから、首の骨が折れていると思う。


「…はっ?!」


理解不能な攻撃によって、顔面を蹴られた男の隣に居た者が目を丸くしている。


ニルはそのまま逆立ちの体勢へと移行し、敵から離れるように腕で体を斜め後ろへと飛ばして着地の体勢に入る。


「逃がすかっ!」

「このっ!」


顔を蹴られた男の両隣にいた者達が、武器を持ち上げて下がろうとするニルに向けて追撃の一手を繰り出そうとする。


しかし…


ズザザッ!


ニルが体を浮かせたその下から、ハイネとピルテが地面の上をスライディングするように現れる。

他の角度からならば、ハイネとピルテの動きが見えていただろうが、正面の二人には、突然足元に二人が現れたように見えた事だろう。


「「っ?!」」


ザシュッザシュッ!


ボトッボトッ…


「「……ぎゃあああぁぁぁぁ!」」


ほぼ同時に、ハイネとピルテの二人が攻撃を繰り出す。相手は軽装備だったが、腹部は胴鎧で隠されており、シャドウクロウでは攻撃が通らないと判断し、二人は男達の股の間にシャドウクロウを走らせる。

何を切り取ったかは…言わなくても、大量の血液を見れば分かる。


同じ男として、内股になりそうな気分だったが、そんな事を言っている場合では無い為、俺も前へと出る。


「シンヤ君。」


そんなタイミングで、スラたんが俺の隣へ歩み寄ってくる。


「どうした?」


「…………………」


スラたんは、何も言葉を返さず、走りながら視線を右斜め前方へと向ける。


「……なるほど……見学って話でもなさそうだな。」


俺達の正面、敵兵の奥に居るクァーナ。その更にずっと右奥に立っている人影が二つ。

上質な防具だと遠目でも分かる防具を着た者と、全身真っ黒な男が見える。恐らく、プレイヤーだろう。


「気を付けた方が良いと思う。」


「ああ。目を離さないようにしよう。」


それだけ聞くと、スラたんは頷いてニル達に合流し、敵兵との戦闘を再開する。


プレイヤーらしき二人は、今のところ手を出して来るつもりが無さそうだが…いつ手を出して来るか分からない。

嫌なタイミングで手を出されると、一撃でこっちが壊滅する可能性もある。

スラたんが、戦闘の続く今の状況で、それでも敢えて俺に伝えたのは、警戒が必要だという事の他にも、見えている二人が動いた時は、俺が対処出来るようにしておいて欲しいという意味が込められている。


つまり、俺はニル達の戦闘には、そこそこで参加して、常に後ろから警戒しておいて欲しいという意味だ。

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