第465話 大乱戦 (2)

隊長らしき男が手に持った高そうな直剣で、逃げようとした者の背中を貫き、叫ぶ。


ドサッ…


口から血を垂らしながら地面に倒れ込んで動かなくなる男の姿を見て、敵兵達は俺とニルに視線を向ける。


殺害盗賊団ともなれば、仲間に対する制裁も、命を奪うの一択だ。別に可哀想などとは思わないが。


「まだ敵の主力は見えませんね。」


ニルは、俺にだけ聞こえる小さな声で言う。


「もっと奥に居るんだろうな。そう簡単には辿り着けないという事だな。」


まだまだランタンや松明の明かりは視界の中に広がり続けている。


「…………ニル。少し引くぞ。」


「分かりました。」


何故かを聞かず、ニルは直ぐに了承する。


理由は、俺達だけで敵主力部隊に辿り着くには、まだまだ時間が掛かりそうだからだ。

これだけの数を相手にするとなると、かなりの長丁場になる。住民達の避難を助ける為に、もっと暴れるべきなのかもしれないが、少し敵陣に食い込み過ぎている。ここは冷静になって少し引き、前線を抑える事に徹底し、街の東西に展開された敵の注意をこちらに引き付けるべきだろうという判断である。

ニルもそれを理解してくれているはずだ。


ボンッ!ボンッ!


ニルの取り出した煙玉を足元に投げ付けると、煙が周囲に発生し、俺とニルの姿を隠してくれる。


「なんだ?!」


「クソッ!前が見えねえ!」


「敵はどこだ!」


ザシュッ!

「ぐあっ!」


「そこかっ!」


ガシュッ!


「い゛っ!」


「おい!見えていないのに無闇に武器を振るな!味方に当たるだろが!」


俺とニルの姿が見えなくなり、死にたくない一心の男達が、勝手に互いを傷付け合ってくれる。


俺とニルは、その間に少し戦闘位置を前線側に移動させる。


「こっちに居るぞ!」


「どっちだ!?」


「こっちだ!」


一応、声での連携は取れているみたいだが、相手は大軍勢。そこかしこから話し声や鎧の音が聞こえており、上手く伝達が出来ていない。ニルの使った音光玉の影響も残っているだろうし、実に都合が良い。

足並みの揃わない敵を横目に、戦いの場を引き戻す。


それから、前線に居る者達と出来る限り派手に戦い、東西に進行した敵を呼び戻そうと頑張ってはみたものの、あまり効果は無かった。

多少は引っ張れたかもしれないが、相手の陣形が大きく崩れる事は無かった。


焦る気持ちはずっと体内を駆け巡っていたけれど、俺達二人が前線で暴れたところで、焼け石に水状態。盗賊達は、そもそも俺達を殺すのは街を襲撃するついでくらいに思っているらしい。

かと言って、俺達がこの場から離れて西か東に向かったとしたら、今度は北門が破られてしまう。聖魂魔法によるアースウォールと、ハイネ、ピルテによるダークローズイヴィの二段構えではあるが、俺達が居なくなれば、東西に展開した敵兵よりも先に北門が突破されて、街の中に盗賊連中が入る事となるはずだ。

北側から進軍してきたのだから、北門が一番近く、その周辺に敵が最も多く居るのは当然の流れだし、今でも俺とニルさえどうにか出来れば、一番手っ取り早く街に入る事が出来るという状況に変わりはない。何の勝算も無しに、そんな場所の守りを捨てて動く事は出来ない。

何より、俺達が東や西に伸びる部隊に対処したところで、状況は恐らく変わらない。それならば、北門前で派手に戦い、一人でも多くの敵兵を屠った方が良い。


問題は、このまま続けて戦っても、状況は一向に良くならないという事だが……


そんな事を考えている俺とニルが、門前で戦い始めて暫く後、状況が大きく変わり始める。


既にどれだけの数を斬ったのか、後どれだけの数を屠れば相手の主力が表に出てくるのか、もう分からなくなりつつあった時の事だった。


「ニル!」


「は、はい!」


ザシュッ!ガシュッ!


ニルと俺は位置を入れ替えて敵兵を斬り倒す。


「はぁ……はぁ………ふぅ……」


少しずつ体力も削られ、ニルが息切れを起こし始め、俺自身も、相手の数の多さにうんざりし始めていた。


もし、このままこの状況が続くのであれば、一度退避して、体力を回復させる事も考えるべきだと思い始めていた。そうなった時は、北門が破られてしまうが…無理をして俺達が死んだ場合、それこそ街は蹂躙されてしまうし、今の状況を正確に認識して対処出来る者は一人も居なくなってしまう。そうなるのは、絶対に避けたい。

俺とニルだけでも、かなりの数を倒したが、まだまだ、敵はうんざりするほど大勢居る。ニルも俺も、腰袋に入っているアイテムも、そして魔力もかなり消耗してしまったし、アイテム補充も兼ねて、一度退避する選択肢を考え始めた時だった。


「ニル。一度下がって」

パタパタパタ…


俺が退避するようにニルへ声を掛けようとしたタイミングで、目の前に広がる敵軍の上。闇の広がる空中を、一匹の蝙蝠こうもりが右から左へとランダムな軌道で飛んで行くのが見える。


地上に居る敵が持っている明かりに照らされて飛んでいる蝙蝠は、赤黒く、本物の蝙蝠には見えない。


「あれは……」


その蝙蝠に見覚えが有った為、視線で蝙蝠を追う。


バサバサバサバサバサバサバサッ!!


「うわっ?!」


「なんだ?!蝙蝠?!」


「クソッ!来るんじゃねえ!」


空中に居た一匹の蝙蝠を目で追った次の瞬間、右手側から、赤黒い蝙蝠が、数え切れない程の数飛んで来る。


吸血鬼魔法、ブラッドバット。


吸血鬼族の血を媒体に発動させる魔法で、蝙蝠自体の戦闘能力は低いが、攻撃を受けると体が麻痺してしまう。


これは吸血鬼魔法であり、敵兵達を襲っているのだから、使ったのが誰かは瞬時に理解出来る。


「お待たせー!」


ザザザザザザザザザザザッ!

「ぎゃっ!」

「ぐあぁっ!」


目の前で蝙蝠達の襲撃に驚いてアタフタしている敵兵達の中を、目にも止まらぬ速さで駆け抜ける影。

影が右に左にと移動する度に、敵兵の何人かが体のどこかに傷を受ける。


ズザザッ!


そして影は、俺とニルを庇うように目の前で止まる。

ボサボサの天然パーマに白衣。後ろ姿でも誰なのか直ぐに分かる。


「スラたん!」


「いやー。遅くなっちゃってごめんね。思っていたより追手を倒すのに手間取っちゃってね。」


後ろを向かずに、両手のダガーを正面に向けて構え、そのまま声を掛けてくれるスラたん。


「間に合って良かったわ。」


「思っていたよりも数が多いですね。」


そして、 その直ぐ後に現れたのは、ハイネとピルテ。


どうやら東門の封鎖を終えて戻って来てくれたらしい。時間的に考えて、かなり急いでくれたはず。話の内容的に、戦闘も行っていたみたいだし、俺が想像しているよりずっと厳しい状況の中を潜り抜けて来てくれたはずだ。その証拠に、体中に切り傷や魔法が掠めたであろう跡、額に浮かぶ汗が見える。余裕そうに振舞ってくれているが、三人もある程度の疲労は溜まっているだろう。


「シンヤさん。相手はハンターズララバイよ。」


「この数だ。残っていた盗賊団全てが集まっている事は分かっているさ。」


「分かっていて、ここで耐えているって事は、やる気だと考えて良いんだよね?」


「せめて、街の住民達が避難するまでは、ここで耐える必要が有る。」


住民の皆が街から離れられれば、敵が街の中へ入っても、被害は無い。ただ、ケビンとハナーサの働き掛けでも、全ての住民が避難するという事でもないだろう。強制力は無いし、ここは危ないからと言っても、信じない者だっているはずだ。だが、正直に言うと、そういう人達の事まで考え、行動していられる状況ではない。

街の状況的に、南門が混雑してしまい、逃げ遅れるという事も有るだろう。そういう人達の事を上手く守る事が出来ればとは考えているが、やはり、どこかで線引きは必要だ。

冷たい言い方に聞こえるだろうし、自分でもそう思う。だが、俺は教会でニルが言ったような神ではないし、全員を救い切るなんて事は出来ない。そして、その事をよく知っている。自分の手の届く範囲の人達は助けたいが、手の届かない人達だって居る。それを理解しているという事だ。


「そんな…話を聞けなかった人達だって居るかもしれないのに…」


「スラタン。私達は戦闘が他より少し得意というだけで、全てを意のままに出来る程の存在ではないのよ。

時には何かを切り離す選択も必要だわ。辛い事だというのはよく分かるわ。でも、無理しても、無茶しても、不可能な事は、この世に必ず有るものなのよ。」


「…………………」


ハイネの言っていることは正論だ。実に正しい。しかし、だからこそ、


特に、スラたんには辛い事だろうと思う。でも、敢えてハイネはそういう逃げ場の無い言葉を使ったのだとも思う。

ここで全員を助けようと、傲慢な事を考えて実行しようとすれば、死ぬのはスラたんだ。そういう考えは、とても危険である。


「…分かっているよ。僕だって、そんな事が可能だとは思っていないさ。」


でも、一人でも助けられるように頑張るのは良いだろう?

スラたんの背中は、そう言っているように感じた。


「出来る限りの事はするつもりだ。

それに、まだ敵軍が進行を止める可能性だって残っているからな。」


「何か案が有るの?…っ!!」


ガキィィン!ザシュッ!

「ぐっ!」


話の途中で、敵兵がスラたんに直剣を振り下ろし、それをスラたんが弾き、敵の体にダガーの刃を走らせる。


ハイネとピルテも前に出て、俺とニルを守るように敵兵達との攻防を始める。どうやらスラたん達は、俺とニルを少しでも休ませてくれようとしているらしい。


俺は三人の行動に少しだけ甘えて、インベントリを開き、アイテムの補充を行いつつ、体を休める。

そして、次々と正面から突撃してくる相手に対処する三人と会話を続ける。


「案って程じゃない。ただただ、相手の主力部隊を見付けて叩く。それだけだ。」


「簡単そうに言うけど、この数だよ?」


ガキィィン!ガシュッ!


「どちらにしても、この数全ては相手に出来ない。頭となる連中を潰すしか、相手を止める方法は無い。」


こうは言っているものの、相手は盗賊団。

この数が集まった状態だと、頭を潰しても空中分解を起こして、制御の利かなくなった連中がどうなるか分からない。しかし、相手の頭を潰さなければ、事態が収束しないのは間違いない。

つまり、俺達に出来ることは、相手の主力部隊を壊滅させるという事くらいしかないのだ。


「だとすると、この辺りに留まっているのではなくて、深く敵陣に踏み込む必要が有るって事だよね?」


「まあ。そうなるな。」


俺達が敵陣に踏み込み、頭を潰さなければならないとなれば、ここを離れなければならなくなる。当然、門前を離れれば、敵軍は北門を解放し、街の中へと流れ込むだろう。

北門から侵入した敵兵達は、北側から南下していき、住民に奴隷の枷を装着し、奴隷としての価値が無い者、歯向かう者は娯楽のように殺し、全てを奪い、全てを破壊していくだろう。


そうなる前に、司令を出している連中に死の危険を感じさせて、軍を引き戻す指示を出させる。


最高に上手くいけば、それで全ての者達を守れるだろう。

勿論、最高に上手くいけばの話で、司令を聞いても従わない連中だっているだろうし、そもそも、俺達が主力部隊の元へ辿り着くまでの間に、街が蹂躙されてしまう可能性だって有る。


しかし、既に北門付近のアースウォールには、魔法や矢が飛んで来ている。その程度でアースウォールか破壊されてしまう事はないだろうけれど、ここで戦い続けていても、破壊されてしまうのは時間の問題だ。

つまり、前に進む事こそが活路を開くはずである。


「じゃあ、直ぐにでも進もうよ。」


カチャッ…


スラたんは両手に持ったダガーを構えて、気合い十分だと言いたげだ。


「一度入り込めば、簡単には出てこられないぞ?」


「これも、背水の陣ってやつなのかな?」


「いや、どちらかと言うと特攻じゃないか?」


「死ぬ気は無いよ。必ず全員で、生きて全てを終わらせるんだ。」


「……そうだな。」


俺とニルは魔力回復薬を一粒ずつ飲んで、アイテム補充も終えた。これで突っ込む準備は完了したという事だ。


本当に少しの間だけの休憩だったが、ニルも息は整った。


「私が道を開きます。」


ニルは盾を構えて走り出そうと体勢を整える。


「いや。まずは一気に奥までの道を作る。」


力の入っているニルの頭をポンポンと撫でて、ニルの突撃を制止する。


そして、左手を使って魔法陣を描いていく。返り血が乾き、膜状になった赤黒い血が手を動かす度にパラパラと落ちて行く。全身にどれだけの返り血を浴びたのか分からないけれど、俺もニルもトマト祭りでもあったのかと聞きたくなるくらいに真っ赤な姿になっている。


俺の行動を見たニルは、少し熱くなった頭を冷やし、俺に続いて魔法陣を描き出す。


「また魔法を使う気だ!止めろ!」


「何としても阻止しろ!」


十六夜は、相手側にそれなりの被害を出してくれたが、既に敵兵達によって破壊されてしまった。

俺とニルが魔法を使う度に、数十人単位、多ければ百人を超える単位で人が死ぬ為、敵兵達は必死になって俺とニルの魔法を阻止しようと迫って来る。


ザシュッ!ザシュッ!ザシュッ!


それに対して、スラたん、ハイネ、ピルテが立ちはだかる。


「甘い甘い。そう簡単に僕達の防御を崩せると思わない事だね。」


「させるわけないでしょ。」


「お二人には指一本触れさせませんよ。」


ハイネとピルテは、シャドウクロウを伸ばし、三人を同時に串刺しに、そしてスラたんは自慢のスピードで数人を切り裂く。


「潰せ!早く押し潰せー!」


死にたくない敵兵達は、必死になって俺とニルを止めようとするが、スラたん達三人の防御は厚く、どんな攻撃も一つでさえ三人の後ろには通らない。


「くっ!ダメだ!下がれ!」


「下がれー!」


三人の防御を突破出来ないと思ったのか、誰かが叫ぶ。しかし、相手の後ろには大量の敵兵達。下がれと言われたところで、簡単には下がれない。


「遅い。」


まずは、ニルが用意していた魔法を発動させる。


魔法陣が青白く光る。


バギィィン!


上級氷魔法、アイスロード。魔法陣から直線的に二十メートル先まで、幅二メートルで凍らせる氷魔法だ。


「ぐあぁっ!」

「なんだ?!あ、足が!」


全身を凍らせられた者も居るが、下半身だけ、足元だけが凍った者も居て、そいつらは突然凍り付いた自分の体を見て、どうしたら良いのか分からないらしい。凍った足の痛みは感じていないようだ。


俺はそんな連中の目の前で、魔法陣を完成させる。


魔法陣が白く光り出すと、大きな光の剣が現れる。


上級光魔法、白き巨剣。


単純な攻撃光魔法で、巨大な光の剣で攻撃出来るという魔法だ。しかし、その攻撃力は上級魔法の中でもトップクラス。簡単な防御魔法など、有っても無くても関係無い。圧倒的攻撃力で全てを破壊する。


「ひ、光魔法…」


「まずい…まずいぞ!ここは攻撃の範囲内だ!下がれ!下がれー!」


先程までは、必死な表情で俺達を殺そうとしていた敵兵達が、今度は必死な表情で後退しようとしている。だが、凍り付いた者達は逃げられないし、そうでない者達も、今更逃げてももう遅い。


俺は白き巨剣を自分の目の前に、水平となるように移動させる。


ゴウッ!


「止め」

ジュッ!


白き巨剣に触れた者達が、触れた部分を一瞬で溶かされて、バタバタと倒れて行く。


しかし、これは攻撃ではない。


あくまでも、攻撃する前により良い位置に光の剣を移動させただけ。本番はこれからだ。


「逃げろー!」


「退けー!」


ゴウッ!


ジュッ!ジュッ!


俺は水平になった白き巨剣を正面に向けて放つ。

白き巨剣は正面に勢い良く飛び出し、進路上に居た者達が瞬く間に溶けて蒸発していく。

凍り付いた者達も、そうでない者達も、全てだ。


凍り付いた者は、急冷からの急加熱によって、爆ぜるように体をバラバラにし、蒸発した。


飛んで行く距離は大体三百メートル程。しかし、その進路上には何一つ残らない。まるでモーゼが海を割ったかのようだ。


そして、ここでもう一つ。二つの魔法による別の効果が生まれる。

それが、凍り付いた水分が蒸発する事によって、発生した水蒸気である。

白き巨剣が三百メートルを通り過ぎるまでに要する時間は僅か数秒。その中の、俺達から二十メートルまではビッシリ凍り付いていた。それが全て蒸発して、水蒸気となった事で、目の前に濃い霧が現れる。

少し赤みが有るように見えるのは、全身を蒸発させられた者達の血が混ざっているからだろう。そのせいで、普通の水蒸気よりもずっと視界が悪く、その中に居る兵士達は何も見えていないはずである。


そんな蒸気の中に、まず走り込んだのはスラたん。


タンッ!


地面を蹴り、赤い霧に走り込むと、周囲の霧がスラたんの起こした風に引き込まれて、僅かに動く。


タンッ!


次に動いたはニル。そして続くように俺とハイネとピルテが霧の中へと入る。いつもの陣形だ。何も言っていないのに、走り出した俺達の後ろを、ハイネとピルテが警戒してくれている。


走っている間に後ろから攻撃を受けることはほぼ無いが、問題は…


俺達が走っているのは、光の巨剣によって無理矢理こじ開けた道。当然、一度こじ開けた道も、まだまだ居る敵兵達によって、徐々に閉じて行く。

このままでは、三百メートル先に到着しているスラたんと、その後ろに続いているニルとは離れ離れになってしまう。


「ピルテ!」


「はい!お母様!」


ハイネが叫び、それに反応するピルテ。


バサバサバサバサッ!


ハイネとピルテが俺達の元に来た際、出現させていたブラッドバットの群れが、上空から現れて、俺達の行く道を先行する。

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