第301話 暗闇の中

「ただ、その魔具に釣られず、こっちに向かってきてしまうケイブバットも、何体かいそうよね。」


「そうなったら、なるべく魔法を使わず、音も立てないように討伐するしかないかな。」


「我達の出番ということだな。」


「どうなるか予想出来ないが……やらない事には、先に進めないからな。」


「となればやるしかないよね!」


「よし。準備は良いぞ。」


セイドルが、背負っていた盾を取り出し、来るであろうケイブバットに備える。ニルも俺も、当然準備する。


「ターナはなるべく壁に張り付いて、静かにしていてね。私達で何とかするから。」


「うん。」


「ただ、もし、危険な状況になるようなら、魔法を使ってくれて構わない。死ぬよりはマシだからな。」


「分かりました。準備だけはしておきます。」


「それじゃあ…やるぞ。」


俺は陶器の玉に魔力を注ぎ込む。


ポーと、高めの音が鳴り響き始めたと同時にその玉を崖の奥へと投げ捨てる。


音が遠ざかり、落ちていくのを聞いていると…


バサバサバサバサバサバサバサッ!


暗闇の奥で、羽ばたきの音が鳴っているのが聞こえ、黒い何かがウゾウゾと動いている。


「うげっ……」


俺達より、正確に音と、それらの存在を把握出来るペトロ的には、聞きたくない音だったのか、嫌そうな声を出している。


「ペトロ。どうだ?」


「うん。かなりの数が釣られて飛んで行っているみたい。でも………そろそろ来るよ!」


バサバサッ!


ペトロの声と共に、周囲から大きな羽ばたきの音が聞こえてくる。かなり近いが…それでも姿がハッキリとは見えない。


「居た!」


ペトロの次に存在を確認したのはプロメルテ。

暗闇の先に指を向けていた為、その先を凝視ぎょうしすると、確かに、暗闇の中に、真っ赤な二つの点が見える。


「来るぞ!」


「任せろ!」


セイドルがドンナテの言葉に返し、一番先頭で盾を構える。


「キィィ!」


ケイブバットらしき鳴き声が聞こえてくるとほぼ同時に、セイドルの目の前からケイブバットが現れる。


ガンッ!


バサバサと羽ばたきながら、足の爪でセイドルを攻撃したらしいが、その攻撃は盾に阻まれて、ノーダメージ。


「まだまだ来ると思うから!急いで処理するよ!」


「任せろ!」


ザシュッ!


ドンナテの大剣が、ケイブバットの胴体を一発で切り裂き、足場の上に血が飛び散る。


「次くるよ!」


ガンッ!


「こっちは任せて下さい!」


側面から現れたケイブバットの攻撃は、ニルが盾で弾く。


「ニル!」


ケイブバットの攻撃を防いだタイミングで、直ぐに俺が前に出て攻撃を加える。


ザシュッ!


「キィィィ!」


「まだまだ来るぞ!」


次第に羽ばたきの音が多くなり、暗闇の中から黒い体毛、真っ赤な目の巨大な蝙蝠こうもりが次々と現れる。


パシュッ!パシュッ!


「キッ!」

「ギィッ!」


後ろからプロメルテが矢を射る音が聞こえてくる度に、飛んで行った矢が滞空している蝙蝠の眉間を撃ち抜き、一匹、二匹と落としていく。


「上から来る奴だけ落とすわ!」


「任せた!」


「プロメルテ!矢が無くなりそうになったら言ってくれ!インベントリから出す!」


「分かったわ!」


プロメルテは、ターナの真ん前で弓を構え、撃ち続けている。その矢筒に入っている矢は、多く見積っても三十本程度。上手く当て続ければ三十体倒せるが…羽音を聞く限り、そんな数では収まらない。

ただ、魔法を使えないターナが、後ろからプロメルテの矢筒に次々と矢を補充していく。こんな事もあろうかと、矢は多めに用意してきたらしい。


ガンッ!


ザシュッ!


「ギィィッ!」


「セイドル!次は右だ!」


「ふんっ!」


ガンッ!


「アタシに任せて!」


ザシュッ!


「ギッ!」


ペトロも上手く側面から攻撃を仕掛けてくれている。

かなり厳しい耐久戦になりそうだが、焦っている様子は一切無い。流石はSランクの冒険者というところだ。

一体一体はそれ程強くない為、確実に処理していけば、何とかなるはずだと信じて蝙蝠を落とし続ける。


「はっ!」


ザシュッザシュッザシュッザシュッ!


「「「「キィィ!」」」」


俺も負けてはいられない。

覚えたての神力を使い、離れたケイブバットを一気に仕留める。ついでに、真水刀で生成した水の刃も飛ばし、何体か落とす。


セナから貰った天狐刀と龍落は、インベントリの中に入っている。


元々予備として作ってもらった為、使える内は真水刀と戦華を使うと、ニルと決めたのだ。

予備としては、あまりに出来が良くてかなり迷ったが、俺とニルが扱っても壊れないような武器は、もう大陸ではまず見付からないだろう。可能性があるのはイベント報酬くらいだ。

そのうち使う事になるのであれば、手に馴染んでいる今の武器を一度手放すより、使い続け、使い潰した後に持ち替えた方が得策だと考えたわけだ。

特に、ニルの使う小太刀は、俺のインベントリにもあまり数がない。慎重に使い方を選んでいかなければ、いざと言う時にろくな武器がありません…なんてことになりかねない。


「な、なんだ今の?!」


「気になるのは分かるけれど余所見よそみしないの!」


ドンナテが俺の神力に反応したが、それを見たプロメルテが、ドンナテを叱り付ける。


「集中しないと一気に群がられてしまうぞ!」


ガンッ!ザシュッ!ガンッ!


「キィィィィ!」


セイドルが敵の攻撃を防ぎ、直剣で切り裂き、また防ぐ。


「すまない!」


ブンッ!ザシュッザシュッ!


「「ギィィ!」」


ドンナテの一撃は、広範囲、高威力の攻撃である為、一気に二、三匹はケイブバットが切り裂かれる。


「まだまだ来るよ!」


「長くなるわ!気を引き締めて!」


パシュッ!パシュッ!


「キィッ!」

「ギッ!」


俺とニルの方へと向かってきていた蝙蝠の内の何体かがプロメルテの矢に沈む。


いつもは全てを俺とニルでやらなければならないのだが…後ろに仲間が居ると、安定感が違う。

セイドルとドンナテ、そしてペトロとも連携を取れれば最高なのだろうけれど、流石に、Sランク冒険者レベルの連携となると、他人が入り込むのは難しい。

それとなく、全体で見れば連携を取っているような形には出来るが、あくまでも共闘状態であり、混ざり合っているわけではない。それでも、十分火力は出ているから、問題は無いが。


五分近くケイブバットを切り伏せ続けていると…


「今目の前にいる奴を倒せば終わりだと思う!」


「よし!我に任せろ!」


ザシュッ!


「ギィィ…」


セイドルが、ラッシュ最後のケイブバットを殺し、やっと羽音が消える。


「「「「…………………」」」」


「どうだ?」


「……うん。大丈夫。一先ず落ち着いたみたい。」


「はあぁぁ……やっと終わったか…」


前線で戦っていた俺達は、全身蝙蝠の血だらけ。生臭くて気持ち悪くなりそうだ。


直ぐに水で血を洗い流し、やっと一息入れる。


「とんでもない数だったわね…」


「百なんて数じゃあなかったな。」


「あれだけあった矢が、ほとんどなくなってしまったわ。」


プロメルテの方を見ると、矢筒に十本くらいの矢が残るだけで、後は全て使い切ったらしい。ターナの手にも残っていない。

百発百中とまではいかないだろうが、ほとんど外していなかったように見えたし、かなりの数が来たのは間違いなさそうだ。


「いきなり大歓迎されてしまったな…」


「まだほとんど下りていないのに、嫌な場所ね…この先もずっとこんな調子だと、下まで行くのは難しそうだけれど…」


「一応、付近の音は消えたから、下りていくのに問題は無いと思うよ。」


「あいつらは音に敏感だったはずだから、慎重に下りていけば、たかられるということは無いと思う。このまま進む?」


「ここで引き返すなんて、Sランク冒険者の名折れでしょう。当然進むわ。」


「ロープもそろそろ一本目が終わるから、この辺りで二本目に変えていこう。」


「そうね。」


壁にロープを縛り付ける場所を作り出し、足場から更に下へと下りていく。

全員、あれだけの戦闘があったのに、息切れは一切起こしていない。体力にまだまだ余裕があるという証拠だ。


また同じような状況に陥る事を想像してしまったのか、全員が黙ったままロープを伝い、下へと向かう。

上を見上げると、近かった空もかなり遠くなった。


カラッ……


壁の一部が剥がれ落ち、下に向かって行くが、その後音は聞こえず、地面が直ぐ近くには無い事を教えてくれる。


「ふう…」


「この辺りにはケイブバットの気配は無いね。」


セイドルが一息吐くと、ペトロが声を出して教えてくれる。


「そろそろロープを次の物にしないといけないから、一度足場を作るぞ。」


「私がやりますね。」


ターナが魔法陣を描き始める。


「魔力は大丈夫なのか?」


「魔力はまだまだ大丈夫ですよ。これでも一応、Sランクの魔法使いですからね。

それに、他ではなかなか役に立てそうにありませんので、これくらいさせて下さい。」


「そんな事は無いと思うが…よろしく頼むよ。」


ターナの作り出した足場に、全員が乗り、一息。


「そう言えば、セイドルって高いところ苦手だった気がするんだが?」


「暗すぎて下が見えぬから、あまり恐怖も感じないみたいだ。今のところ平気だ。」


「目を瞑っていれば怖くないって理論だな。」


「それにしても…予想していたよりずっと深いな。この地割れ。」


どれくらい下りてきたのか分からないが、上を見ると、数百メートル…いや、一キロ近くは下ってきたように見える。


「光を消したら、全く何も見えないわね。」


光は完全に届いておらず、ランタンを消すと、目の前にあるはずの自分の手さえ見えない。

周囲には常に土の香りが漂っており、空気は湿り気を帯びている。


既に地面の中には生き物らしき生き物の存在は無く、全く音がしない。

全員が黙ると、一切の音がしないのだから、不気味さを感じてしまう。


「せめて底までの距離が分かれば、やる気が出るのだけれど…」


「アタシの耳でも分からないから、まだまだ底までは遠いと思うよ。」


「そう言われると、高い場所をイメージしてしまうからやめてくれないか?我は動けなくなってしまうぞ。」


「自信満々で言うセリフにしては、酷く情けないわね。」


「情けないとしても、それが事実であるから、仕方ない事だ。」


「セイドルの高所恐怖症は、一生治らないだろうな。」


「治さなくて良いさ。我は高いところになど二度と登らないからな。」


高いところに登っているわけではないが、今まさに、高い場所から下へと向かっている事については…?と聞くのはやめておいた。本当に動けなくなると、本当に困るから。


「どこまで下があるのかは分からないが、一先ず行けるところまでは行ってみよう。」


ロープを用意して、もう一度下に降りようとした時だった。


カチ…カチカチ…


硬質な物同士がぶつかり合うような、音が聞こえてくる。本当に小さな音で、喋っていると聞き逃す程の音だ。


「何の音だ?」


「ペトロ。何も居ないと言ってなかったか?」


「間違いなく居なかったよ。さっきまではね…」


「いきなり現れたって言いたいのか…?」


「気配を消せるモンスターも居るからね。」


少なくとも、ペトロの耳を騙せる程のモンスターという事だ。


カチカチ…カチカチ…


暗闇の中から響いてくる音。姿は見えない。


「くそっ。何の音だ?」


「アタシにも分からない。」


「「「「「……………………」」」」」


カチカチ……カチカチ………………


「……止んだか…?」


「どうだろう…足音みたいなものは聞こえないけれど…」


全員が全員、互いの背中を守りながら、壁際で音の正体を探る。


「な、何かしら…あれ…?」


プロメルテの言葉に、全員が横を向くと、壁の表面を、ゆっくりと近付いてくる白い何か。


姿が見えないわけではなく、白い何か…としか言えない、見たことの無いものが近付いてきているのだ。


無理矢理言葉にするならば、足だけで構成されたクラゲ…とでも言えば良いのだろうか?いや、昆虫の足が、数十本、同じ場所から生えている足だけの塊。と言った方が近いかもしれない。

その気色の悪い生き物?は、全長で一メートルくらいで、全身真っ白。

数十本もある足の殆どは、重力に逆らわず、ダランと下方向へと流れていて、数本の足だけが壁を掴んでいる。

カチカチという音は、壁を歩いている音かと思ったが、違うらしく、壁を伝う足が動いても、音はしない。


カチカチ…


その時、またカチカチと音が鳴る。

すると、ダランと垂れ下がっていた足の内の数本が、ピクピクと踊るように動き、またしてもダランと垂れ下がる。どうやら、足の関節部が動くと、カチカチと独特の音を鳴らすらしい。


音に反応するかもしれないし、声は出さなかったが……キッッッッモ!!

全身の毛が一気に逆立つ。


百足の足とかも気持ち悪いと思うが、俺的には、百足より気色悪い。

特に、カチカチと音が鳴る瞬間の足の動きが超危険。

そういう精神的攻撃なのだとしたら、大成功間違い無しの動きだ。


「な、なにあれ…」


どうやら、俺の意見と同じらしく、プロメルテが自分を抱き締めるように腕を回して、眉間に深い皺を作って聞いてくる。

どうやらプロメルテ達も見たことの無いモンスターらしい。いや、そもそもモンスターかも怪しい。動いているから生きてはいるのだろうが…


「攻撃してみる…?」


「やり過ごせるならそうしたいところだが…」


白い足だけの物体を見ながら、どうしようか考えていると…


カチカチカチカチカチカチカチカチッ!


数十本有る足の全てが、不規則に、無秩序に踊り狂い、そのまま壁を滑るように走って近付いてくる。


「無理無理無理無理無理無理!」


パシュッ!


全力でその物体を否定しながら、プロメルテが半泣き状態で矢を射る。


バキッ!


矢が足の一つに当たると、簡単に弾かれてしまう。

体表はかなり硬いらしい。


「我はあれに近付くのか?!」


「やるしかないだろう!」


「っ!!ぬおおぉっ!」


セイドルも嫌なのか、一瞬躊躇するが、ドンナテの言葉で、意を決して前に出る。


ガガガガガガガガガガガッ!


踊り狂う足が、セイドルの盾に当たると、豪快な火花を散らす。


ズズズッ…


攻撃を受け止める事は出来たが、予想よりパワーが有るらしく、セイドルの体が少し後ろへと下がる。


「魔法が来ます!」


ターナの言葉で、セイドルが一気に飛び退く。


足だけモンスターの前に、魔法陣が描かれていく。

魔法陣は中級闇魔法、ブラックスピアのもの。どうやら闇魔法を使うらしい。


「槍が飛んでくる魔法だ!回避しろ!」


「っ!!」


ブォン!


俺の言葉で横へと転がったセイドル。その真横を通り抜けるブラックスピア。


「闇魔法か…厄介な!」


ガキンッ!


セイドルが直剣で斬り付けてみるが、刃は弾かれる。


カチカチカチカチカチカチカチカチ!


またしても気色の悪い動きを繰り返した足だけモンスターが、壁を上に下にと動き回る。動きがかなり速い。足だけの白いゴキ〇リみたいだ。

そんな事を思い付いてしまうと、更に寒気が増してしまう。


「駄目だ!硬くて我の攻撃は通らない!」


「僕が攻撃する!もう一度止めてくれ!」


「そう簡単に…っ!!」


ガガガガ!


今度は無理矢理突っ込んでは来ず、数本の足だけでセイドルを攻撃する。

動きを止められるのを嫌ったのだろう。学習能力が高い。


「はっ!」


ガシュッ!


しかし、横から斬り付けてくるニルには反応出来なかったのか、戦華の攻撃がまともに入り、二本程足が飛ぶ。


カチカチカチカチッ!


痛みを感じているかは分からないが、ニルから一気に距離を取る足だけモンスター。


「う、うわあ…」


斬られた足が、足場の上に落ちているが、釣り上げた魚かのように跳ね回っている。


どこまでも気持ち悪いモンスターだ。


その上、ニルの戦華は、硬質化していない。どうやら体液が無いか、もしくは極端に少ないらしい。


「また槍が来るぞ!」


「させないよ!」


次は逆方向から迫ってきたペトロが攻撃を仕掛ける。


ガギンッ!


攻撃は通らなかったが、モンスターは受けに回った為、魔法陣が消えていく。


「ドンナテ!合わせろ!」


「任せて!」


俺とドンナテで前へと走り出し、モンスターとの距離を一気に詰める。


「おおぉぉぉっ!」


ザシュッ!!


俺が真水刀を振り下ろし、一気に十本近い足を斬り取る。

かなりの痛手に違いない。


俺が即座に横へと飛び退くと、後ろから全力で大剣を横へ振るドンナテと入れ替わる。


「はあああぁぁ!!」


グシュッ!!


壁にめり込む程に、強く打ち込まれた大剣によって、全身が折れ曲がる足だけモンスター。

カニをハンマーで潰したような、気持ちの良い音がして、全ての足が垂れ下がり、動かなくなる。


「し、死んだ…のか?」


「だと思いますが…」


「足音がしないモンスターで、その上この見た目って…恐怖感が膨れ上がっちゃうよ…」


「一体って事はないだろうし、何体か出てくる事は念頭に置いた方が良さそうね。対処の仕方が分からないけれど…」


「カチカチ音がしていたから、それで周りの状況を確認していたのかもしれないな。」


蝙蝠こうもりと同じということですか?」


「可能性だがな。光に寄ってくるなら、既に寄ってきていてもおかしくは無いし…いや、足音が聞こえないから、もしかしたら、今も周りをごっそりと取り囲んでいる可能性も無くはないか。」


「ひぃっ!やめてよ!想像しちゃったじゃないの!」


言った俺自身も想像し、気持ち悪くて身震いしてしまった。


「すまんすまん。あのカタカタという音が聞こえてきたら要注意だな。」


「二度と聞こえない事を祈るわ。」


カタカタ…


「ひっ?!」


それから、数体が俺達の元へやって来て、本気で嫌がるプロメルテを横目に何とか討伐した。結局、何故俺達の位置が分かるのかも、何故襲ってくるのかも分からぬまま、気色悪い死骸が増えてしまった。


「ここに居たらずっと来るかもしれないし、早めに下りよう。」


「それが良いわ!直ぐに行きましょう!」

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