第277話 決着

「ガラクの精神に干渉しようとしたが、失敗した…といった感じか。」


ご主人様が小さな声で呟いて、私の方を見る。


何かの合図……そうだ!こんな時の為に用意しておいた手があった!


「さあ!楽しい楽しい復讐の始まりだ!」


ガラクがアマチの能力を奪おうと、顔を近付ける。

その時だけ、ガラクの視界には、アマチ以外の何も映らない。


私は後ろを振り返る。


「セナ!」


「任せて!!」


私の合図を聞いたセナは、腰からある物を取り出す。


正式な名称があるかは分からないけれど、三十センチ程度の竹筒を用いた…魔具、のようなもの。

ご主人様がセナにしていた話から考えるに、竹筒の中に細工をして、ご主人様が渡した風を発生させる腕輪を上手く仕込む。

中の構造までは分からないけれど、魔力を流し込むと、腕輪が風を発生させ、筒の中に仕込んでおいた物を射出する仕組みらしい。

本当ならば、火薬という物を使うとより良いらしいのだけれど、筒が竹だと弱すぎて、自分が怪我してしまうとか…

あのタイミングで工房に向かって作るには、中の構造を作るだけで手一杯。筒を金属製にする時間は無いから、竹で代用…という話だった。


ご主人様の世界で有名な武器の原型のようなものらしい。何でも魔力の無い人にも、簡単に人を殺せる力を授けてくれる代物だとか。

とてつもなく恐ろしい武器という事は私にも、セナにも分かっているから、構造や仕組みの事については、一切他言しないと約束していたのを聞いている。


今回、セナが作った竹筒は、殺傷力がほぼ無いもので、拳大の物を射出するだけの仕組みらしいけれど、そんな武器を見た事があるはずもなく、ガラク含め、その場に居た殆どの者が一切警戒していなかった。


ポンッ!!


セナが竹筒に魔力を込めると、瓶の栓を抜いた様な音がして、竹筒の中から丸い瓶が飛び出す。

飛び出した瓶がガラクに向かって飛んで行く。そのスピードは、私が想像していたよりもずっと速い。


「っ?!」


しかし、相手は目にも止まらぬ速さで動くガラク。

飛んでくる物体に気が付いたガラクは、咄嗟に体を逸らして、瓶を避ける。


バリンッ!!


丸い瓶はガラクを通り越し、壁に当たって割れる。


「本当に…どいつもこいつも……僕の邪魔をするな!」


セナに対して凄むガラク。

アマチを捕まえている状況で、わざわざセナに狙いを変えたりはしない。凄むだけ。


セナは狙いを外してしまい、絶望しているかと思いきや、そんなことは無く、寧ろしてやったりといった顔をしている。


その理由は簡単。割れた瓶の中には透明の粘液が封入されていて、壁に中身が張り付いてゆっくりと垂れてきている。

何が封入されていたのかは、それを見れば直ぐに分かる。

デビルツリーの樹液。

あまりの臭さに、涙と咳が止まらなくなる、ある意味危険な液体。殺傷力は無いけれど…今この場では、最も効果的なものだ。

ガラクの与奪眼は、相手の目を見る必要がある。

そんなガラクの直ぐ横で割れたのだから…


「っ?!ぐっ!!」


割れた瓶の方から漂ってくる臭いに気が付いたのか、鼻を隠して壁から離れようとするガラク。


アマチとゲンジロウ様にも影響が出るとは思うけれど…そこは我慢してもらうしかない。

しかし、問題は、瓶一つでは、臭いは十分に広がらず、割れた辺りにしか効果を発揮しないこと。

ガラクが移動してしまえば済む話。

セナの作った竹筒は、魔力さえ注げば、何度も中身を射出出来るけれど…その前に、アマチから能力を奪われてしまう。


ガラクが臭いに反応した時、多少無理矢理にでも、アマチを奪い返すべきだったかもしれない…と、思っていると…


ポンッ!パリンッ!


セナは何もしていないのに、ガラクの足元に、瓶が飛んできて、割れる。


「っ?!」


ポンッ!パリンッ!


またしても、セナが何もしていないのに、ガラクの足元で瓶が割れる。


「誰だ?!」


「げっ!外しちまった!」


「外れても良いって話でやすし、どんどん発射するでやす!」


いつの間に居たのか、階層の隅に、見た事のある者が立っている。

サクラ様の屋敷を秘密裏に警護していた下民。その中でも、闇華の情報を流してくれたデンブだった。


「へへへー!作ったのは一個じゃないのよ!」


見た限り、竹筒は、鉄球ボーラ等と比較しても、かなり簡単な仕組み。セナの腕があって、たった一つしか作れないというのは、おかしな話。

まさか、下民の者達の分まで作っていたなんて。

魔法や剣術について、一切心得の無い者でも、竹筒を相手に向けて魔力を込めるくらいは出来る。


「デンブ達に手伝ってもらったから、嫌という程撃ってやるわ!」


ポンッポンッポンッ!

パリンッパリンッパリンッ!


デンブを含めた数人の下民と、セナが、次々と瓶をガラクに向けて撃ちまくる。


「ぐっ!ゴホッゴホッ!このっ!」


ガラクは鼻を着物で押さえるけれど、それでは回避出来ない臭いに、咳き込み、涙を流す。


「ゴンゾー!」


その間に、ご主人様が描いた魔法陣が緑色に光り、ゴンゾー様に風魔法を付与する。これで、ゴンゾー様は臭いに関与されない。


「ゴホッゴホッ!う、動くな!」


しかし、アマチはガラクの腕の中。刃が向けられていて、人質である事に変わりはない。


「ガラク様!もうお止め下さい!」


「黙れ!ゴホッゴホッ!」


コハルの言葉に、ガラクが返答し、顔を横へと向けた時だった。


ブワッ!!


ガラクの腕の中で、咳き込み、涙を流しているアマチを包み込むように、真っ黒な影が現れる。


「なっ?!」


ガラクが直ぐに刃をアマチに向けるが…


「っ?!」


ガラクの腕が何かに引っ張られているように、動かない。


「うっ……」


後ろで、サクラ様の苦しそうな声。


桜乱眼の力で、ガラクが纏っていた神力を操り、腕を止めたらしい。

たった一秒の隙。けれど、その隙はこの瞬間において、ガラクの運命を決定付ける隙となる。


ガギィィン!


捕まっていたアマチを、黒い生地に身を包んだ者が奪い返し、刃を弾く。


ビュッ!


「っ!!」


後ろから何か飛んできた…と思ったら、ご主人様が真水刀で作り出した水弾を、ガラクがアマチを追えないように飛ばして下さったらしい。

本当ならば、私の役目だったのだけれど…

ご主人様は、私の方を一度だけ見る。私の怪我に気が付いて、代わって下さったと、その優しい目を見て直ぐに分かった。


「お前はっ!!」


「よくやった!テジム!」


アマチを奪い返したのは、テジム様。

天山で一度会って、先程魔眼保有者の方々を解放させる際に動いて下さった方。

奪い返したアマチを、ゲンジロウ様が直ぐに庇い、完全にガラクから切り離す。


「サダァァァァ!!!!」


鼓膜こまくを揺らすガラクの叫び声。


「サダは…終わった。」


テジム様は、ガラクの言葉に対して、短く返す。

その後、指輪を外すと、私達が天山で出会った時のテジム様の姿へと戻る。


「あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」


ゴウッ!!


ガラクが上を向いて叫ぶと、ガラクを中心として風が吹き荒れる。何かの魔眼の能力だろうか。

デビルツリーの臭いは、ガラクに届かなくなってしまった。そもそも、この臭い作戦は、魔眼の行使を一時的に無効化する為だけの、奇天烈きてれつなもの。

魔眼の事について詳しく聞いたご主人様は、魔眼というのは、その多くが、目を開いて使うものだと判断して、それをほんの一瞬でも封じられるように考えられた作戦。

どこで使うかまでは決められていなかったみたいだけれど、この局面で使う事になるとは…やはり、ご主人様は凄いお方。

臭いを知っているセナとしては、使わないならば使わない方が良いと思っていたみたいだけれど、使ったお陰で、一発逆転からの一発逆転に成功した。

単純な作戦で、ここまでの戦果を挙げられたのだから、無効化されたとしても十二分。


「何が何やらさっぱりだが…どうやら、ガラクは和解を望んではいないみたいでござるな。」


「止めてください!ガラク様は悪くないのです!」


コハルは必死にガラクを庇うけれど、ゴンゾーはガラクに刀を向ける。


ガラクは既に壊れ、私達を殺そうと殺気をこれでもかと放っている。


この状況で、私達が、はいそうですかとコハルの言う事を聞けば、死ぬのは私達。それが分かっていて、ガラクに刃を向けない者はいない。


「ガラク様!どうかお止め下さい!!ガラク様!!」


何故そこまでするのかと聞きたくなるほどに、ガラクを庇うコハル。

それでも……


「あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


ガラクに止まる様子はなく、完全に壊れている事が誰の目にも明らかだった。


ガラクは、ここまで、自分の事を散々邪魔してきたゴンゾー様を見る。


「決着でござるな。拙者としても気持ちの行き場が無かったでござるから、望むところでござるよ!」


「死ねぇぇぇ!」


我を失った目で、ゴンゾー様へと刀を振り下ろすガラク。

対して、これで決着だと言わんばかりの気迫で、刀を振り上げるゴンゾー様。


二人の刀が交差する。


ガギィィィィン!


火花が散り、ゴンゾー様とガラクの顔が照らし出される。

刀が交差しただけで生じる衝撃とは思えない、空気の揺れを感じ取れる。


「死ね死ね死ね死ねぇぇぇ!」

「ぬおおぉぉぉぉっ!」


ガギガギガギガギィィン!


二人の斬撃がひたすら交差し続ける。


二人は足を止め、右に左に、上に下にと刀を振り

その度に二人の目の前で火花が散り続ける。


剣速や、打ち合いの振動を感じるだけで、ゴンゾー様がいかに強くなったかが分かる。

今のゴンゾー様は、四鬼の方々や、ご主人様にも引けを取らない。

今のゴンゾー様を見て、いやしい下民だと言う者は一人もいないはず。四鬼の名をかんするに相応しい者。つまり、この島で最強と呼ばれる存在だと、誰しもが認めるはず。

ゲンジロウ様も、ご主人様も、ゴンゾー様の戦いに手を出そうとはしていない。ゴンゾー様がガラクに勝てると確信さえしているように見える。


「やってくれ!ゴンゾー様!」


「負けないで下せえ!」


最後の最後まで、誰に求められたわけでもないのに、そして、戦えもしないのに、サクラ様の為に、鬼人族の為に命を掛けてくれた下民の者達。

彼等が立ち上がったのは、サクラ様の優しさがあったから。でも、その前に、ゴンゾー様という存在があったから、立ち上がる勇気を出してくれたはず。


ゴンゾー様の奮闘を見た者は、二度と下民だと馬鹿にする事は無いはず。

確かに、下民の中には、卑しい性格の者達も居る。そういう環境で育ってきたのだから、そうならざるを得ない。でも、それを見て、下民全てが卑しいとは思わないはず。

もしかしたら、そうさせてしまったのは、この島の制度なのではないだろうか…なんて思ってくれるかもしれない。

自分達が今生きているのは、下民達が刀も持たずに、戦場を駆けてくれたから…なのだから。


そんな下民達の親玉、悪鬼であったゴンゾー様が、今、本当の意味で、英雄ゴンゾーとなる時が来た。


「ぬおおおぉぉぉぉぉ!!」

「あ゛ぁぁぁぁぁぁぁ!!」


ガギィィィィィィン!!


ゴンゾー様の刀と、ガラクの刀が、今までで一番強く、刃を交わらせる。

激しい火花が散り、赤い光の粒が、床に落ちる。


ガンッ!!


次の瞬間、ガラクの手からは刀が消え、後ろの壁に突き刺さっていた。

ゴンゾー様の手には、未だ刀が握り締められており、それはつまり、決着を意味するものだった。


「っ!!」


ガラクの腕は、パンパンに腫れ、ガクガクと震えている。

殴った衝撃で、人の内蔵を全て破裂させるような腕力に、鬼のような神力が乗ったのだから、暫く打ち合えただけでも十分凄い。しかし、既にガラクの両腕の筋肉の繊維は、ブチブチに切れて使い物にならないはず。

ここまで、自分を治癒する類の魔眼を使いながら耐えていたみたいだけれど、魔力も遂に底をついたらしい。

こうなってしまえば、ガラクにはもう何も出来ない。


「あ゛あ゛ぁぁぁ!あ゛あ゛ぁぁ!!」


叫び散らし、腕をブンブンと振るガラク。


「僕は神人だ!負けてなんていない!あ゛ぁぁ!」


ガッ!


数度腕を振ったところで、つまずいて、うつ伏せに倒れ込む。

実に惨めな姿だ。


「ガラク………覚悟!!」


カチャッ!!


ゴンゾー様が刀を持ち上げる。

全てを終わらせる一撃。最後の一撃を放つために。


「お止め下さい!!」


そんなガラクに覆い被さるように、コハルが走り込む。


コハルの能力が効かなかったという事。その理由を考えた時、能力が効かない者の条件が、確固たる意思で行動していることならば、ガラクはやりたくて今回の計画を進めてきた事になる。


「コハル。もう止めるんだ。」


そんなコハルに、ご主人様が声を掛ける。


「止めません!コハルは…コハルは!」


「退けぇぇぇ!!」


ガンッ!!


「っ!!」


ガラクに覆い被さっていたコハルを突き飛ばすガラク。


カン…カン…カランッ!


コハルが身に付けていた白い仮面が飛んでいき、床の上を跳ねる。


チリン…


コハルを突き飛ばしたガラクの手には、コハルが着けていた小さな鈴の付いたかんざしが握られている。


コハルがどれだけ庇っても、もうガラクを止められない。


「あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


ゴンゾー様に向けて、震える腕で突き出された簪。

少し前のゴンゾー様ならば、コハルの行動に、心を揺らされて、隙を見せていたかもしれない。もしかしたら、最後の最後で、ゴンゾー様が簪に、首を貫かれていたかもしれない。

でも、今のゴンゾー様に、そんな隙は存在しない。

そして、その隙を殺したのは、ガラク自身。


「ガラク様!!」


ザシュッ!!


「………ぁ……」


ゴンゾー様の刀が、下から上へと走る。

三年間もの間、ゴンゾー様の命を守り続けてきた、ゴンゾー様の最も信頼する剣技。剛上。


刃はガラクの体を切り裂き、天井に血が飛び散る。


「ぐあぁぁぁっ!」


ビュッ!!


ガラクは、手に持った簪を、ゴンゾー様に向けて投げる。


チリン!


しかし、その簪は、ゴンゾー様に到達する前に、空中で止まる。


最後の最後、死ぬ間際の一手を止めたのは、サクラ様だった。


サクラ様の能力が頭から抜け落ちていたのか、簪に神力を纏わせたガラク。

それを、サクラ様が桜乱眼の力で止めたのだ。


「ガラク様……兄上ぇぇぇぇぇ!!!」


コハルが叫び、倒れ行くガラクに駆け寄る。


「兄上!兄上ぇ!」


「ぐ………ゴフッ……」


ガラクの体は、斬り開かれ、既に死から逃れる事は出来ない。


「兄上っ!!」


それにしても…コハルが言っているという言葉…一体どういう事だろうか。


「……ぁ……ツユ……クサ……?」


「はい!ツユクサです!ツユクサはここにおります!」


死にゆくガラクの傍に座り、コハルがその手を握り締める。


「生きて……いたのか……」


「はい……はい……」


コハルはポタポタと涙を落としながら、何度も頷く。


「……あぁ……そうか…思い出した……」


「兄上ぇ……」


「ゴホッゴホッ!!」


ガラクが咳き込むと、コハルの頬に、血が数滴飛ぶ。それでも、コハルは気にせず、涙を流し続けている。


「……最後まで…迷惑を掛けた……な……」


「そんな事はありません!あの時…あの時ツユクサが!」


「もう良い……もう良いんだ……」


何の話をしているのか分からないけれど、この二人には、何かがあったみたい。


「あぁ……口惜しい……」


「兄上ぇ!」


「…………………」


何が何だか分からないまま、ガラクは静かに息を引き取った。


「兄上ぇぇぇぇぇ!!うわぁぁぁ!!」


コハルは、息をしなくなったガラクの胸に顔を押し当て、泣いた。顔が血塗れになる事もいとわずに。


コハル自身には、得体の知れない魔眼という脅威は有るけれど、戦闘力など無く、そして、戦う意思を感じない。

ゴンゾー様も、ゲンジロウ様も、それを感じ取ったのか、納刀する。


「終わった…か。」


ゲンジロウ様は本当に終わったのか…?と言いたそうな顔で立っている。

この場にいる全員が同じような顔をしていたと思う。

本当に長かった。暴動が始まってから、一日も満たない時間で、一体どれだけの血が流れたのだろうか。

ボロボロになって、壁のあちこちが外と繋がってしまっている、そんな城に、朝日が差し込んでくる。


コハルは、私達に目を向けるでもなく、ただただ、泣き続けていた。


こうして、オウカ島の大動乱の一先ずの終結が訪れた。


ーー・ーー・ーー・ーー・ーー・ーー・ーー



結局、ゴンゾー達の元に辿り着いたは良いけれど、ほとんど何も出来ずに観戦しているに終わって良かった。

俺の聖魂魔法が城内で炸裂した場合、五階から上は吹き飛んでいただろうから。


それにしても…ゴンゾーも、ニルも、ボロボロも良いところ。ゲンジロウまでボロボロだ。


かなり激しい攻防があったことは間違いない。

魔眼の能力を奪い、使用出来るというチート級の紋章眼に対して、よくぞ勝てたものだと思う。

それもこれも、ゴンゾーのお陰だ。最後はほとんどゴンゾー一人で戦っていたし、まるでガラクの攻撃を寄せ付けていなかった。

ゲンジロウと戦った時はただの手合わせだったから何とも言えないが、ゲンジロウと同等か、それ以上の強さを持っていたと思う。

目に見える程の神力がゴンゾーにまとわりついているのを見た時は驚いたが、それだけで倒せる程弱い相手では無かっただろうし、三年間のダンジョン生活と、その後の生活の成果が一気にやってきた…という感じだ。

ゲンジロウは左腕を失ってしまったが、ゴンゾーが居るならば、今後の事は心配いらないだろう。


それよりも、気になるのは、コハル…いや、ツユクサだったか。ガラクの事を兄と呼び、何かしらの縁が有るように見えたが…神聖騎士団との繋がり含め、彼女には色々と聞かなければならない。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る