第263話 天狐戦

引く気のない俺とラトを笑って許してくれるランカに、シデンは何を、と声を張る。


「シデン様も分かっているでしょう。少し話しただけの、初めて会ったサクラ様の為に命を張った彼らが、この状況下で引くどうか。」


「……ちっ……死んでも恨むなよ。」


「恨まないさ。それに、死にもしない。」


刀を握る手に力を込める。


「さっさとこの化け物を討伐して、ゴンゾー達を追うぞ。」


「簡単そうに言いやがって…だが、悪くない案だ。」


「キケケケケケ。」


「弱者に対する余裕…ですか。」


俺達が会話をしていても、それをただ眺めているだけの天狐。

もしくは、品定めでもしているのかもしれない。


天狐は、自分から攻撃する気は無いのか、尻尾をフラフラと動かしているだけ。


あの時、天山で会った個体と同じ個体かは分からないが、こんな天災みたいな奴が、この島に複数体居るとは考え難い。

複数体居れば、小さな島なんて簡単に吹き飛ぶだろうから。

となれば、俺の実力を知っていて、この余裕…という事だ。完全に獲物として見られている。


「さてと…やるのは良いが、どうしたものかね。」


「友魔の力が通用する相手にも見えませんし…」


「やれる事をやるしかないだろうな。」


聖魂魔法ももう一度だけ使えるが…上手く使わなければ、決定打となるかどうか…かなり厳しい戦いだが、危機は今まで何度も経験してきた。今回もその一回というだけの事。


「それより、サクラ。お前は逃げろ………って。サクラは何処に行った?!」


「え?」


シデンの言葉に、後ろで隠れていたはずのサクラが消えている事に気が付く。


「逃げたのか…?」


俺達に言われずとも邪魔になるからと、先読みして逃げてくれた…のなら良いが、サクラの性格や、ゴンゾーに対して、やけに不安そうな顔を浮かべていた事を考えると…


「まさかゴンゾーの所に行ったのか?」


「そんなまさか?!」


全員、天狐へ注意を向けていた為、全く気が付かなかった。

他に気を向けて戦える相手ではないし、サクラがそんな事をするとは思っていなかったし…


「……今更どうする事も出来ません。私達はこちらに集中しましょう。」


「くっ………」


シデンも、自分がここから居なくなるという選択は出来ない事くらい理解している。

サクラを追いたい気持ちを押さえ付けて、天狐に集中する。


「今はまだ遊んでいるようなものだと思いますが………本気で狩りに来る前に、打開策を見付けておきたいところですね。」


「そろそろ動かないと、痺れを切らすかもしれないな。」


「……それじゃあ、行くとしますか。」


死そのもののような相手に向かって刀を構える。


前に立っているだけで冷や汗が止まらない。


「水虎!はなちをお願いします!」


水虎が自分の前に水球を作り出し、円柱状に前へ水を放つ。


バシャッ!


水遊びでもしているように、尻尾で水虎の魔法を弾く天狐。

聖魂魔法とは違うとはいえ、友魔の魔法も同じ部類に入る強力な魔法に変わりはない。

それなのに、こうも力の差が出るとは…


「雷獣!」

『僕もいくよ!』


バチバチバチバチッ!


シデンの横に居た雷獣が雷撃を放ち、それに合わせて、ラトも電撃を放つ。


バチィィン!


天狐は片手でそれを弾いてしまう。


そもそも電撃が無効化されている…という事ではなさそうだ。


電撃が収束した後、天狐の体の表面を、電気が伝っていくのが見える。


『シンヤ!こいつ何か纏っていて、それで電撃を防いでいるみたいだよ!』


俺も合わせて攻め込もうとしたが、ラトの声で足を止める。


「纏って…?」


単純に防御魔法を使っている可能性も、有るには有るが、ここに現れてから、天狐は一度も魔法陣を展開していない。

ここに出現する前に展開していたとは考え難い。

となると、俺の知る限り、電撃を防げるのは、インシュライトか、神力くらいしかない。

前者を利用してというのは無理だろう。加工や熱も必要となるし。

そうなると、神力を使っている…というのが、可能性としては濃厚だが、モンスターが?

相手は人型とも言えるし、獲物を弄ぶような行動からも、知性がある事は分かっている。知性があるならば、神力を使えても不思議は無い。


「皆!天狐は神力を使っているかもしれない!気を付けるんだ!」


「神力を…なるほど。それで魔法が効き難いのか。」


「この強さで神力まで使うなんて、踏んだり蹴ったりですね。」


この島に住む鬼人族達が神力を使えるならば、知性のあるモンスターも、使えて当然と言えば当然だ。

人よりも多くのモンスターを食しているだろうし…他のモンスターの体内から漆黒石を摂取する可能性もある。


「キケケケケケ…」


「神力を使おうが、魔法を使おうが関係ない!さっさと叩き斬ってやる!」


ガガガガガガガガガガキィィン!


シデンの高速戦闘。


一瞬にして、天狐の全身に刃を這わせるが、そもそもの硬さに加えて、神力を纏っているせいで、刃は、ほとんど表面を撫でているだけのようなもの。加えて、シデンの攻撃は少し軽い。

それが分からないシデンでは無いだろうし、他に狙いでもあるのだろうか。


「神力は纏っているだけだ!神力による攻撃は心配するな!」


対角線上に止まったシデンが叫ぶ。


どうやら、全身への攻撃で、天狐の神力操作技術を測ったようだ。

シデンの足はかなり速い。天狐が反応出来ない程に。

傷付かないと分かっていながら、俺達からの攻撃を、防御するような動きを見せていた事から考えるに、全身の攻撃に対して、神力を一切操作しなかったとなれば、本当に纏っているだけ…という事だろう。

モンスターばかりと戦闘してきた天狐は、神力を巧みに使う相手との戦闘経験が無いはず…という事も有るだろう。

勿論もちろん、そうではない可能性も残ってはいるが、ここまで強い相手に、全てを網羅もうらして対策を考えようというのは、考えが甘い。

恐らく、多分…で、戦闘を進めていくしかない。

それに、シデンが言うのだから、何か別の理由からも、その結論に至ったのかもしれない。

とにかく、俺達はシデンの言葉を信じて、魔法と物理的な攻撃に意識を向ける。

神力の攻撃が来たら…その時はその時だ。


「分かりました!水虎!」


ランカは自身が走りながら、水虎に声を掛ける。


水虎の正面に、またしても水球が現れる。


先程と同じ放だが、それは天狐に通用しないはず。


バシャッ!


水虎の放を片腕で弾き飛ばす天狐。やはり効かない。


「はあぁっ!」


しかし、天狐が水虎の魔法を弾くタイミングで、ランカが攻撃を仕掛ける。


水虎の魔法を目眩まくらましに使うとは…実に豪快な作戦だ。友魔の魔法には制限が有ると聞いたが…それを気にしている状況でもないか。


ザシュッ!


ランカの薙刀が、天狐の腕を、僅かだが傷付ける。


「キケッ!」


ガンッ!

「ぐっ!」


天狐は即座に腕を振ってランカに反撃する。


薙刀の柄で攻撃を受け止めたランカだったが、軽々と吹き飛ばされ、数メートル後ろへと飛び、背中で着地、跳ねたところで両足を地面に付けて勢いを止める。


「神力を全て刃に纏わせて下さい!それで防御の薄い部分には攻撃が通ります!」


神力を全て刃に…それを今、ランカがやったのか…

神力が使えるようになると、常に体の周りに神力を纏わせるのが基本となる。

なぜならば、魔法攻撃は勿論、物理的な攻撃に対しても、若干じゃっかんの防御力を持っている為である。

それを全て武器に纏わせるという事は、防御力を捨てているのと同じ事。

そんな危険な真似を、彼女は、攻撃が通用するか確かめる為だけに行ったのだ。


シデンの全身への攻撃もそうだが…流石四鬼…という事だろう。

戦闘自体の経験が、他の者達と段違いだ。


これは負けていられない。


神力の操作を覚えたとはいえ、俺にとっては最近手に入れた力。

元々無かったものなのだから、防御力が落ちるとか、恐怖心とかは一切無い。

神力を使えるようになる前の状態に戻るだけの事だし、それで天狐を斬れるならば、迷う必要など無い。


「ラト!俺の後に続いてくれ!」


『分かった!』


俺が走り出すと、ラトが後ろから続く。


「キケェェ!」


「あの時はよくもやってくれたな!」


ブンッ!


天狐が腕を振ると、地面が風圧で弾けていく。


「水虎!」


ゴウッ!


ランカの声が聞こえてくると、真横から水虎の放った水が、抉れた地面を巻き込み、風圧をも防ぐ。


バシャッ!


目の前で弾けた水が、頬に当たる。

風圧と水圧が相殺そうさいされて消え去った場所へと走り込み、天狐に向かって踏み切る。


「キケェェッ!」


「おおぉぉぉ!」


天狐は俺の顔を目掛けて左手の爪を突き出し、俺は大上段からの垂直な一撃を見舞う。


ガギィィィン!


俺の真水刀と、天狐の左手の爪が交差し、火花が散る。

爪が発するエフェクトとは思えない。しかし、これで良い。


ザシュッ!!

「ッ?!」


俺が放ったのは、霹靂へきれきからの、飛ぶ斬撃。

顔を狙ったつもりだが、刀を止められた事で、狙いがズレて、左肩をかすめるだけに終わる。

それでも、軽く斬り付けた程度のダメージは負わせられたはず。


「キケェェ!」


ブンッ!!


俺の攻撃にイラついたのか、右腕を横へ振る。


予想の範囲内といえる攻撃に、俺は姿勢を落として避けつつ、斜め後ろへと下がる。


「ラト!!」


『任せて!』


ラトは神力を使えない。しかし、その代わりに強力な雷魔法を使える。

爪や牙による攻撃はそれ程効かないかもしれないが、傷口に直接雷魔法を打ち込めばどうだろうか。

人と変わらない体の構造を持っているならば、即死レベルの魔法攻撃のはずだ。


『ガウッ!!』


「キケェェ!」


ラトの噛み付きに対して、尻尾を前に出して対処する天狐。


ガリガリッ!


尻尾に噛み付いた音ではない…どんな硬度しているんだ?


『甘いよ!』


ラトは尻尾に噛み付いたまま、魔法を発動させる。


バリバリバリバリバリッ!


飛び込んだ時は、傷口を狙っていたのだろうけれど、これ以上近付くのは無理だと判断したのか、全身を覆い尽くす雷撃を放つ。


目の前に雷が落ちたような轟音ごうおん


「ギゲェェェェェェェ!!」


天狐が痛みに対する叫び声を上げる。

効果は十分にあったらしい。


『へっへーん!どうだ!』


ラトは直ぐに天狐から大きく離れて、唸る。


ここまでで一番のダメージを与えたのは間違いないと思うのだが…


「キケェェェェッ!」


まだまだ元気らしい。

そもそも雷魔法に強いのか、魔法全般に強いのか…かなり怒らせたが、ダメージはあまり与えられていないようだ。

ダメージが無いよりマシではあるが……

単語なら話せたはずだし、対話してみるか?なんて、馬鹿な事を考えていても仕方ない。


小さなダメージだとしても、積み重ねていけば…


「ギゲェェェェェェェ!!!!」


ズガガガガガガガガガガガッ!!


「なっ?!」

「避けろ!」


天狐は、四尾を地面に向けて振り下ろし、そこから発生した風圧…いや、最早斬撃とも言える攻撃が、四方向、つまり、俺達全員に向かって飛んでくる。


「「「『っ!!!』」」」


ズガガガガガガ………


全員何とか避けられたようだが、尻尾を振り回しただけで、後ろにあった建物が崩壊してしまった。


「ここからが戦闘モードって事か…」


今までの戦闘はただ遊んでいただけ、という事みたいだ。

今までは感じなかった、殺気をビシビシと感じる。

人が放てるような殺気とは桁が違う。

絶対的強者の殺気。絶対なる死を感じさせる殺気だ。

これまで多くのモンスターと対峙たいじしてきたが、それが子供騙こどもだましに思えてしまう程の、死の香り。


チラリと周りを見ると、ランカは眉を寄せて冷や汗を、シデンは苦笑いをしながら冷や汗を流している。

ラトは唸り続け、一瞬たりとも天狐から目を離そうとしない。


全員が気付いている。天狐が殺す気で動き出せば、ただでは済まない。

これだけの攻撃を仕掛けたというのに、天狐は出現してから一歩も動いていないのだから。


「来るぞ!」


シデンの声が響く。


バキッ!


目の前に居たはずの天狐が、消え、立っていた場所の地面が跳ね上がる。

踏み切っただけで地面が抉れたらしい。


目で追えなくはないスピードで、ランカへ向かって一足で詰め寄る。


「っ?!」


「キッ!」


ガンッ!!

「ぐぅっ!」


ランカが咄嗟に薙刀で防御するが、天狐の尻尾に打たれ、横へと向かって吹き飛ばされる。


ここまでの対処的な攻撃ではなく、命を取りに来る攻撃。


ランカは防御に関して、かなり卓越した技術を持っている。柔剣術は、基本的に防御の方が得意な剣術だからだ。

しかし、そんなランカが、力を受け流す暇さえ与えられず、簡単に吹き飛ばされた。


「このくらい!」


ズガガガガガッ!


ランカは手に持った薙刀を地面に突き刺し、吹き飛ばされた勢いを殺して何とか着地する。

それでも、たった一撃で、ランカの腕は力を使い果たしたかのようにブルブルと震えている。


ミサとの戦闘で消耗していたし、それも影響しているだろう。


「キケッ!」


「集中狙いか!」


飛ばされたランカが構えるより速く飛び出した天狐。

俺は消耗が激しいランカを集中狙いしにきていると判断し、直ぐに天狐に向かって走る。


「キケェェッ!」


「っ!!」


ランカは構えを取ろうとするが、蓄積した疲労の為か、先程の一撃によるダメージなのか、足がふらついてしまう。


このままぶつかれば、ランカが死ぬ。

それが見ていて分かった。


「させるかよ!」


俺がランカへ向けて片手を向ける。走りながら完成させた上級闇魔法、黒防砂こくぼうさを発動させる。


「キケェェッ!」


ズァッ!


黒い砂のようなちりが、天狐の攻撃に反応してランカとの間に集まり、攻撃を受け止める。


ズバァン!


天狐の攻撃を受けた黒い塵が、半分程吹き飛ぶが、攻撃は止められた。


「ランカ!」


「ありがとうございます!」


俺の声にランカが下がる。


「シンヤ!」


左後ろからシデンの声。

俺に続いて攻撃を仕掛けるという合図だ。


「おおぉぉぉっ!」


「キケェェッ!」


先程、俺が怪我を負わせた時と同じような形での一合。

だが、相手はSSランク級の、知性を持ったモンスター。全く同じ手に掛かるとは思えない。


俺が振り下ろす刀を、天狐は受け止めるのではなく、俺から見て左へ避けて、側面から攻撃しようとする。

先程の事を学習し、俺の攻撃を避けようとした。それは良い。流石は知性有りしモンスターだ。

しかし、その程度、俺が予測していないはずがない。


ブンッ!


俺は予想通りの動きを見せた天狐の攻撃を、体を捻って避けつつ、天狐の奥、側面へと回り込む。

これで、シデンと俺が天狐を挟み込む立ち位置になった。


「はああああぁぁぁぁっ!」

「うおおおぉぉぉぉぉっ!」


俺は振り向きながら横薙ぎに刀を振り、シデンは突撃しながら垂直に刀を振り下ろす。


ガギィィィン!

ガギィィィン!


「キケェェッ!」


俺の刀を尻尾で、シデンの刀を右手の爪で受け止める。

尻尾の方は毛が斬れた程度で、ギチギチと音を立てて刃が通らない。


ガンッ!!

「がぁっ!」


シデンは爪で受け止められた刀を押し込もうとしていたが、尻尾の一本に横から叩かれ、地面の上を転がっていく。

神力を纏わせていない生身で受けるには、天狐の一撃は重過ぎる。

刀に神力を纏わせるという事は、シデンにとって、生命線とも言えるスピードを奪われるという事。かなり危険な吹き飛ばされ方をしたように見える。


「シデン!」


『シンヤ!』


シデンへの心配で僅かに気が散った瞬間、ラトからの声が掛かる。


天狐が俺に向けて片手を上げて構えていた。


「っ?!」


ガンッ!


真水刀を、振り下ろされる手に向けると、全身に掛かる衝撃と重圧。


「ぐぉぉっ!」


刀のみねに手を当てて天狐からの一撃を受け止めると、俺の両足が地面に埋まってしまうのではないかという圧力が掛かる。


『シンヤを離せ!』


ガギィィィン!


ラトが横から入り込み、対処しようとした天狐の圧力が弱まる。


直ぐに後ろへと転がりながら抜け出したが、この体のステータスが無ければ、今ので終わっていただろう。


「ぐっ……ぅ……」


転がった先、左手側に、シデンが倒れており、苦しそうな声を出しながら、それでも立ち上がろうと片膝を立てる。


「大丈夫か?」


「これしき……痛くもかゆくもない。」


脇腹を手で押さえながら、立ち上がるシデン。

何とか大丈夫そうだ。攻撃を受ける際に、横へと跳んで衝撃を殺したのだろう。

それでも、痛みに慣れているはずの四鬼が顔をしかめる程のダメージを受けているのは間違いない。


「これだけやって、毛を数本斬れただけか…」


「斬れないよりマシだろう。戦えない相手ではないということだ。」


シデンの言葉に返すが、気休めだということは俺も、シデンも分かっている。


「ランカ!動けるか?!」


「…はい!」


疲労のピークとも言える状況のランカへ掛ける言葉としては、酷かもしれないが、俺達の内、一人でも欠ければ、直ぐに瓦解する。

いくら辛くても、動いてもらうしかない。


「シンヤには世話になりっぱなしだな…」


「そう思うなら、これが終わった後、たらふく食わせてくれよ。そろそろ腹が減ってきた。」


「くくく…天狐を前に飯の話か。」


「あれを倒せば、英雄様だろう?それなら金には困らないはずだ。

食い潰してやるから覚悟しとけ。」


「ははは。悪くないな。これが片付いたら、シンヤ達には死ぬ程飲んで食わせてやる。」


「あら。私も混ぜて下さいよ?」


『僕も僕も!』


絶対的に不利な状況。


次の一合で死ぬかもしれない。


そんな事は分かっている。


でも、だからこそ、終わった後の話をして、笑う。


「それには、まず、こいつをぶっ殺す。」


シデンが刀を強く握る。


「キケケケケケケケッ!」


天狐の尻尾がフワフワと動き、挑発されているように感じる。


「行くぞ!」


「おう!」


俺とシデンが同時に走り出し、それに合わせて、ランカとラトも走り出す。


四人同時の攻撃だ。

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