第178話 針氷峰

「一応、全部しっかり確認したけど、シンヤさんが全力で酷い事をすると、アイゼンの棘みたいな細い部分は折れちゃうかもしれないから気を付けてね。」


「全力で道具を壊す、なんてしないから大丈夫。」


「命に関わった状況になれば分からないでしょう?一応、何かあった時の為にうちが居るんだけど…」


「分かった。出来る限り気を付けるよ。」


「そうしてもらえると助かるわ。」


セナとしても心配な部分が有ると言う事を伝えたいのだろう。

人間離れしたステータスの者が使う道具を作れというのは、それだけでかなり大変な事だ。それが特殊な形なら尚更だ。

恐らく、セナでなければ、少し力を入れただけでぶっ壊れる代物しか作れなかっただろう。


ガッガッ!


アイゼンの棘を氷の壁に蹴り込むと、音を立てて氷の粒が落ちる。


「行けそうですか?」


「ああ。大丈夫だ。よっ!」


自分の体重を壁に刺したアイゼンに掛けて氷壁に張り付き、ピッケルを使って登っていく。


ビュォッ!


三合目とはいえ、周囲に遮るものは無く、山肌に当たった風が直に吹き下ろしてくる。


「ふぃー!冷たい風だなぁ!」


風が顔に当たると顔の表面が凍り付いたかと思う程に冷たい。


「大丈夫ですかー?!」


「大丈夫だー!」


下から聞こえてくるニルの声に返す。


氷壁はツルツルしているかと思っていたが、意外とザラザラしている。表面が溶けていないとこんなものなのか。

ピッケルやアイゼンを突き刺しても、表面が剥がれ落ちてくるようなことも無く、思っていたより、すんなり上に登っていける。


セナが作ってくれた道具の中に、ロープを壁に固定する物もある。

壁に突き刺して使うくいで、突き刺した後、簡単には抜けないように返しが付いている物だ。

こういう時には、クライミングカム…だったかな。隙間に差し込んで開くと固定される器具を使ったりしているのを、映画か何かで見た記憶があるが、針氷峰を上まで登るとなると、かなりの数が必要になるし、凝った物は作れないだろうと省いた。

しかし、この杭も色々と考えて作ってくれたらしく、刺しても周囲の氷を破壊し過ぎず、抜けない形を模索してくれたとの事だ。

仕事が細やかで本当に助けられっぱなしだ。


杭を打ち込み、ロープを通し、更に上へと登っていく。


「やっと半分か…」


随分登った気がするのに、やっと見えた氷の切れ目から見ると半分程度。一番最初の壁でこれだと、先が心配になってくる。

自分の体のステータスを信じて、下を見ないようにしながらひたすら上を目指し、やっと氷の切れ目に到達する。


「これは…踏ん張る場所が無さそうだな…」


やっとの思いで辿り着いた場所から見えた光景は、数メートル先まで斜面が続き、また絶壁が上へと続いている…というものだった。


傾斜はそこそこキツく、しっかりアイゼンを刺して支えていないと滑り落ちてしまうだろう。


「固定する場所も無さそうだな…」


周囲を見ても、氷と雪ばかりで引っ掛けられそうな場所はない。


「引き上げるのは無理か…自力で登ってもらうしかないな…」


自分の両サイドに杭を打ち込み、ロープを通して体を固定する。これで仰向けになっても滑り落ちたりはしない。

その後、魔法陣を描き、ファイヤーボールを下に居るセナ達に見えるよう、空中に向かって一発だけ放つ。


一発なら登ってこい、二発なら引き上げるからロープに掴まれ。そう決めてある。


その合図を見て、セナが軽くロープを二度引っ張る。


登るという合図だ。


何かあった時の為に、ロープを両手で持って、かかとの棘を氷に刺しておく。


引き上げるのは無理でも、踏ん張る程度なら出来る…と思う。

こんな事になるなら、クライミングの事も興味本位程度でも調べておくんだった…って…こんな事になるなんて、想像出来る人は居ないか…


セナが登って来ているのか、たまにロープが揺れる。


下を覗きこみたいところだが、落ちそうだから信じて待っていよう。


多分、俺の時の数倍の時間は掛かったと思うが、何とかセナの腕が崖の端に掛かる。


「はぁー!着いたー!」


「頑張ったな。」


手を掴んでやって登るのを手伝うと、セナも俺の横に張り付き、体を固定し始める。


「それにしても、よくこんな道具を思い付いたよね?」


「偶然だよ、偶然。」


「偶然ねー…よいしょ!」


セナも俺と同じ様に体を固定し、一安心。


もう一度ファイヤーボールを放つと、今度はニルが登ってくる。


ニルは俺より遅いがセナより早く、無事到着。


「ニルー!おつかれー!」


「ありがとうございます!」


俺とセナで手を取って引き上げてやる。


「思っていたより高いですね…」


「あまり下を見るなよ。」


「はい。」


「最後はラトか。」


ラトだけは登ってこい…というわけにはいかない。

方法はいくつかあるが、今回は一つ足場があれば何とか登ってこれるだろう。


もう一本ロープを用意して、先端に水平になるようインベントリから取り出した木の板を付け、崖の半分辺りまで下ろし、三人でロープを持つ。


ラトとは精神的に繋がっているから、合図を出さなくても、準備完了した事は伝わる。

数秒後に一度だけ軽い衝撃が腕に伝わってきた後、ラトが飛ぶように崖の縁から現れる。


『わわっ!思ったより傾斜があるね?!』


ラトは爪を立てて傾斜にガリガリと体を固定する。

ピッケル要らずだ。


「一つ越えるのに、これだけ時間が掛かるとなると…上まで行くのには結構時間が必要かもな。」


「そうですね…ですが、急いでは事を仕損しそんじる…でしたよね?」


「相変わらずよく覚えてるなー…」


「はい!」


「ニルの言う通りだな。安全第一で行こう。」


ミイラ取りがミイラになるわけにはいかない。現状見える範囲にはそれらしき物は無いし、何かが見付かるまでは上を目指すしかない。

まあ…有るかすら分からないが…


斜面を登り、同じ要領で次の壁を登り…また次へ。


こうして、その日は三つの壁を越えた。


三つ目の壁を越えた先に、大きく氷壁がくぼんだ場所が有り、床面が割と水平だった上に、空が赤らんで来ていた為、その日はそこで寝る事にした。

床面が水平とは言ったが、あくまでも自然に出来た物で、天井にも、床面にも氷柱つららが生えていて、とても座れたものでは無かった為、まずはそれを取り除く必要があったが…何とか終わり、やっと一息入れる事が出来た。


「ひぁぁ!今日はここまでかー!」


セナが両手両足を投げ出して氷の上に寝転がる。


「セナ。お疲れ様です。紅茶をどうぞ。」


ニルも疲れているはずなのに、直ぐに紅茶を用意して、俺とセナに、ラトにはミルクを用意してくれる。


「ありがと!ニル大好きー!」


バッと起き上がったセナはニルに抱き着く。


「あっ!紅茶がこぼれちゃいますよ?!」


「えへへー。ごめんごめん。」


セナは信用した相手には一切の壁を作らないタイプで、ニルにも気さくに接してくれる。

友情表現もかなり直球だし、ニルもそれが嬉しいのか、明るい笑顔を見せている。

多分、今までで一番近しい友達…なのではないだろうか。


「ニルは何でも出来て凄いなー。うちなんて鍛冶しか出来ないからさー。」


「何を仰るのですか。こうして針氷峰を登れるのは、セナが居てこそですよ。

私から見れば、セナの方が凄いです。」


「そうかな?」


「はい!」


「えへへー。照れちゃうなー。」


まるで昔からの友達かのようにニルと話すセナ。

こういう人がもっと沢山いれば、大陸の奴隷に対する意識も変わるだろうに…

俺の考えは甘いのかもしれないが、そんな世界を想像してしまう。


「そうだ。ニル。枷周囲の具合はどう?」


「お陰様で平気です。」


実は、セナが作ってくれた道具の中に、ニルの枷の内側に装着する物があった。


金属というのは、熱伝導率、つまり、熱を伝えるスピードが速い。熱すれば直ぐに熱くなり、冷やせば直ぐに冷える。

寒い所に置かれた金属は、恐ろしい程に冷たくなる。

冬の朝、車のボンネットが氷のように冷たくなっているのを感じた事のある人も多いはず。


それはニルの枷も同様で、こんな雪山に登ると、枷は信じられない程に冷たくなり、そんな金属に肌が接していると、その部分が凍傷とうしょうになり、壊死えししてしまう。

ニルの首や手足が腐るのは困ると、熱を伝えない特殊な鉱物を使って、枷を改造してくれた。

一応、鉱物の鑑定結果は…


【コンディアイト…常に常温で、外界の温度に影響されない鉱物。とても希少。】


この鉱物は大陸にもあったが、数が少ない希少な物。

針氷峰で採れた鉱物の中に含まれていたらしく、セナが自腹でコンディアイトをアンガクから買って作ってくれた。


どれだけの額を渡したか分からないが、決して安くはないはず。

当然、俺はその金額を払うと言ったが、セナは…


「うちからニルへのプレゼントだからお金は受け取らない!」


と言って聞かなかった。


ニルもかなり恐縮していたが、最終的にセナが折れなくて、言葉に甘える形となった。


「ごめんね。枷を外してあげられれば良かったんだけど…」


「いえ。私にとってはご主人様の物である証明ですし、これで、セナとも親友となれたという証になりましたから。」


「んー!ニルは本当に可愛いなー!このこのー!」


ニルの言葉を聞いて、素直に喜ぶセナ。

本当に微笑ましい光景だ。


因みに、ニルはセナへのお返しを考え中だ。


お返しをしたいけれど、自分に用意出来る物で見合う物が何か分からないからと、相談されたから間違いない。

ニルが渡したいと思う物を見付けたら、どんな物でも喜ぶはず。それが高額な物だったとしても、必ず手に入れるから遠慮無く言えと伝えてある。


ニルが今まで共に倒してきたモンスターの素材から得られる金額を考えれば、売っている物で手に入らない物は無いだろうし、俺としてもお返しをしたいから出し渋るつもりは一切無い。


何が良いかはまだ決まっていないが、必ず良い物が見付かるはずだ。


「楽しんでいるところ悪いが、氷の上に座るのは辛いし、先に野営の準備だけ済ませよう。」


「はーい!」


セナは疲れているはずなのに、それを顔には出さず、元気に振舞ってくれている。

お陰様で場が明るくなって、こちらの気分も軽くなる。


サクサクと野営の準備を済ませたところで、セナには座って休んでもらい、俺とニルで夕食の準備を始める。


ジュゥゥーー!


あまり長く火を使うと、周囲の氷が溶けてしまいそうなので、簡単な焼き物だけを作る。パンや野菜は切るだけだし。


肉の焼ける良い匂いと音が、窪んだ氷壁の中に響き渡る。


「美味しそうな匂いー!よだれが出てきちゃうよー!何の肉を焼いてるの?」


「ウォーターバードの肉だ。ダンジョン内で倒した奴をインベントリに入れててな。

味付けした後、ニャクニンニクの実と一緒に焼いただけだが…」


立ち上ってくる湯気からは、鼻腔びこうくすぐる、腹の減る匂い。

簡単な料理だが、必要な栄養は取れる。


「表面の色が変わってカリッとしたら完成だ。簡単だが…だからこその美味さがある……はず。」


「早く早くー!」


待ちきれないと、セナが手足をバタつかせる。


大皿に焼けた肉を豪快にドカドカッと盛り付ける。


「サラダとパンの準備も出来ました。」


「美味しそう!」


「さっさと食って早めに寝るぞ。」


「はーい!」


セナはかなり元気そうに振舞っているが、疲れは既にピークのはず。それも考えてサクッと作ったが…


一切れ口に運び、歯を立てると…


パリッ!


香ばしく焼けた皮に当たった歯が、表面を割って心地よい音を奏でる。


その後、口の中に広がってきたのはトロリとした旨味の詰まった油と、それを程よく緩和する水分。


「はふっ!はふっ!」


口の中に広がった旨味を、熱さで最初は感じる事が出来ない。

しかし、ゆっくりと、体温に近付いていくにつれ、じんわりと広がっていく幸福な味。


「んまー……」


寒さの中で食べる暖かい料理は、また格別に美味い。


口の中から喉、胃、そして身体中へと伝わっていく温度。


「はふーー……」


美味し過ぎて溜息を吐くと、真っ白で濃い息がモワッと空中に広がる。


「「ゴクッ……」」


ニルとセナが同時に喉を鳴らし、直ぐに自分達の口にも放り込む。


「はふっ!はふっ!」


二人とも俺と同じ様に熱を口の中で冷ましていく。


「んー!美味しい!何これ?!ウォーターバードってこんなに美味しいの?!」


「ロックバードとはまた違った美味しさですね?!」


「ニャクの実が良い具合に効いてて、塩、胡椒こしょうと共にガツンと来るよな。」


「胡椒?!」


この島でも胡椒は貴重品らしい。セナが驚いている。大陸でも貴重品だし、島ならば当たり前か。


「そんな事より、冷める前にどんどん食べろよ。」


「言われなくても食べるわ!こんな美味しいもの食べなかったら、それは最早罪よ!

というか…ゴンゾーの奴、ダンジョン内でこんな美味しい物を食べてたのね…?」


「まあ一緒になってからだけどな。」


「許すまじ…」


食べ物の恨みは怖いからな…完全に逆恨み…いや、逆恨みですらないか。とばっちりだな。


「パンとサラダもあるからな。」


「こんな雪山で、こんな食べ物…ある意味最高の贅沢ぜいたくかもしれないわ。」


「言われてみると…確かにそうかもしれないな。」


「贅沢を楽しんでやるー!」


セナは嬉しそうに次々と食事を頬張っていく。


因みにラトは既に、無心で肉にかぶりついている。


結構な量を作ったが、ペロリと完食。


「ふぁー…食べ過ぎたかもー…」


「寝床は用意してあるので、横になってはどうですか?」


「うーん…そうするわ…」


のそのそとテントに入っていくセナ。

そのまま眠りに落ちるだろう。


「今日は魔具作りはどうされますか?」


「いや。今日は止めておこう。

慣れない山登りだったし、思っている以上に疲れているはずだ。」


「分かりました。」


そう言いながらも食後の紅茶を差し出してくれるニル。

もうニルって出来すぎ……一家に一台必要なレベルだ。


「明日はここから更に上を目指しますか?」


「上を目指すのは周辺を確認してからにしよう。さっき見たが、狭いが、横にも抜けられそうだ。」


「分かりました。」


「なかなかに大変だったが…これで四合目までは来られたか?」


「少しお待ち下さいね…」


ニルは下から見た針氷峰の全体図を見て、どの辺かを確認する。


「えーっと…今はこの辺りなので…そうですね。四合目辺りだと思います。」


「針氷峰は上に行く程壁の長さが長く、険しくなる。今日のはほんの挨拶みたいなものだ。

明日からはどんどん厳しくなるぞ。」


「はい…」


「当然俺も気にするが、セナの事をよく見ていてやってくれ。

疲れていても疲れたと言い難いだろうし、セナを見ていて、ニルが無理だと判断したら、近くに穴を掘ってでも休む。無理矢理にでもだ。」


「分かりました。」


ニルに言ってはいるが、これは俺についても同じ事だ。セナだけでなく、ニルの事も見なければならない。加えて、自分の事も。

ラトは…俺達より先に疲れ切るという事はまず無いだろう。


ビュォッ!


ニルと話をしていると、窪みの外を走る風の音が、今までよりも大きくなった気がして、ふと入口に目を向けた。


激しい風が吹き付け、白い粒が上から下へと一瞬にして駆け抜けていく。


「猛吹雪だな…」


「明日は雪が積もりそうですね…」


「どこかで、新雪しんせつ雪崩なだれが起きやすい…的な事を聞いたような…」


「明日出るのは危険でしょうか?」


「明日の天気がどうなるかにもよると思うが…吹雪でなければ進もうと思う。

この山は縦に長いがそれに対して、横の広さはあまりない。だから雪が降ってもさほど積もらない…と思う。」


全体的に情報がふんわりしてしまうが…間違ってはいないと思う。

この山登りで警戒するべきは、雪より、薄氷はくひょうだったり、クレバスと呼ばれる氷の裂け目の方が怖いと思う。

アンガクも薄氷の下にあるクレバスに落ちたと言っていたし…


「曖昧な表現ですまないな…」


「いえ!ご主人様が居なければ、そのような事さえ知りませんでしたから!」


「そう言ってもらえると、救われるよ。」


「い、いえ…」


「ラト。こんなところにモンスターが現れる事はないと思うが、一応警戒していてくれ。入口にトラップ魔法は仕掛けておくが…」


『分かったー!大丈夫だよ!安心して!』


「助かるよ。」


こうして、俺達の針氷峰での一日目が終了した。


翌朝。


俺とニルが起き、俺は紅茶をすすり、ニルは朝食の準備をしていると、セナがモソモソとテントから出てくる。


「おはよー…」


まだ眠そうなセナは、目をこすって、欠伸あくび混じり。やはり、昨日はかなり疲れたようだ。


俺から見ると、まだ大丈夫そうに見えるが…散々常識外れ扱いされてきた為、俺の基準で考えない方が良い事は分かっている。

ここはニルに聞いてみよう。


「セナはどうだ?」


「そうですね…半日は大丈夫だと思います。

もし、半日経った時点で駄目そうなら、そこでご主人様にお伝えしますよ。」


「そうか…分かった。注意して見ていてくれ。」


「分かりました。」


セナに聞こえると、大丈夫!とか言い出すのは目に見えているし、ヒソヒソと聞こえないように確認を取った後、今日の予定を伝える。


「今日はどこまで登る予定なの?」


「まだ決めていない。まずは四合目で、見て回れる場所を見て回る。

氷華が見付からなければ、その後また登る予定だが…天気があまり良くないし、その辺は未定だな。」


「行ける場所なんてあるの?」


「少し狭いが、通れる道がある。」


俺達から見て入口左側。そこからぐるりと外周を通るように足場になりそうな細い道が続いている。


「ラトは通れそうにないから留守番だな。」


『えー!僕も行きたかったー!』


「仕方ないだろう。我慢してくれ。

悪いが、セナ。セナも一緒に残ってくれないか?」


「うちが?」


「ラトだけ留守番ってのは可哀想だろう?」


「まあ…そうだね。分かったわ。」


「ありがとう。俺とニルで調べてくるよ。」


うん。我ながら自然に休ませる事が出来た気がする。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る