第132話 垣根

ボンッ!


ニルがミノタウロスに投げ付けた小瓶が、ミノタウロスの目の前で小爆発を起こす。


目の前で起きた小爆発に驚いたミノタウロスは、腕で目を覆い隠す。


これで一撃入れられる…と思っていたが、ニルはそこから更に腰袋へと手を伸ばし、小瓶を取り出す。


嫌な透明の粘液。デビルツリーの樹液だ。


最初から、ニルの狙いは臭いを相手に撃ち込んで、嗅覚から強い刺激を与え、感覚的な攻撃を行うつもりだったらしい。


バリンッ!


ミノタウロスの鼻先で割れた瓶の中身が、見事顔に付着する。


尋常では無い臭さの粘液が鼻先にベッタリ付着したのだ。鼻がそれ程良くない人間でも耐え難い臭いなのに、顔面が牛となれば、息もできない程だろう。


直ぐにラトに風魔法を掛けてやるが、少し嗅いでしまったらしい。


『臭ーーいーーーーー!!!』


狼だし、特に鼻が良いからか、ブンブンと顔を振って、せきまでしている。


「ラト!ごめんなさい!」


一応、ニルも悪いとは思っているらしい。


「ブフッ!ブフェッ!!」


悪臭を前に、咳なのか何なのか分からない呼吸をしてブンブンと石斧を振るミノタウロス。

空いている腕は首筋に巻き付けている。攻撃から首を守っているのだ。


「はぁっ!」

ザシュッ!ブシュッ!


ニルはラッキーパンチを警戒しながら、石斧の来ない死角から堅実けんじつに斬り込む。


斬り付けたのは、左足のひざの裏とアキレスけん。守られている首を狙いたいところだろうが、ニルの腕力では少し難しい。


「ブフゥー!」


ミノタウロスは、左膝を床につけて痛みにもだえる。


「ブフォッ!」


「っ!!」


ミノタウロスもこのまま殺られてなるものかと、膝をついた体勢のまま、石斧をニルに向けて振り下ろす。


ズガァァン!


床の石材を割る重たい一撃。石斧の刃先は床に突き刺さり、大きなヒビを入れている。


ニルの反応が遅れたら、準備していた魔法で援護しようと思っていたが、横に転がって刃を避けている。

しかし、回避行動を取った事によって、ミノタウロスに次の一手を許す事になる。


「ブフォッ!」


ミノタウロスの正面に、魔法陣が描かれていく。


「くっ!」


ニルはミノタウロスから少し距離を取る。


ズカガガッ!


「ニル!」


俺はミノタウロスが描いていく魔法陣が、ロックバイトのものだと判断し、ストーンウォールをニルの右手に発動させる。

ストーンウォールは真っ直ぐにではなく、斜め四十五度に倒した形になっている。


「跳べ!」


俺の意図に気が付いたニルは、ミノタウロスが魔法を発動させるより早く、ストーンウォールに向かって走り出す。


「ブフゥー!!」


ミノタウロスの正面に描かれた魔法陣が茶色に光ると、ストーンウォールの真下から石でできたトラバサミが出現する。ストーンウォールごとニルを真っ二つにするつもりだろう。


バギバギバギッ!


ストーンウォールが砕けていく瞬間にニルは強く踏み切り、宙へと跳び出す。


その直前、ニルの手元が黒く光り、黒花の盾からシャドウテンタクルが生える。


「はぁっ!」


宙にいるニルとミノタウロスの距離は数メートル。


その距離にいるミノタウロスの石斧の柄に、シャドウテンタクルを巻き付け、引き寄せる。


ミノタウロスの武器を奪おうとしたのではない。しっかりと石斧を握り締めているミノタウロスから武器を奪うのは難しい。


狙いはニル自身が、空中で方向転換する為だ。


シャドウテンタクルの力で、ミノタウロスの方へと向かって飛んで行くニル。

ミノタウロスは、その狙いに気が付いた途端、石斧を大きく振る。


シャドウテンタクルを引き寄せて、ニルを地面に叩き付ける気だ。


危ないと思って、真水刀に魔力を込めようとしたが、ニルは既にその行動に対処した後だと気が付いた。


シャドウテンタクルで体を方向転換させた後、直ぐに蒼花火でシャドウテンタクルを盾から切り離していたのだ。


確かに、一度体がミノタウロスの方向へと飛び始めたら、シャドウテンタクルは必要無くなる。ミノタウロスがこの行動に出ると予想していたらしい。


石斧を振った事で、ニルを石斧で迎撃するタイミングをミノタウロスは失った。


既にニルの体は目の前。


「ブフォッ!」


ミノタウロスは太く、ねじれた角を飛んでくるニルに向ける。


武器は石斧だけではない…と言いたいのだろうが、その行動はニルの予想の


角をニルが到達するタイミングで突き出すミノタウロス。


ニルが勢いのまま攻撃を仕掛けていれば、確実にニルが殺られていただろう。


しかし、ニルは攻撃はせずに、角の軌道を見極め、角の根元部分に足を掛けた。


トンッ!


角の上に乗るような形でニルとミノタウロスが交差する。


危ない場面もあったが、ほとんどはニルの手のひらの上。全ての攻撃を回避されたミノタウロスには、ニルの攻撃を回避する事も、防御する事も出来ない。


ザクッ!


ミノタウロスの脳天に垂直に突き刺した蒼花火が、骨との摩擦まさつによって蒼色の火花を散らす。


「ブ……フ……」


瞳がグルンと裏返り、ミノタウロスの体は前のめりに倒れる。


その前にトンッと軽くミノタウロスの頭を蹴って離脱したニルが、床の上に軽やかに着地する。

少し遅れて銀色の美しい髪がフワッと背中に舞い降りる。


ミノタウロスが死んだのを見届けたニルは、直ぐに俺の方へ振り返る。


「や、やりました!ご主人様!私勝てました!」


「よくやった。正直驚いたよ。俺の援護もほとんど必要無かったな。」


サファイアブルーの瞳が少しだけうるんだように見えた。


「やるでござるなー。ニル殿。最初に女子おなごなどとあなどった発言をしてしまった事を後悔しているでござるよ…」


『ニルは強いよー!僕は知ってるもんねー!』


ゴンゾーとラトは少し前にミノタウロスを倒し、ニルの戦闘を見ていた。


「ラトも、ニルが強いのは知っていたってさ。」


「あ、ありがとうございます!」


「鬼人族にも強い女性は居るでござるが、とても珍しいでござる。自分の尺度しゃくどでニル殿を測ってしまったこと、ここに改めて謝罪するでござる。」


ゴンゾーは深々とニルに向かって頭を下げる。

こういうところは本当に好感を持てる。


大陸でも、やはり冒険者や戦闘に携わる者には男性が多い。

魔法使いとなるとそれ程差はないが、やはり体格の差というのは大きいものだ。故に、どうしても女性は男性が守るもの…というイメージが強い。

アマゾネスのようにそこらの男性より強い女性は居るが、少数だ。


そもそも俺は元の世界においても、男女差別はあってしかるべきだと思っている。それは男尊女卑だんそんじょひとは別の話で、体格差や、腕力の差はどうしてもあるものだ。

重い物を持ち上げる仕事を男性の代わりに女性がやる…というのは普通は難しい。体格や腕力に合った仕事をする。これは当たり前の事だし、そこに差別が無かったら、女性が仕事のできないダメな人になってしまう。

それはこの世界でも変わらない。

大盾を持って真正面から攻撃を受け、耐える仕事は体格が良くて腕力のある男性がほとんど。中にはそれすらやってしまう女性も居なくはないが……特例中の特例だろう。


ゴンゾーの物言いからすると、そういう考えが、オウカ島では大陸より強いと思う。

そうなると、どうしても男性が女性に素直に頭を下げるという場面は少なくなると思うのだが…ゴンゾーはニルの実力を見て、素直に頭を下げた。

自分の見立てが間違っていたと。


「あのような戦い方は拙者には出来ないでござる。それに、剣術も相当な鍛錬たんれんを積んでいる事が分かるでござる。

拙者達、鬼人族と違い、大陸には刀を使う者が少ないと聞いているでござる。それなのにここまで小太刀を使いこなすには、並々なみなみならぬ努力が必要でござったろうに……素直に感服かんぷくしたでござる。」


褒めちぎるなぁ…とは思ったが、ゴンゾーの眼差しは真剣そのもの。そこに嘘偽りが無い事は、ニルにも伝わっただろう。


「……その……ごめんなさい!」


「なぬっ?!何故謝るのでござるか?!」


ニルも大きく頭を下げる。


「その……ご主人様に教わってきた事を、私が女だからと侮られた事に腹を立てて…辛く当たってしまっていました…」


ニルがゴンゾーに酷い扱いをしていたのは、それが原因だったのか…


自分がけなされたということより、俺の剣術が貶されたと感じて怒っていた…というのがニルらしいところだ。


「そこまで考えさせてしまっていたでござるか…拙者の軽く放った言葉が…本当に申し訳ござらん。重ねて謝罪するでござる。」


「いえ…私こそ…」


こういう光景は日本でよく見たなー……


「それは安全地帯に入ってからな。」


互いの垣根かきねが消えたのだ。それ以上謝り合う必要は無いだろう。苦笑いで二人を急かして安全地帯に入る。


「時間的には…微妙なところだな。」


現在は第八十五階層。ここから更に進むか、時間的には迷うところだ。


体力、魔力的にはまだ余裕があるが……


「拙者はまだ行けるでござるよ。」


「私も……大丈夫だと思います。」


『僕はミルク飲んだら大丈夫になる!』


貪欲どんよくな狼め…可愛いじゃねぇか。


ミルクをラトにあげてから、先に進む事を皆に伝える。


「進むとなれば、先に話をしておこう。第九十階層の中ボスについてだ。」


さすがに上級階層最後の中ボスは覚えている。


ラミア。


変わっていなければ、それが第九十階層の中ボスモンスターの名前だ。


見た目は、下半身が緑色と青色の鱗で覆われた蛇、上半身は人族の女性。当然服は身に付けていない。

髪は赤色で瞳も赤色。誰が見ても美しいと思えるような綺麗な顔立ちをしていて、瑞々みずみずしい唇が実に魅惑的みわくてきに見える。


強さで言えば、先程戦ったミノタウロスの方が上だが、ラミアの方が上階層の中ボスになっているのには理由がある。それは、精神干渉かんしょう系魔法を得意としている搦手からめてタイプのモンスターだからだ。


特に男性に対して有効な、精神干渉系闇魔法を使ってきて、その中に居ると、ボーッとしてしまう。そして、ゆっくりと四メートルはある下半身の蛇の部分に絡みつかれ、動きを封じられた後、首筋から痺れ毒を注入され、その後ゆっくりと体液を全て吸われる。


そして、驚くべきは、カタコトながら、人の言葉を操るのだ。


モンスターは言葉を話さない。その定説ていせつから外れる存在としてよく挙げられるモンスターの一種だ。

実は、流暢りゅうちょうに言葉を操るモンスターは居る。

ただ、その全てが、SSランクのモンスターであり、特殊なモンスターに限る為、この世界でもあまり知られていない。

そんな事を俺が知っているのは、SSランクの冒険者として活動していたゲーム時に、実際に会ったことがあるからである。


話が逸れてしまったが、要するに、ラミア対策をしてから進まないと、第九十階層で全滅のき目にあう事になる、という事だ。


「ラミア…でござるか…拙者は知らないモンスターでござるな。」


「私は聞いた事があります。ラミアに父を殺された奴隷の子が居ました。」


ラミアは野生にも生息している。沼地や湿地のようなジメジメした場所を好み、そこを通る男性を食うと恐れられているモンスターでもある。


「しかし、そのような精神干渉系魔法を防ぐ手立てとは…何も思い付かないでござるが…?」


「対策はいくつかあるんだが、一番はラミアの姿に目を奪われない事だな。」


「なぬっ?!」


「ラミアが使うのはあくまでも精神系魔法。心に隙が無ければ防げるんだよ。」


サキュバスも同じような魔法を使うが、どちらも強い心があれば干渉を防げるということだ。

つまり…逆に干渉された場合は………違う意味で男殺しの魔法でもあるということだ。

ただ、ゲーム時には、戦闘はモニター越し。そうなると、本体の戦闘能力に依存するし、上級階層最後の中ボスとしてはあまりにぬるい相手だ…と思った記憶がある。


「こ、怖いモンスターでござる…」


「ゴンゾー様はサクラ様の事を想っていれば、大丈夫ですよ。」


「そうでござるな…」


ゴンゾーは複雑な表情。気持ちは何となく分かるぞ。ゴンゾーよ。


「なんだ?サクラへの想いはラミアに負ける程度のものなのか?」


「そんなわけが無いでござろう!拙者、そのような浮気者ではないでござる!」


どういう相手かを知っていれば、揺らぐ事は無いだろう。


俺は、俺をおとしいれた白咲しろさき あおいのせいで、女性の本当の怖さを知っているため、ラミアに揺らがない自信がある。ある種の女性不信…だし。


人は見た目では無い。


「こうなれば、拙者のサクラ殿への想いを証明してやるでござる!」


意気揚々いきようようと言っているが…不安が一切無ければ、証明する必要も無い事を分かっているのだろうか……いや、ここで敢えて言う必要は無いな。


「それでは、行きましょう。」


休憩を終えて次の扉を開く。


鼻息を荒くしたゴンゾーがオラオラとモンスターを倒し、第八十六階層から第八十九階層までは、割とすんなりとクリア出来た。


一応、部屋の構造は円柱状になっていて、ここまで出てきた既知のモンスターばかり。数が多くて時間は掛かったが、それでも三時間程で第九十階層への扉を見ることになった。


「い、行くでござるよ…」


緊張の面持おももちで第九十階層への扉へ手を掛けるゴンゾー。


ズズズッ……


扉を開いた先に居たのは、説明した通りの姿をしたラミアが一体。


ゲーム時に何度か見たし、その時も、やけに手が込んだモンスターだと思っていたが……実際に肉眼で見ると、確かに見目麗みめうるわしいという言葉が似合う姿だろう。

ただ、俺にとっては、だからどうした?というところだが。


「ぬぬっ!」


ゴンゾーは変な声を上げる。大丈夫…か?


上半身は人族のそれだし、鬼人族の女性とも構造は変わらないだろう。着衣は一切無いし、刺激的と言えば刺激的な姿だ。


『半分蛇だー!』


ラトにとってはそういう対象ではないから、変なのー。くらいの反応だ。


「ゴンゾー?大丈夫か?」


「だ、大丈夫でござる!これしき!どうということは無いでござる!!」


ゴンゾーは刀をラミアに向けて構える。


「タスケテ……タスケ…テ………」


「ぬぬっ!?」


ラミアはカタコトの言葉を操る。基本的には単語だ。

助けて、こっちへ来て、触って…など、とにかくそれっぽい事を言ってくる。


そして、精神に干渉しようとする魔法の独特の気持ち悪さを感じる。体の中に入って来ようとする様な…寒気のする感覚だ。これに騙されるという人の気が知れない。


「ご主人様…?」


俺がそんな疑問を考えていると、ニルが心配そうに声を掛けてくる。


「どうした?干渉されそうか?」


俺が平然と受け答えたのを見て、ニルの顔がほころぶ。


「いえ!大丈夫です!さすがはご主人様です!」


どうやら、俺が干渉されたと思ったらしい。


今は俺よりもむしろゴンゾーの方を心配した方が良いぞ。ニル。


「おーい。ゴンゾー?大丈夫かー?」


「ぬぬぬぬぬぬぬぬっ!」


「ぬが多いな…」


スルスルとゴンゾーの近くに寄って行こうとするラミア。


干渉されているか微妙なところだが…みすみすゴンゾーに近付かせるわけにはいかない。


本体の強さで言えば、Aランクの中でもそれ程強くは無い。簡単に倒せるだろう。


足を前に出そうとした時だった。


「かーーーーーーーーーつっ!!」


自分にかつを入れるゴンゾー。


そして、寄ってきたラミアに向けて刀を振る。


「剛剣術!剛上ごうじょう!」


ザシュッ!!


「ギィァァァーーー!!」


腹から首元までを切り裂かれたラミアが、下半身をうねうねさせながら下がっていく。


「拙者はサクラ殿一筋でござる!!」


やったな。ゴンゾー。お前はやり切ったぞ。


「ぬおぉぉぉぉおおお!」

ザシュッ!ザシュッ!


ラミアの胴と首を切り離すゴンゾー。


ドチャッ…


結局、ラミアの精神干渉系魔法に打ち勝ったゴンゾーであった。


「ふんっ!拙者を侮った罰でござる!」


「さすがはゴンゾー様ですね!サクラ様もお喜びになりますよ!」


「そ、そうでござるか?そうでござるかー!」


何故かニルの機嫌も上々。何故だ…?


『弱かったねー。』


「しっ!言うな。」


空気を壊すラトの一言。ついつい反論してしまう。


「ん?ラト殿は何と言ったでござるか?」


「き…気にするな。これで上級階層は終わりだ。明日からはSランクのモンスターだからな。しっかり休んでおくぞ。」


「そうでござるなー!そうするでござる!」


晴れ晴れとした表情のゴンゾーが、安全地帯への扉を開く。


ズズズッ……


「遂に残すところ後十階層か…ラトとゴンゾーが居なければ、ここまで早く進行出来なかった…いや、そもそもここまで来られなかったかもしれないな。」


本来であれば、上級階層をここまで一気に踏破するのは狂気の沙汰さた。踏破した自分でもかなり驚いている。たった四日で九十階層を進行したのだから。

イベント終了までは残り三日。余裕はある。

しかし、ここから先は生死を掛けた戦いが十回続く。考えただけで気が滅入る。


触れて来なかったが、ゴンゾーは、このダンジョンの内容についてはほぼ知らない。師匠であるゲンジロウが先に調べる事を禁じたからだ。

素直にその言い付けを守っている者ばかりとは思えないが、ゴンゾーは実直であった為、必要になる物だけを聞き、それ以外のことは何も知らなかった。

他の者達に捨て置かれてしまった現状から、生存率を上げるために先の話は一通りしてあるが、最初はそれを聞くのも嫌がった程だ。


「ここから十階層に渡って、これまでのモンスターとは比較にならない強さを持ったモンスターが、続け様に出てくるのでござったな。」


「そうだな。だから、今日は完全に回復するまでしっかり休むぞ。」


「分かったでござる。明日以降もバリバリ働くでござる!」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る