第117話 初級階層 (5)

俺の予想では二十一階層はトラップ部屋…だが、どんなトラップかまでは分からない。


一応、鑑定魔法を使ってみるが、何も分からない。


それはそうだろう。壁に壁という注釈ちゅうしゃくが出てくるほど色々な物に注釈が出てきたら、視界がそれのみで埋まってしまう。

この床や壁も、ダンジョンを構成している石材であり、ただの建築資材。切り込みの奥に隠されているトラップが何かまでは視界に入らないから分からないのだ。


「このまま踏み込むのはさすがに危険だよな…」


俺は中級土魔法、ソイルゴーレムで少し重めの重作業用のゴーレムを作り出し、扉まで歩くように指示を出す。


ドスッ…ドスッ…


一歩、また一歩と部屋の奥へと入っていくゴーレム。今のところ何も起きていない。


ドスッ…ドスッ…ゴウッ!!


俺達から見て正面、四つ目の床を踏んだ瞬間の事だ。

踏んだ床の石材の周囲の隙間から、高火力の炎が吹き上がる。


ソイルゴーレムは炎に塗れ、サラサラの砂になって崩れ去ってしまった。


「おぅ……」


「す、凄い火力でしたね…」


『あんなの丸焦げになっちゃうよ?!』


ニルもラトも一歩下がって驚いている。


「だろうな…あんなのに当たったら美味しくコンガリだろうな…」


『嫌だよー!?』


「俺だって嫌だ。仕掛けは…多分、感圧式かんあつしきかな。」


「床を踏むと、炎が上がるのですか?そうなると…進めませんよね…?」


「ダンジョンってのは不思議なもので、どんなトラップにも必ず抜け道があるものなんだ。」


「殺す為に設置された罠なのに…抜け道があるのですか?」


「普通に考えると、不思議でしかないが、あるものなんだ。これはよくあるタイプの罠だな。正しい道順で進まないと一瞬で燃え尽きる…という事だろうな。」


「そういう事ですか…三つ目までは正しい道順という事ですね。」


「一マス一メートル弱。この部屋の一辺はやく五十メートルだから、二百五十マスある中から正しい道順を探す…という事だな。」


「と、途方もない作業ですね…」


「確かに面倒であるけれど、正確に越えなければ死んでしまうからな。命を守る為の手間を惜しんだら後悔する事になる、」


「仰る通りですね…私もお手伝いさせていただきます!」


初級のソイルドールでも反応する圧力に足るかだけ確認し、ソイルドールで十分な事が分かった為、そこからはひたすらソイルドールに指示を送り続ける。


正解の道に色の着く実で染色し、ソイルドールを進ませ、また染色、これを繰り返す。


結果として、あまり複雑な道順ではなかった為、なんとか一時間でこのトラップをクリア。


「モンスターが出てくるより余程時間と魔力を消費するな…」


「これは…かなり大変ですね…」


『僕も手伝えたら良かったんだけどねー。』


ラトが使えるのは雷魔法と数種の闇攻撃魔法のみ。攻撃魔法で加圧は可能だが、それで壊れたりしたら困るので、大人しくしてもらっていた。


「他で活躍かつやくしてくれているから、それで十分だよ。次に行くぞ。」


『はーい!』


ズズズッ……


結果から言おう、そこから第二十四階層まで、ひたすらトラップ祭りだった。


タイミング良く抜けないと真っ二つになってしまう部屋や、少ない足場を飛び越えて行かなければ、串刺しになってしまう部屋など、よくある罠がほとんど。

特殊で解明が難しいトラップではなくて良かったが、それでも結構な時間を要してしまった。


「やっと…第二十五階層ですね……」


「トラップ部屋はもう十分だな…」


『僕も活躍出来たけど…もう良いよー…』


俺達は精神的な意味で疲労困憊ひろうこんぱい状態になっていた。


ズズズッ……


第二十五階層でモンスターが現れた時は、内心ホッとしてしまった。モンスターが出現してホッとする時が俺に来るなんて夢にも思わなかった…


第二十五階層、ここからは中ボスが五階層ごとに現れるようになる。ここでは、Aランクモンスターのアーマーベアの亜種二体。


普通のアーマーベアと違い、外殻は体の外側と内側両方にあって、見た目は完全に鎧だ。顔面も覆われている。加えて、体の外側の外殻には剣の刃の様な突起物が無数に立っている。

瞳は茶色で、僅かに外殻の隙間から見える体毛も茶色。

サイズは二メートルちょっと。普通のアーマーベアと変わらないが、ただでさえパワータイプなのに、更に腕が太くなっていて、見るからに力が強そうだ。

アーマーベアの亜種はそれ程珍しい相手ではない。深い森なんかには割と居て、よくクエストにもなっている。土魔法を使う事が知られていて、対処法としては、外殻の隙間を狙うか、目や口の様なアーマーが無い部分を狙うか…

通常の外殻より硬く、斬ろうと思うと、武器に、それなりの斬れ味が無ければ斬れない。真水刀ならば、恐らく斬れるだろう。ニルの蒼花火では少し厳しい。


「グルルル…」


二匹は俺達に気が付いて、座っていた体勢から四つん這いとなり、二匹ともノシノシとゆっくり近付いてくる。


「どうやらアーマーベア亜種は二匹一緒に戦うみたいだな。」


互いに離れる様子は無いし、二匹で襲ってくるらしい。


「ニルは魔法で援護してくれ。俺とラトであの硬そうな外殻を引っ剥がす。」


「分かりました。」


ニルは少し下がり、早速魔法陣を描き始める。


「「グガァァッ!」」


ニルの動きを見た二匹のアーマーベア亜種は、四足歩行状態で走ってくる。体がデカいから、かなりの迫力だ。

そう簡単にニルには近付かせないと、俺とラトで前に出る。


「ガァァッ!」

ブンッ!ズガッ!


振り下ろされた腕を避けると、爪が床を抉り、そのまま石材にヒビを入れる。


「パワーはかなりあるが…」


『遅い遅い!』


俺もラトも攻撃を避けるのには、それ程苦労しない。

最初に通常のアーマーベアと戦った時の事を思うと、俺も随分とこの世界に馴染んできたようだ。


アーマーベア亜種の外殻は通常より硬く、体の外側にある外殻の方がより硬くなっている。狙うならば、体の内側だろう。


「グガァァ!」

ブンッ!ズガッ!


ラトを狙っていたはずのアーマーベア亜種が急に的を変えて俺を攻撃してくる。直ぐに気が付いて避けたが、目の前の一体に集中し過ぎると危険だ。

現状二対二で戦っているのだから、どちらがどちらを攻撃してきてもおかしくない。


『魔法来るよ!』


先程まで俺の目の前に居たアーマーベアの正面に描かれた魔法陣が茶色に光る。


「よっ!」


地面を蹴って高く跳び上がる。あの魔法陣は俺も使えるロックバイトと言う魔法だ。

対象の真下の地面からトラバサミ状の岩が出てきて挟み込む。挟み込むという表現では可愛い過ぎるかもしれないな…当たれば胴が真っ二つになってしまう。


ガチンッ!


跳び上がった俺の真下にロックバイトが出現して、二枚の刃が綺麗に閉じる。もう一匹も魔法の準備を始めている。


「そう何度も撃たせませんよ!」


ニルが使ったのは、中級闇魔法、ブラックサイス。

黒色の大きな鎌、サイスが出現して対象を攻撃し、霧散して消える魔法だ。


魔法を描こうとしていたアーマーベア亜種の側面から黒色のサイスが刃を突き立てる。


ギャリッ!


外殻の隙間を狙ったサイスを受け止めないわけにもいかず、アーマーベア亜種は背を向けてサイスを受け止める。勢いを失ったサイスは、そのまま霧散して消えていく。


「申し訳ございません!」


ニルは腕でも刈り取るつもりだったのか、大きな声で謝罪しゃざいしてくるが、アーマーベアの魔法は中断され、魔法陣がスーッと消えていく。


「十分だ!」


『そろそろ僕の番だよ!』


俺が着地する直前に、ラトが走り出し、魔法を中断した個体に向かっていく。


『へへへー!』


しかし、直線的に向かっていたラトはあと一歩というところで九十度向きを変えて、もう一匹に向かって跳ぶ。


先程やられた事をそのままお返ししようという魂胆こんたんらしい。


それならばと、俺はラトがだました個体へと向かって一足で駆け寄る。


ラトに気を取られていた為、俺が目の前に侵入するまで、気が付けなかったらしい。そのミスは、だ。


「はぁっ!」


左斜め下から右斜め上へと走る真水刀の刃が、外殻と、その奥にあるアーマーベア自身を切り裂いていく。


バカンッ!


完全に刀を振り抜くと、外殻が良い音を出しながら割れ、その奥から大量の血と臓物ぞうもつを垂れ流す。


「グガァァ……」


斬られたアーマーベア亜種は、ブンブンと何度か腕を振るが、力もスピードも無く、そのままうつ伏せに倒れる。


『どうだぁー!』


ズガァァン!


凄い音と振動がしてラトの方を見ると、アーマーベア亜種の首元に噛み付いたラトが、なんとアーマーベアの巨体を振り回し、地面に叩き付けていた。


『もう一回!』


グワッと首を反対側に引っ張るラト。

アーマーベア亜種の巨体が宙を舞い、急降下して地面に勢い良くぶつかる。


バキバキッ!!


背中に生えていた刃状の突起物が折れたり、床に刺さったりしている。


もう二回、ラトがアーマーベア亜種を地面に叩き付けると、やっとその首から口を離す。死んだらしい。

四回の衝撃で外殻は半分以上剥がれ落ち、残った部分にもヒビが入っている。

ラトは、例の超スピードばかりに目が行ってしまうが、パワーも凄い。パワー特化のSランクモンスターには劣るかもしれないが、少なくとも、Aランクのどのモンスターよりパワーがある。

ならばこんな悲惨ひさんな殺し方をしなくても…と思うかもしれないが、遊んでいたわけではない。

ラトの唯一の弱点は防御力。フサフサの毛くらいしか身を守るものが無いため、物理的な攻撃はほぼ全て通ると思って良い。

アーマーベアの一撃を貰ってしまった場合は、さすがのラトでも大怪我してしまう。首に噛み付いてからアーマーベアが死ぬまでの間に、一撃も貰わないようにする為に、この攻撃を行ったのだ。

これは、それなりの冒険者ならば、リンクが無くても分かることだ。


「ニルのお陰で切っ掛けが出来たな。」


「腕の一本くらいは取れるかと思ったのですが…まだまだですね。」


しゅんとするニルの頭を撫でてやると、擽ったそうに笑い、直ぐに元気になってくれた。


扉を開くと、安全地帯となっていて、ここで次に行くかどうかをニルとラトと話し合う事にした。


時間的には、休憩後、先に向かっても大丈夫そうだが…ニルの体力と魔力を考えて大丈夫かを判断する。


「どうする?」


「大丈夫だと思います。魔力は今、半分程度残っています。体力は大丈夫そうです。」


「…………」


ジーッとニルを見詰めると、目が大丈夫です!とうったえかけてくる。


「……分かった。無理だと判断したら引き返すからな。」


「はい!」


無理をしているわけではなさそうだ。


「三十分休憩したら行くぞ。」


「分かりました!」


こうして俺達は次なる二十六階層へと足を踏み入れた。


「な、なんですかこの部屋は…」


ニルがそう言ったのも無理はない。


俺達が入ってきた扉から、奥に続く扉まで、あっちにこっちにと細い足場が曲がりくねって続いている。無造作に一筆書きしたような感じだ。

そして、その足場以外の床は、全てよく分からないドロドロした液体で満たされている。たまにコポコポと気泡が上がってきて、液体の表面に盛り上がると、割れて消えていく。


適当に土塊つちくれを魔法で作り出してそのドロドロの中に放り込むと、ジュー!っと音を立てて消えていく。


「よく分からない液体だが…危険な事だけは分かるな…」


「モンスターが居ないのが救いですね…」


二十六階層から二十九階層までは、全てこんな超危険なアスレチック…といった感じの部屋が続いていた。魔力をほぼ消費しなくて済んだが、なかなかにスリルのあるアスレチックばかりだった。

振り子のように動き続ける足場を渡ったり、回転する石版の上を走らされたり…単純な体のステータスを求められるアスレチックばかり。ここまでの旅路でニルを鍛えていなかったら危なかったかもしれない。

誰が作ったか知らないが、なんとも意地の悪い仕掛けだ。俺達は軽装備だし、渡人はインベントリがあるから装備を外して身軽に越えられるが……インベントリが無ければ、重装備の者達は確実にここでリタイアする事になる。挑戦者が居なくなるわけだ。


それらをなんとか越えて、初級階層最終エリア、第三十階層への扉に辿り着いた。正直もうここまで来たら引き返したくない。


「これで初級階層の最後だ。」


扉を開いた先は、何も無いただの四角い部屋。第一階層と同じ作りだ。その真ん中に一体のモンスターが立っている。

数多くのモンスターが出現するこのダンジョンの初級階層、最後の中ボスモンスター。これは覚えている。


Aランクモンスター、サイクロプス。


灰色の体表に灰色の一つ目。髪は無く、三メートルの巨人。筋肉隆々でパワーはAランクモンスターの中でもトップクラス。しかし、オーガの上位互換と考えてしまうと危険だ。その巨体とパワーからは想像が出来ない程に素早く、魔法の耐性が非常に高い。

魔法は使わず、手に持っている棍棒こんぼうを使って攻撃してくるとの事だ。因みに、他のダンジョンでも見た事があるが、珍しいモンスターの一種だ。


「Aランクの中でも強い部類に入るサイクロプスだ。とはいえAランク。気を抜かなければ、簡単に倒せるはずだ。」


「はい!」


『まずは僕から行くよー!』


ラトが走り出し、サイクロプスの側面から近付く。


俺もニルも走り出し、ラトのカバーに入る。


「ヌゥゥゥ!!」


独特な叫び声と共に手に持った石材の棍棒を振る。


ラトは危ないと判断したのか、後ろに向かって跳ぶ。


ズガガガッ!


横薙ぎに振られた棍棒は、床の石材を砕き、捲り上げながら通り過ぎる。


たった一撃で、床に湾曲した凹みが出来てしまった。やはりパワーはかなりのものだ。


ズンッ!


サイクロプスが一歩足を踏み出し、ラトを追う。

ラトと比較したら天地程の差があるスピードだが、俺達からしたら、それなりに速い。先にラトが突っ込んでくれたから、ニルが動きを確認出来た。それが大きい。


「足を止めます!」


ニルがスティッキーシャドウを使って、サイクロプスの左足と右足を繋ぐように、いくつも絡ませる。


「ヌウゥゥゥ!!」


ブチブチッ!


「えぇっ?!」

「嘘だろおい…」


気合いを入れたサイクロプスがスティッキーシャドウを


ニルも俺も正直驚いた。

ロックバードとの戦いで見たように、スティッキーシャドウは張り付いてしまうとなかなか外れず、ちょっとやそっとでは切れない。

鋭利な物でならば切れるが、間違っても引きちぎれるような魔法ではない。

超頑丈なゴムを引きちぎるようなものだ。


「ヌウゥゥゥ!」


ラトから俺達に狙いを変え、棍棒を振り上げる。


ニルの魔法を起点に斬り掛かろうとしていた俺は魔法を準備していなかった。

腰袋から模様で分かるようにしておいた閃光玉を取り出し振り下ろされる棍棒に向けて投げ付ける。


ガッ!


棍棒に当たった閃光玉が強い光を放ち、そのタイミングでニルを抱えて棍棒から逃れる。


ズガンッ!見えないままに振り下ろされた棍棒が床を砕き、細かい石材の破片がパラパラと飛んでくる。


目が見えなくなったサイクロプスは、ブンブンと棍棒を左右に振っている。


「も、申し訳ございません!」


「いや、あれは俺も予想していなかった。」


俺とニル、そしてラトも眩しさに目がシパシパして攻撃出来ない。

ここは仕切り直しだ。


お互いに視界が戻って来たところで、サイクロプスが棍棒を構える。


「ヌウゥゥゥ!」


狙いは俺。


ズガガガガガガ!


足を大きく踏み出し、下から地面を抉りながら棍棒が迫ってくる。


掠っただけで全身の骨が砕ける威力だということはよく分かった。向こうがパワーで来るなら、俺達はスピードで勝負だ。


俺は棍棒を避けつつ、弧を描くようにサイクロプスの背後側へと回り込む。


これで俺とニル、そしてラトがサイクロプスを中心に三角形になった。この位置取りならば、誰かを攻撃すれば、必ず誰かに隙を見せる事になる。


「一体で配置された事を恨むんだな。」


『こっちだよ!』


ラトが走り出し、それに反応したサイクロプスに、俺が斬り掛かる。


「はぁぁっ!」


ザシュッ!


しかし、刃が足に当たる直前で、身を捩り、切っ先が掠った程度。


「ヌゥゥゥ!」


『隙あり!』

ザシュッ!


直ぐに俺に対して反撃を仕掛けようとするが、次はラトがサイクロプスの肩口を噛み切る。


「ヌ゛ウゥゥゥ!」


「やぁっ!」

ザクッ!


ラトの攻撃によろめいたサイクロプス。そこへ繰り出された、ニルの蒼花火が左膝の裏を貫く。


「ヌゥゥゥ!」


「はぁっ!」

ガシュッ!


痛みで膝をついた所に、最後、俺の刀が背後から首を落とす。


多勢たぜい無勢ぶぜい感があったが、容赦ようしゃしていれば、倒れているのが俺だった可能性だってある。


ビッ!


刀についた血を振り払い、納刀すると、チンッと心地良い音がする。


「思ったよりもパワーとスピードがありましたね…」


「Aランクの中でも上位のモンスターとなると、結構手強いからな。」


サイクロプスの使える素材は魔石くらいだ。はいの付近にある魔石を取り出した後死体は放置しておく。そのうちダンジョンに飲み込まれて消えるだろう。


『今日はこれで終わり?』


「そうだな。次が安全地帯だろうから、そこで一夜明かそう。」


と言っても、ここはダンジョン。朝も夜も無いので、しっかりと休息を取る…ということだ。


ズズズッ……


奥の扉を開くと、やはり安全地帯。


「ちょっと疲れたな…」


「紅茶をご用意しましょうか?」


「頼むよ。」


「はい!」


ニルも疲れているだろうに、全く顔に出さず、インベントリから出した紅茶を淹れてくれる。


「ゴクッ………ふぅ……」


紅茶を飲むと、自然と溜息が出てしまう。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る