第103話 グリーンマン

数ミリの葉を潰して出てくる液体の量ではなく、完全に予想外だった。


「うおぉっ?!」


ビックリして、声を上げるが、既に時遅し。液体は腕全体に垂れている。


「ご主人様?!不用意過ぎますよ?!」


「す、すまん…」


ニルさんの言う通りです。気になるからと簡単にやっていい行動ではなかった…が、この行動が非常に良い結果に繋がってくれた。


ほぼ常に発動していた鑑定魔法。その行動を取る前は他の植物同様、密林に…という表記だったのが、いつの間にか変わっていた。


【グリーンマンの足跡…グリーンマンの足跡から一定時間のみ生える、とても希少な植物。薬効を高める成分を含んでいる。】


「マジかっ?!」


「ど、どうしましたか?!」


ニルは俺の体に異変があったのかとアタフタし始める。


「あ、いや。違う違う。この草。めちゃくちゃ良い物らしい。

今まで傷薬に使っていたホーンラビットの角あるだろう?」


「確か…薬効を高めてくれるという効果があるのでしたよね?」


「よく覚えているな…」


「ご主人様のお言葉ですから!」


自慢気に胸を張るニル。


「そ、そうか…いや。それより、この草は薬効を高めてくれる成分を含んでいるらしい。僅かという表記が無い。」


「ホーンラビットの角より効果が高いという事ですか?!」


「恐らくな。ただ、グリーンマンの足跡から、しかも一定時間しか生えないらしい。」


「では直ぐにみましょう!」


「ああ。急ごう。」


俺とニルは真っ暗なジャングルの中、ランタンの光と俺のライトの光を頼りに、出来る限りその植物を採取する事にした。


下が泥濘であるため、軽く引っ張るだけで根ごと簡単に引き抜ける。

ニルも俺も足跡を探しては植物を引き抜き、インベントリに仕舞うという作業を繰り返した。


グリーンマンの近くにはモンスターが寄らないのか、作業中に何かに襲われることは無く、大量に確保出来てしまった。


「す、凄い量になったな……」


「まだまだこっちにもありますよ!」


ニルが働き者過ぎて、それから更に次から次へと持って来てくれる。


「あー…でも、少しずつしおれてきました…」


ニルが再度摘んできた草は、萎れて。首を下げている。ニルも同じように残念そうに頭を下げている。

鑑定魔法の結果は変わらないため、使えない事は無いと思うが、そろそろ引き上げた方が良さそうだ。


「量は十分だから、そろそろ引き上げようか。」


「はい!」


ニルとその場を離れようとした時、少し先に見える光景に目を奪われる。


全身が木や草に巻き込まれる様にして、グリーンマンの体が立っている。


かなりドキッとしたが、植物の成長も止まっているし、グリーンマン自体の動きも完全に止まっている。

気配も、揺れや植物の成長も無かった為、その存在に気が付くのが遅れてしまった。


「死んでいる…のでしょうか?」


「どうだろうな…何かに襲われた感じではないし…」


「おいっ!」


「っ?!」


つくづくこのジャングルに入ってから予想外の事ばかりだ。

突然近くのくさむらから声を掛けられる。


こんな所に人が居るなんて夢にも思わず、一瞬思考が停止する。


「何者だ?!」


叢から出てきたのは冒険者風の四人組。盾直剣、ダガー、大剣、弓、の構成だ。

弓を持った者とダガーを持った者は女性。盾直剣と大剣は男性。冒険者のパーティとしては珍しく、全員が違う種族だ。


大剣を持っている人族の細マッチョなイケメン男性が声を掛けてくる。長めの青髪に青眼、整った顔付き。身長は高く、百八十センチはありそうだ。

左肩と腰に傷だらけの鉄製鎧を装着していて、持っている大剣も随分年季ねんきが入っている様に見える。


「落ち着け。俺達は冒険者だ。」


前に出ようとしたニルを手で制して、目で両手を挙げるように促す。夜のジャングルの中で戦闘は出来れば避けたい。

神聖騎士団や黒犬という可能性も無いことは無いが……わざわざ姿を現す必要は無いし、どちらかである可能性は低い。

ニルも分かってくれたのか、武器を仕舞い手を挙げる。

交戦の意思は無いと両手を挙げて伝えたが、向こうは未だ武器を下げない。やけに俺とニルを警戒している。何かあったのか…?


「それならば冒険者のプレートを見せなさい。」


俺に冷たく言ってきたのは、弓を構えているエルフ女性。背はニルと同じくらいだろうか。

緑色の長い髪に、茶色の瞳。薄い唇に、つり目でキツい顔立ちだが、エルフ族らしい美人だ。

矢筒を背中に背負って、皮の肩当てのみという軽装だ。


「分かった。今出すから攻撃するな。」


「怪しい動きをしたら直ぐに斬り掛かるよ。」


俺が胸元に手をやろうとすると、ダガーを持った兎の獣人族女性が刃をチラつかせる。

ショートの赤い髪に赤い耳。横に居るニルの方を向くと見える腰には、赤く丸い尻尾。大きな赤い眼をしていて、背は低めだ。

皮鎧を着けていて、軽装。エルフの女性と比較しても、美人と言うよりは可愛い感じの女性だ。


チャラ…


胸元から冒険者のプレートを出すと、盾と直剣を持ったこの中で男が近付いてくる。


彼はドワーフ族の男性なのだ。


この世界にはドワーフ族が居る。極々ごくごくまれにしか見られない種族で、ゲーム時にも一度しか見た事が無かった。こっちの世界に来てからは初めて見る。

その理由は、小人族と同様に、全種族に対して中立を貫いており、どこかに肩入れしないように、ほとんどのドワーフは、自分達の街から出る事が無いかららしい。

ドワーフ族は他のどの種族よりも高い技術力を持っており、魔具の制作も行っている。その技術力がとても強力なものと言うことは彼ら自身がよく理解していて、それを悪用、乱用されないために、中立を保っている…という事だったと思う。

ただ、中にはこうして冒険者をしていたり、小さな村の農具を作っていたりと、外に出てくるドワーフも居なくは無い為、極々稀に外で見掛ける事があるのだ。


そんな種族が外に居たら捕まって良いように利用されるではないかと思うかもしれないが、彼らに手を出して、それが同族に知られようものなら…全ての技術や道具が徹底的に規制されてしまう為、そんな馬鹿な事は絶対にしないのである。

加えて、ドワーフ族は力が強く、単純に強いので、返り討ちにされる可能性が高い事も手を出せない理由となっている。


因みに、ドワーフ族は、俺達が同盟を結びたい種族の一つでもある。


盾と直剣を構えているドワーフの男性は、鉄製の三角の兜を被り、その下には鋭い茶色の目。兜の後ろから出ている茶色の髪をいくつもの短く小さな三つ編みにしている。

もっさりと口の周りに茶色の口髭を生やし、それも三つ編みにしてある。

身長は小さかった時のニル程度しかないが、全身の筋肉がモリモリで、超マッチョ。腕や足に見える服がパンパンに張っている。

肩、胴体、腰に金属製の鎧を着けていて、どれも年季が入っている。


「俺は冒険者カイドー。こっちはニルだ。」


俺のプレートを見たドワーフが一歩下がり、他の三人に頷き、俺のプレートに書かれているランクを伝える。


「嘘は吐いていない様だな。」


大剣の男が俺に向かって話し掛けてくる。ニルが奴隷と認識しての事だろう。

恐らく彼がこのパーティのリーダーだ。


「嘘を吐く理由が無いからな。」


「………」


俺達のことをなおも警戒している四人組。

当たり前だが、俺とニルも警戒はしている。もし向こうが動けば、俺達も直ぐに動けるようにだけはしている。


「こんな所で騒げば、モンスター達が寄ってくる。出来れば騒ぎたくないんだが?」


あまり下手したてに出ても、何か後ろめたい事があるのでは…と逆に怪しまれてしまう。

戦う意思はないという事だけ体で表現しながらも、そちらも武器を下ろしてくれと遠回しに言ってみる。


「ここへは何をしに来た…?」


「この密林の奥にある場所に用がある。」


「ここは気安く入って、生きて出られるような場所では無い。間違っても、Aランクの冒険者と奴隷一人で来る場所ではないはずだ。」


「……それが何かお前達に関係あるのか?

何をそんなに警戒しているのか分からないが、俺達はただ通り抜けたいだけだ。

まさかこんな場所で関所をしているわけでもないだろう?」


辺りは一面草と木だぞ。と、目線と首を動かして伝える。


「……皆。武器を下ろせ。」


リーダーらしき人族の男が大剣を下ろしてから、皆に言ってくれる。

すると、まずは獣人族女性が、次にドワーフ男性が、最後にエルフ女性が武器を下ろす。

それに合わせて俺とニルも手を下ろす。


「ふぅ。話が通じる相手で良かったよ。それじゃあ俺達は去るから、好きにやってくれ。」


「待て!」


俺とニルがその場を立ち去ろうとすると、エルフ女性が弓を再度構える。最後に弓を下ろす時も渋々しぶしぶと言った表情をしていた。この四人の中では一番警戒心が強いのだろう。


「おいおい…話は終わったんじゃないのか?」


「何故逃げようとする。」


「逃げようと……待て。」


俺はエルフ女性に左掌を向けて右後方に右耳を向ける。ニルも直ぐに気が付いて、耳をそばだてる。


「おい!動くな!」


俺はエルフの女性に向けていた左手の人差し指を立てて口に当てる。静かにしろと言いたいが、その言葉すら発したくない。

どうやら獣人族の女性は既に気が付いているらしく、エルフの女性に寄って声を掛けている。流石に耳が良い。


カサッ……


「ニル。」


「はい。」


草が擦れ合う音が確実に聞こえた。間違いなく何かが近付いてきている。

さわぎ過ぎたか…


ニルが即座に盾と小太刀を抜き取り、右後方に向き合う。


ガサガサ…


草を掻き分けて出てきたのは、真っ赤な表皮を持った六メートルはある蛇。

こいつは知っている。レッドスネークだ。Bランクのモンスターであるブラウンスネークの亜種で、Aランクのモンスターだ。硬さや動きの速さは若干ブラウンスネークより高い程度だが、こいつは毒を持っている。

とはいえ、ワームを倒した俺とニルからすれば、毒を持っていても下位互換のような存在だ。


「レッドスネーク?!」


エルフ女性が驚いている。毒持ちのモンスターはそれだけで脅威となる。厄介なモンスターが出たとでも思っているのだろう。


「ニル!静かに行くぞ!」


「はい!」


声も少し抑え気味にしつつ、ニルと左右に分かれる。

音をあまり立てたくないため、アイテムや魔法は使用せず、一気に仕留める。


「シャー!」


大きな口を開いて、威嚇してくるレッドスネークに、ニルが無言で近付き、軽く蒼花火を黒花の盾に擦り付ける。


バチバチ!


黒盾よりも凹凸が多い分、蒼い火花も派手に散る。


レッドスネークは目の前に現れた火花に目を向け、ニルへと向かって大口を開けて突進する。


バクンッ!


しかし、ニルがその程度の突進に捕まるはずは無く、余裕で攻撃を横に避けている。


「シッ!」

ズバッ!


ニルに向かって攻撃すれば、当然俺への警戒は無くなるため、完全フリーになった俺はそのままレッドスネークの首を切り裂く。


ドチャッ!


首から上が切り離されて泥濘でいねいの上に落ちる。

口はパクパクと開いたり閉じたりし、残った胴体はグネグネと絡まるように動き回っていたが、数秒で動きが鈍くなり、完全に止まる。


Aランクのモンスター相手にここまで楽に勝てるようになると、強くなれているなぁ、と感じられる。


「………一瞬で……」


人族の大剣使いの男性がぼそりと呟き、呆気あっけにとられている。


「このままここに居るとどんどん寄って来るな…悪いが俺達は行かせてもらうぞ。こんなところで死ぬわけにはいかないからな。

お前達も早く移動した方が良いぞ。」


「ご主人様。」


ニルが急ぎましょうと表情で急かしてくる。


近場にある背の高い木は、西に行った所にあるはずだ。一応常時逃げる時の事を考えて把握しておいたが、正解だったようだ。


「ま、待ってくれ!」


走り出そうと背を向けた俺達を人族の男性が引き止める。


「虫の良い話だとは思うが、俺達も連れて行ってくれないか?!」


急に何を言い出すのかと思ったら……本当に虫の良い話だ。

いきなり刃を向けておいて、立場が悪くなったら助けてくれとは…


「……付いてこい。」


俺が声を掛けると、無言で頷く人族の男性。


神聖騎士団や黒犬の連中ならば、とっくに戦闘が始まっているはずだ。この時には既に俺もニルも四人が普通の冒険者集団だという事は確信していた。

そうなると……どうしても見捨てることが出来なくなってくる。ニルが目で甘いのでは?と聞いてくるが、眉を寄せて苦笑いで返しておく。

神聖騎士団以外の人達は、出来る限り助けたいと、今でも思っている。彼らの態度は、誰が見ても好ましいとは思えないものだったが、何か理由がありそうな気がするし、ここで見捨てて死なれたら、寝覚めが悪すぎる。


六人で泥を飛ばしながら走り、目的の木へと辿り着く。

現状では付近にモンスターの気配は感じられないが、安心していいのは上に辿り着いてから。


「この上だ。」


「登るのか?!」


「静かにしろ。」


俺の言葉を聞いて、人族の男性が両手を口に当てる。確かに普通に考えれば、こんな高い木に登るのは怖い。

俺とニルは装着していても皮の胸当て程度の軽装備。落ちたとしても、ステータスが高い体と、俺もニルも衝撃を和らげる魔法くらいは使えるから、それ程恐怖は感じない。

それに対して人族の男性とドワーフの男性は金属鎧で体重もありそうだ。落ちたとしたら、魔法が使えてもグシャリ…だろう。それに、見た目だけで判断するのは良くないが、恐らく男性二人はピュアファイター。魔法はほとんど使えないのではなかろうか。そうなると顔が青ざめているのも頷ける。


「先に俺とニルが上ってロープを下ろしてやる。それで引き上げてやるから待ってろ。」


「アタシは一緒に登るよ。」


獣人族女性は共に登る意を示してくる。


「私も行くわ。」


エルフの女性はどちらかというと、獣人族女性を一人にしない為…といった感じだろうか。


女性二人は身軽で魔法も使えるのだろう。木の上を見ても恐怖心は無さそうだ。


「分かった。気を付けて登れよ。」


「エルフの私にそれを言いますか?」


確かに森と共に生きているエルフにとって、木登りは朝飯前だろう。獣人族も人によっては身軽だし……兎に木登り出来るかは知らないが……獣だから関係ないか。


「ニル。」


「はい。」


さっさと登る時はニルを背負って登ることにしている。

返事をしたニルが首に手を回す。


「よっ。ほっ。」


「は、速いわね…」


下で見ていたエルフ女性もビックリらしい。やっぱり速いのか。


いつも通り一気に枝までスルスルと登り、ニルを枝に下ろした後、女性二人が登ってくる前にインベントリからロープを取り出す。腰袋に入るサイズでは無いため、最初からあった様に偽装用のバッグを幹に立て掛けて置くのも忘れない。

ふふふ。俺は成長しているのだ。


枝の上からロープを下に投げると、数秒後ロープが二回軽く引かれる。


あまり揺らさないように気を付けながら引き上げていく。女性二人もなんとか枝に到着し、引き上げた人族の男性に手を貸して引き上げてくれる。


直ぐにロープを戻し、ドワーフの男性も引き上げ、やっと全員が枝へと到着する。

足場を作っている時間は無かった為、少し狭いが、枝と体をロープで固定しておけば最悪の事態にはならないだろう。


「た、たけぇ……」


ドワーフの男性が下を見て顔を青くしている。高い所は苦手らしい。枝に張り付くようにガッシリと掴まっている。


「これくらいの高さで情けないわね。世界樹ならもっと高いわよ。」


「世界一高い木と比較したらどんな木でも背の低い木になるだろうが…」


この世界のエルフとドワーフは、仲が悪いという、よくある定番とは違い、可もなく不可もなくの関係だ。

二人の言い合いは、個人的なものだろう。


「ご主人様。」


ニルが枝から下を見て俺を呼ぶ。


木の幹の周辺に何体かモンスターが集まってきて、捕食し合っている。


「ひー…あれに巻き込まれなくて良かったよ…」


獣人族女性も下を覗き見て、同じ感想を漏らしている。


「さてと…これで一安心だが…」


いきなり助けを求めてきた彼らから、話を始めるべきだろう?と目で促すと、人族の男性が困り顔で口を開く。


「助けてくれてありがとう。感謝するよ。俺達はイーグルクロウというSランクの冒険者パーティだ。」


イーグルクロウ……なんかピリッとしそうな名前だな。

それにSランクの冒険者パーティとは珍しい。プレイヤー以外で見たのは数える程しかない。


「僕の名前はドンナテだ。」


人族の男性が自己紹介を開始する。

この図体で一人称がというのは違和感があるが……カンティも一緒だったか。


わがはセイドル。よろしくな。」


ドワーフ男性は顔を青くしながら手短に自己紹介を終える。それどころではないらしい。


「アタシはペトロ。よろしくねー。」


兎の獣人族の女性は高いところも余裕らしく、枝の上に立って軽々とお辞儀する。


「……私はプロメルテ。」


エルフの女性は無愛想ぶあいそうにそう言い放ってにらみつけてくる。いや…つり目だからそう見えるだけか。


「すまないね。プロメルテはあまり人族に良い感情を持っていなくて、いつもこうなんだ。」


ドンナテがまた困り顔でそう言ってくる。人族の彼が言うと、嫌味ではなくなる。本当に人族に対しては誰にでもこんな感じなのだろう。


「ドンナテ。私は慎重なだけよ。」


「助けてもらったのに、その態度は慎重とは言わないよ。まあ、僕と初めて会った時よりは軟化なんかしたとは思うけれどね。」


「…………」


プロメルテはドンナテの言葉に痛いところを突かれたという顔をして横を向く。どうやらドンナテと会った時はもっと酷かったらしい。


「俺とニルについては紹介したから省くぞ。」


「そうだね。カイドーとニル。覚えているよ。

さっきは武器を向けて本当にすまなかった。もう一度謝らせてもらうよ。」


ドンナテはその場で頭を下げ、それに続いて全員が頭を一度下げる。

ペトロは笑いながら、セイドルは枝にしがみ付きながら、プロメルテは会釈えしゃく程度とまちまちの謝罪だが、冒険者では謝罪してくれるだけでも珍しいか…

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