エデンの花園 Ⅰ
遥な彼方だろうか
少女は東雲巡といっただろうか
東雲グループの長女で落ちこぼれ
何を為たって上手くいかない
だからいらないと言われていた
能力は希望と
「どうして、こんな能力が」
希望を持ち続けたら回りに幸福が
絶望したら回りに災厄が訪れるだと
そしてこの能力を与えたの親か
親は東雲グループの社長か
そんな能力があるから色んな所に狙われる
東雲グループの現在の名前は
クリアス社
そのため今回の任務は久し振りの護衛任務か
そんなことを考えながら20分ぐらい居たら
鈴音が来た そして第一声目は
「私にも出来ることあるなら手伝わせてー」
「そうか、じゃあ巡の様子をよく見てやってくれ」
「わかったよー!!」
俺も俺で巡の身辺調査もしなきゃだな
俺は古くから繋がっている
SPの知り合いに電話かけた
スリーコールぐらいだろうか
やっと通話が取られた
「何のようだよ」
一言目が物凄く不機嫌だった
「頼みがあるんだ」
「なんだ?」
「東雲梓の情報を色々と探っておしえて欲しい」
「旧友だからと言ってもそれは駄目だ」
「頼む、借り一個ってことで」
「借り一個とかそう言う次元じゃねーんだよ」
「女も紹介する」
「くっどうするか」
物凄い迷っている、そこに俺は追撃で
「それとエロゲでどうだ」
「し、仕方ねーな!」
俺は電話を切った
エロゲは昔師匠の家にあった奴
女はそろそろ結婚しなきゃ駄目な知り合いを選ぶか
俺は巡に話しに行った
「こんにちわ、こう話すのは初めてかな」
「何のようでしょうか」
「巡さんと仲良くしたいなーって」
「そんなこと思ってるわけ無いのに」
「思っているさ」
「あっそ、じゃあよろしくね」
「よろしく」
一日での会話はその程度だった
これは疑いなんだろうか
いや、疑いならそれでもいい得だけだ
俺は部屋に戻って筋トレをはじめた
腹筋を50回 腕立て伏せを90回
そうしてると扉が開けられた
「霞さん、何のようだ」
「ようなんてあんまないわよ」
「それじゃあ何で来たんだ」
「いや、あんたただの能力者じゃないでしょ」
「何を言っているんだ」
「私は聞いたのよ、ちゃんとね」
「何を聞いたのかな」
「巡を守るみたいだけど、どうしたの」
「どうもしてないさ」
「そんなことない、もしも巡が傷付いたら
永遠と恨むから」
「勝手にしてくれ」
聞かれていたことを知った俺は
圧力をかけた
「言ったら回りがどうなっても知らないからな」
「あっそ」
扉が蕾が部屋の奥から出て来た
「喧嘩でもしてたの?」
「違う、これは喧嘩では無い」
「そっか。ならよかった」
明日に巡を自分の部屋に招くため
何が良いかを考えはじめた。
お菓子で招くか
まぁいい、後ろから探ってればいいか
俺は夜の間も巡の回りを探っていた
外に出るのを確認するたびにだ
な、そこには二人で銃を持っていて
袋を持っている黒服がいた
あれは誘拐しに来てるのを確信した
だから地面を強く蹴って
黒服の後ろに立った
「お前ら何者だ」
「なっ、いつの間に」
俺は頭に銃口を2人に突きつけた
「誰からの依頼だ」
「言わないに決まってるだろ」
そういうと舌を噛んで死んだ
舌を噛むことで死ねる確率は低い
たまたまだ
こいつらは無駄に幸福なんだろう
情報を取れなかったことは諦めた
だが、大体の察しは付いていた
俺はもっと探るようになった
俺は寮の部屋に帰った
その瞬間寝て、また夢を見た
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