お前 俺と戦えよ

誘拐事件から一週間が過ぎた

先生は学校の雰囲気に慣れただろうか

一週間の間に何人殺したのだろうか

あの子たちはまだ高校生なのだ

「仕方がないことなのか」

俺は心が痛くなってくる

「蕾、薬をくれ」

「わかった、ちょっと待ってて」

俺は薬を飲んだ

「それじゃあ、行こうか」

学校に向かった 

学校に入るとこの学校の唯一の男子

天城に後ろから襲われた

「唐突に後ろから襲うなんて酷いじゃん」

「何が酷いだ、まぁ良い汐谷こっちに来い」

「仕方がないな」

天城は俺に今日の学校終わった後

強制的に試合をすることが決定した

天城は今日の朝の時点で学園長に許可をしていたみたいだ

クソ、なんで学園長こう言う時笑顔なんだろう

「ふふふ、彼の実力がわかるようになるさ」

面倒くさいなー

そんな会話をしてたら遅刻ギリギリだから

仕方がないから窓から入ることにした

跳躍ジャンプ

窓を割らないようにギリギリの所に止まった

窓は、開いてる!

そこから急いで入った

「すいません、ちょっと遅刻しました」

「してないから大丈夫ですが……」

「大丈夫なら良かったです」

一ノ瀬先生はちょっと呆れかえったように

「窓から入ったことに関しての説明を」

「急いで入るためです」

「そっかー」

そう言うと一発脇腹を蹴られた

「い、痛いです」

「一旦反省してくださいよ」

そういうと授業を始めるよといって

授業が始まった

蕾は今日部屋で休ませることにした

理由は内緒の話だ

昼休みまで進んだ

「今日のご飯は何なんですか?」

「え?水とおにぎり」

「えーと、ダイエット中?」

「いや節約だ」

「それは…健康に悪いような」

「いや、逆だ食い過ぎるといざというときにうごけなくなる」

「そっか」

そのそっかと同時に校内放送が始まった

キンコンカンコンと鳴り響き

学園長の声が聞こえた

「えー今日の5,6限は決闘になります」

5,6限は決闘になったか

俺はピエロのような仮面を付けた

魔眼を使えば傷付くものがつまれる

だから仮面を付けて魔眼を隠す

そうしなきゃいけないんだ

決闘場が出来ていた

そしてそこには天城が立っていた

俺は決闘場の中に入った

そこには機械があって体調の確認をさせられた

あの仮面だよ、私達のターゲット盗んだのと小さく聞こえてきた

俺はそれにたいして

「それはごめんね」

と言い放った

「それじゃあちゃっちゃと始めようぜ」

「いいよ、ちゃっちゃとやろうか」

天城は剣を構え俺は刀を構えた

「燃え上がれ!ファイヤ!」

俺は攻撃を全て避けている

「てめぇ逃げることしかできないのか」

「そうだね、今は逃げることしかできないかな」

「よし、浮いたな ファイヤアロー!」

炎に燃えた弓が飛んできた

空を飛んでるから避けようにも避けれない

「ぐっ、」

「よし!これは俺の勝ちでいいだろ」

言い放つと学園長がやってきた

「いや、まださ まだ終わってないのさ」

そういうと学園長は蕾に銃口を突きつけてた

「この決闘には慈悲はいらないんだ、能力者と能力者の戦いなんだ、君が負けたら蕾は殺すからね」

俺は一瞬で飛び上がった

「すまないね天城くん」

「な、なんだ?」

「インストール ファイヤ」

「な、なんなんだよ その炎の量」

天城は震え上がっていた

「蕾が殺される確率があるならば俺は慈悲もなくなるんだ」

「こっちに近づくんじゃねーよ」

俺は深呼吸をした

竜焔りゅうえん

その場は燃え上がってきた

その炎に飲み込まれかけて天城は意識を失った

「学園長、次蕾に手を出そうとしたら、いくらあんたでも半殺しにするからな」

「ふふ、それは楽しみに待ってるよ」

そうして、俺と天城の決闘は終わった

俺があのターゲットを盗んだ奴というのは

核心に変わったようだ

俺は蕾を取り返しに行った

「大丈夫だったか?」

「大丈夫だよ」

俺は安心のあまりに腰が抜けてしまった

「いやー、動けなくなったよ」

その頃 天城は部屋で

「なんで、俺があんな奴にやられてんだ」

俺はヒーローになるはずだろ

皆を救うヒーローに

そんなのがあんな奴に倒れたら駄目だろ

なのに、なのに

あいつは俺と同じ炎を使ってきた

なのに、なんでなんだよ

天城は嫉妬が生まれていた


そんな中 汐谷は自分の部屋に帰って眠った

能力の大量使用は身体的疲労が多いのだろう

その結果速攻寝たのだ

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