追放王子の異世界開拓!~魔法と魔道具で、辺境領地でシコシコ内政します

作者 武蔵野純平

6,955

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★★ Very Good!!

キャラクターの話し言葉に違和感はあるものの、文章自体はしっかりしていて誤字脱字もなく、ストレスなく読める小説です。
主人公の目的が異世界文化の発展にあるため、前世知識を出し惜しみせず、蒸留酒・飛行機・自動車・列車などを次々に開発していくアップテンポのストーリー展開となっています。サクサク読める小説が好きな方、主人公最強モノが好きな方にはおすすめの小説です。

ただ、テンポが早いこともあってか、ご都合主義が非常に多めになっており、領地の開発や内政、戦争については非現実的な部分が目立ちます。
貧しい領民が十数名しかいない僻地に到着して早々に飛行機の製作に着手したり、食料の領内自給は諦めて主人公がドラゴンを討伐して稼いた資金で完全輸入制にしてみたり、主人公が超級魔法1発で軍を殲滅したかと思えば、別の戦争では領民が3000人も死傷しているのに敵国内で嫌がらせのピンポンダッシュ作戦を敢行してみたり…

小説内では今のところ言及されていませんが、主人公の行動からは「自分が生きている間にとにかく世界を発展させる!」という意志を感じます。逆に言うと、関係者がドンドン主人公の力に依存してしまっており、主人公が居なければ国が回らなくなるような状況になりつつあります。
現時点での国内人口等が具体的に記載されていないため、主人公の持つ領地の規模はイマイチ分かりませんが、そこそこの大国になった今も大臣等がおらず、軍事・外務・財務・商業・工業・農業の全ての意思決定を主人公がしているのには、かなり違和感を覚えます。それぞれの業務に適任と思われるキャラクターがたくさんいるので、いつまでも協力的な友人・領民・派閥貴族という扱いではなく、臣下として登用し、国内の組織体制を構築すべきではないでしょうか。

★★★ Excellent!!!

ストーリー自体が一気呵成でめちゃくちゃ面白いのに、いきなりのご老公様にツボを抉られ、「鉄のクラウス」(初恋でした)に心臓をぶち抜かれ、グンマ―三都市に横隔膜を鷲掴まれ、黒い三連星にトドメを刺されました。

作者様が大好きだ―――――――!!!!!

★★★ Excellent!!!

出だしはよくある系の追放王子ものかと思いましたが、登場人物のキャラクターが魅力的で飽きません。
主人公やルーナ先生は定番ぽいですが、決して無敵のチートではなく、死にそうにもなるし悩みもします。だってまだ子供だもんね。
そして周りを固める黒丸師匠、私はじいも好きです。
そしてそして物語の中に「グンマー」の文字を見た時に「おや?」と思いつつ、
「マエバシ」「タカサキ」「イセサッキ」を見た時は笑いました。
さらにいつもは目立たない「イセサッキ」が活躍してくれてとてもうれしいです(笑)。
キュートな第二兄王子とも仲良くしてほしいし、いろんな種族の住人がこれからも出てくるのがとても楽しみです。
寒くなってきましたが、体調に気を付けてこれからも頑張ってください。
応援しながら、更新を楽しみにしています!!

★★★ Excellent!!!

万能の魔法。失速とモンスターに嘆く。僕は乗く。ユメは理由と願い。ユメなど乗く。魔法でモンスターの向きを知る。
テンポは独特の緩急で描かれている。この物語はどう書き抜くのか、興味が尽きない。
万能の魔法は、強さの徹底が特筆される。僕としては万能よりも一芸に秀でた魔法に惹かれます。しかし、万能は万能で、魅力はたくさんあるんですね。

★★★ Excellent!!!

内政で辺境の領地をどうするかが面白い。
単なる異世界転生物のチートだけだと面白く無いので、この小説は先が見えない面白さと、見えそうな面白さのバランスがいいです。ここまで一気に読んでしまって続きが読みたいですね。
作者さん、頑張ってください。応援してます!