ユラは、変装しました
ユラがマヤ村を出た数日後テレストから調査隊が到着した。
西部地区は、レクレス、モントペール、キーエフト、マヤ、キワシ、コートモール、はケシーの所属小隊が12名が町や村の人口、状態の把握担当し手分けして調査に向かい、テレストから近いマヤ村は、リミヤ、キレイラ、マエヤが担当した。
「やっと着きましたね」
「ああ、道が悪い上に、山岳部の土砂崩れで馬が使えず途中から、歩いてここまで来たからな」
3人は、マヤ村の雰囲気に驚いていた。
「キレイラここ確かマヤ村だよね」
マエヤ達は、さらに中に入り驚く
「何この村、いつものあの悪臭がしない、それにこの村の地面だ!固くて先日の雨この村も降ったはずなのに水たまりがない」
マエヤ達が騒いでると、女性達が集まって来た
「騎士様今日は、どのようなご用でしょうか?私この村の村長のケーシーと申します」
マエヤ達は、改めて挨拶をする
「私達は、ヤマタイコク西部地区調査隊のマエヤといいます、この者は同じ部隊のリミヤ、キレイラと言います」
「これは、ようこそマヤ村にいらっしゃいました。どうぞ村の中を見て行ってください」
ケーシー村長は、村の中を案内する
マエヤ達は、村の中にあるトイレを見て叫ぶ
「これは、トイレではないか!どうしてここにあるのだ!」
村長は、ニコニコしながら答える
「これは、この村にミラブルの妖精様が訪れこの村の住人を特別な回復薬で回復してくださり、この村を改造してくださりました。その一つがこのトイレです」
「ミラブルの妖精だと!ユラ様がこられたのか!」
「マエヤ様達は、ユラ様の事ご存じなんですね、」
「もちろんだ!我々それに女王様の命を助けて頂いた方だ、忘れるわけない!私は、この身を全てユラ様に捧げたいと思ってるのです」
「な・何を言ってる!マエヤ!私は、この胸でユラ様を癒してあげるのですよ♪あの可愛い手で私のおっぱいをマッサージしてもらうのです♪ぐふふ」
「き・キレイラ!何を言ってるの!私何て、湯浴みでユラ様の身体の隅々まで洗って私の身体も洗ってもらうのよフフフ」
ケーシーは、笑いながら案内を続ける
「3人共ユラ様の事好きねのですね」
「もちろんだ!この国には、ユラ様以上の素敵な男性はいない!」
「そうだ!あの方は、公爵家の生まれにもかかわらず、どのような身分のものでも優しくしてくださる、素晴らしい方だ」
ケーシーは、一緒に同行していた、者達も驚く
「えーー!ユラ様は、男の子だったの?」
マエヤは、笑いながら答える
「ユラ様は、身体も小さく可愛いですから、私も初めて見たとき、女の子と思いましたから」
「そうよ、だから私達優しくて可愛いユラ様が大好きなんです」
「女王様は、ユラ様の力は、この国を救う力になると、ただユラ様は弱いだからユラ様を助ける者、力を補佐する者にユラ様との結婚を許可すると、だから私達は、自分達の能力を見直しユラ様を補佐する事を決めたのです、そしてユラ様とムフフ」
「ほんとですか!私達にもユラ様とムフフな事ができるのですか?」
「もちろんです、ユラ様を愛しこの新しいヤマタイコクをユラ様と共に救うのです」
「なるほどわかりました。それでユラ様は、この村で実験させてくれと言われたのですね」
ケーシーは、ユラが来てからの行動を報告した。
「ユラ様がこの村を実験ですか?」
ケーシーは、キラーハウスと水道を見せる
「これがユラ様が野菜を育てるためのハウスらしいです」
「これがですか?」
「はい!入るのにもいろいろ制限があります」
「そこまでユラ様は考えてらっしゃるの?」
「はい!着替える意味は、服とかに着いてる虫とかを入れないためらしいです」
「ユラ様は、そんな事まで考えて、凄い方ですね」
「それでこのトイレも地面もですね、こっちは、水道ですか?」
「ユラ様は、病気が川の水が関係してるから直接飲んだらダメだと言われてた。」
「病気そこまでですか?」
「ユラ様は、そんな事まで考えてるのですね」
ケーシーは、ユラ様がまだ何かを考えてるみたいで森に材料を取りに行くと行ってました。
「そうですか、私達はこの村の事を女王陛下に報告します、皆さんは、このハウスや水道の管理よろしくお願いします」
マエヤ達は、マヤ村の変化を伝えるため、テレストに急ぎ戻った。
☆・☆・☆
その頃マヤ村から、テレストに向かってるはずのユラ達は、方向を間違えキワシの町まで後少しの所を進んでいた。
パルマは、ユラが楽しそうに歩いてるので、気にしてなかったが、ユラ様どこに向かうつもりなのでしょうか?
「ユラ様聞いてなかったのですが、どこに行くつもりなのですが」
「え?テレストなのです!」
「えーー!ユラ様こっちは、キワシの町でまるで正反対ですよ!」
「そんなぁー!どうしょう… 今さら戻れないよ、とりあえずキワシに行ってから考えるのです」
「キワシまで後1日くらいですよ、ここまでは、魔物に襲われる事もなく順調にこれました。このフェンリルのフェアリーちゃんのおかげですね」
「ありがとうフェアリー」
やっちゃったなぁ…まさか方向間違えてたなんて
ユラは、パルマ達と楽しそうに話しながら進んでると、ユラは急に不安な気持ちに襲われました。
なんだろう?魔物が近づくとかそんな不安じゃなく、何かがくるの…
「そうだ!ねぇパルマ何か変装するような方法ない?」
「突然どうされたのですか?」
「嫌な予感がするの!このままだと身の危険が…だから姿を変えたいの」
「うーん変装ですか?」
ダーリアが手をあげ自分に任せて欲しいと提案してくる
「ユラ様私に任せてください!わかりにくくすればいいのですよね」
「お願い!何か嫌な予感するから早く!」
「じゃこの子達も移動するとき離れててもらった方がいいですね」
ユラは、茶髪のウィッグをつけメガネとホクロと肌の色も日に焼けたように変えていた。
「ユラ様このメイクは、水にすぐ落ちますから注意してくださいね、後服装も破れて汚れた子供の服しましょう」
「ほんとにそんな危険な方が来るのですか?」
「ユラの身体のセンサーが警告してるの!」
「わかりました注意して進みましょう、」
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