ユラはマヤ村を大改造しました。
「え?嘘!なんか身体疲れが取れていきます。それに体力も少し回復してます!」
村長たちは母親の発言に驚きの声を上げる
「「えーーーー!」」
「村長さん驚いてないで病気で寝たきりの人連れて来て欲しいです」
「あの妖精様、どうか私達にも何か食べ物を下さい。もう何日も食べ物口にいれてません。力が… 」
「わかったのです。これ食べてみて下さい」
ユラは村長さん達の前にモロコシを置く
コトッ
コトッ
コトッ
コトッ
コトッ
「…………」
「?どうしたですか?」
「あの妖精様、これはモロコシのようにみえるのですが・・・これって罰なのでしょうか?」
ユラは微笑み答える
「このモロコシもさっきのトメトも、みんなユラの森の畑で育てました。これが答えなの。」
「!」
「そういう事なのですね、私食べます」
「え?」
真っ先に食べ始めたのは、村長の娘のパルコだった
ガブ
ガブ
ムシャムシャ
ホワ~~
「信じられない!生なのに実も柔らかくてあまーーい!無茶苦茶美味しーーい!」
その言葉に皆モロコシにかぶりつき食べ始める
「!!」
ガブガブ
ガブガブ
ガブガブ
ムシャムシャ
ムシャムシャ
ムシャムシャ
ゴックン
ゴックン
ゴックン
「「「甘くて美味しいーー!」」」
「妖精様これは、今まで食べて来たモロコシと別物です!素晴らしいです!とんでも野菜です!」
えーー!なんか少しスッキリしてる?
「これって精神力回復してる?嘘でしょ… 」
「フフフ満足したですか?じゃまだ病気で寝てる人達を、連れて来てください!」
「村長達は、手分けして、病気の寝込んでる者達を連れて来る」
村長の家の前に30人の疫病を発症してる者達が並べられた
ユラは、一人一人エツクスシールを飲ませて行く
回復した者達は、皆涙を流し喜び合っていた。
全員を回復させた。ユラの前に村人が整列して深々と頭を下げる
「「妖精様この度は、私達を救ってくださり、ありがとうございました」」
「な・何言ってるの?ユラ妖精違うのです」
村長は、真っ赤な顔をして恥ずかしがるユラを見て微笑み話しかける
「妖精様、そういう事なら、お名前で呼ばせてもらいます、ユラ様♪これでよろしいでしょうか」
「うん…様もいらないのです 」
様不要は、村人全員が拒否したため仕方なく呼んでもらうことにしました
ユラは、病気で回復した人に、トメト配って行った。
「このトメト食べてくださいHPが回復するはずです」
回復した者達は、トメトの味に驚きながら食べていた。
「それでみんなにお願いあります、この村をユラの実験させて欲しいです」
「実験?ですか?」
「そうなの、村の人達の病気の原因の対策と虫や病気などの対策で畑で野菜を作る実験させて欲しいです」
「私達の村は、廃村寸前だったのです
自由に使ってください」
「ありがとなの、じゃまず病気の発生原因になってるこの排泄物の処理から始めるのね」
村人達は、ユラの邪魔をしないように皆興味深く見ていた
ユラは、土壌錬成を使って村の中にある排泄物を土壌錬成で全て処理、土壌も人がよく歩く所などは、できるだけ固く、雨が降ってもすぐ中に染み込むように全て変えて行きました。
「今日は、ここまでかな…」
村人達は、変わって行く村の様子に驚き、朝から黙々とやり続けるユラに村人達は尋ねた
「ユラ様何で初めてこられた村に、ここまでされるのですか?ずいぶん魔力を使い疲れるのに何でですか?」
「ユラには、この特別な力があります。でもこれだけです、ユラは強力な魔法は、使えません。土をいじって作物を作る事しか出来ません。でもこの力でも人を助ける事ができるのです。ユラも辛い思いいっぱいしました。だからそんな人見たくないのです!助ける事ができる力あるからユラは、やってるのです!」
「ユラ様私達にも何かお手伝いさせて下さい!」
「大丈夫なのね、今は見てて下さいなの」
ユラは、整地しながら、所々に魔力式水洗循環トイレを設置して行きました。
村人達は、別にいいのに設置する時手伝ってくれました。
みるみる変化する村の状態に、村人達はユラを完全に崇拝するようになり、ユラのいないところでは、神の使いの妖精ユラ様と呼ばれていた。
村長が代表してユラに感謝を伝える
「ユラ様、私たち村民の命を奇跡の助けて頂きありがとうございます。妖精様の薬で全員完全に回復し若返るなんて私たちはなんてお礼をしたらいいのか...ほんとありがとうございます。
村も綺麗にしていただき、あの悪臭もなくなりました。魔力循環式水洗トイレは、ほんとに素晴らしいです。仕組みはよくわかりませんが、あれで排泄した物が綺麗になるのですのね、凄いです。トイレが好きになりました。」
ユラは村人たちの反応に微笑みながら答える
「フフフここまで順調なのね。この村は、これからのモデルになってもらつのです。だからまだまだだなのです」
「モデルですか?」
「そうなの、新しい国の町のモデルになるのね、だからまだまだ変えるのです。でも材料がないから森に一度帰るのね。その前に水の問題と、食料問題解決するのです」
ユラは村の畑があった場所に移動して地面に手を当て土壌錬成で通常土壌で錬成して、痩せた土地に養分を補充して改善しました。
「ピアここにビニールハウスを出して」
ピキー《わかったの》
ニョーーン
ドーーン
ミラブル農場害虫病気対策ビニールハウス~♪
ハウス内魔素量調整機能付き
ハウス内光量調整機能付き
ハウス内温度調整機能付き
追加機能自動散水付き
「スーパーハウスなのです♪でもビニールじゃないのね、うーん名前変えよっと、キラーアントの液で作ったハウスだから、キラーハウスなのです」
村長達は、ユラのお腹の辺りから巨大な物が出て来て驚いていた。
「ユラ様が何か出されたぞ!」
「白っぽくて長く大きな物だ」
「やっぱりあの方は、女神様から使わされた妖精様だ!」
ユラは、3m×25mのキラーハウスを3棟出して、村長達にハウスの説明した。
「ハウスの中は、温度、魔素量、光量、水分量、が全て自動で出来るようになってるのです、ただ水だけは、このタンクに入れてほしいのね、後はユラの魔力が込めてある魔石をはめると動かせるのね」
「わかりました」
「今植えてある場所は、普通土壌なのです、種が改良されてるだけなので、成長するのにだいたい3週間あれば収穫できるのです、ただ入る時は、ここの前室で、服を脱いで、この服に着替えて入ってください。今は各ハウスに2着しかないので破かないように注意してください」
「ユラ様何でここで着替えるのでしょうか?」
「まだ虫や病気に強い野菜が出来てないので、ここで着替えて中の畑に入れないためなのです」
「なるほど、それでこのハウスなのですね、確かに外だと天候に左右されいろいろな場所から虫が飛んで来ます、ここなら中は、管理されてるから大丈夫と言う事ですね、凄いですユラ様」
「もう様もいらないって言ってるのに…」
「「「それは出来ません!」」」
「はぁ… もういいのです」
キラーハウス内は、トメト、モロコシ、で1棟キーロット、サツメ芋、で1棟ミラブル小麦で1棟に種を植えて、管理してもらうことにしました。
もちろん野菜ができるまでストックの野菜も渡しました。
平民の人は、魔力があまりないので、ユラの魔力を込めた魔石を用意してるので、しばらく大丈夫なのです
水の対策も一応したのです、まだタンクには、人の手で入れて貰わないとダメだけど、水を綺麗にする濾過装置も作ったのです、浄化槽を応用して、木炭と4種類の石と植物で作った濾材を大きなキラーアントの液で作った円錐の器に入れた濾過装着なのです
タンクは、3mの高さにタンク用の枠を作ってもらって、取り付けてもらって、タンクには、川から汲んで来た水を入れるために階段を作ってもらいました。
タンクの出口に濾過装着を取り付け、そこにスリープスパイダーの糸を、パイプ見たいに加工して、取り付けそこからパイプを村の中央に作った1mの高さの柱まで伸ばしました。そこにユラが作ったバルブを取り付て水道の完成です
「ユラ様これは、何ですか?」
「これは、水道なのです!絶対川の水を直接飲んだらダメなのです!病気には、この川の水も関係してるのです」
「ここを捻ると、水が出るのです」
ジョロジョロ
「おお!」
「川からの水汲み大変だけど、頑張ってやってください。もう少しユラの加工する仕事手伝ってもらえる人が増えたら、もっと便利な装着作れるのです」
「ユラ様、なんかいろいろ作っていただいて、ありがとうございます。」
「今回はここまでなのです。ユラは、一度ミラブルのお家に帰ります。次来た時、なんかあったら改善するから言ってくださいなの」
「え?ユラ様もう出られるのですか?」
「もう少しいてください、私達まだ、なにもお礼できてないから」
「ユラは、森に帰る前にテレストにいかないといけないから、ごめんなさい」
「ユラ様次は、必ず私達と一緒にお食事してゆっくりしてくださいね」
「わかったの、約束するのです」
ユラは、次は、ゆっくりするからと約束をして、マヤ村を離れ、テレストに向かった
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