ユラは、またとんでも野菜を作りました
キャサリンの驚きの回復を目の前で見た者達は、状態の酷い状態の者から順次回復をしていった。
ただ石化の完全回復は、表面は元に戻ったが体の中の細胞が完全に戻るまで、時間がかかり、キャサリン達一行は、回復するまで森で生活をすることになった
ユラは、まず大人数が生活する環境を整えました。真っ先に取りかかったのがトイレなのです
今までは、皆下半身が石化していて、ほとんど動いてないから、栄養補給程度、しか食べてなかったけど、石化が回復して身体の細胞も回復したら、リハビリも兼ねて動くようになるから、食事、お風呂、トイレが問題になるのです
特にトイレは、早くしないと、身体の機能が回復してくるから、そうなったら当然前にも食べてたことから、早くしないとこの辺大変な事になるです
ユラは一人だったから、ただ穴掘っただけのトイレだったし、中見たら大きなミミズ見たいなのがうねうね動いてたから、あのミミズさんが処理してくれてたみたいです、コハク達は、魔物で、ユラの野菜だけだと排泄物は、出ない見たいです
だからトイレは、早くしないと、大問題になるです、穴掘っただけならだけなら環境悪くなるから、浄化槽作って、水洗トイレ作るです、これはユラがずっと思ってた事なのです
ユラの住んでたお家、町、みんなトイレは、穴を掘ってそこにして、いっぱいになったら埋めて、また違うところに掘っての繰り返しだったのです
ユラには、いろいろな知識があります、だからあの環境は、病気発生の原因にもなってるのわかるです、
ユラは、町とか見て、前から水洗トイレを作りたいと、思ってたけど、技術も道具も作る能力もないです、あるのは知識と知恵だけです、でもここには、材料があります、作る手伝いをしてくれる人がいます、だから作るです、
まず土壌錬成で粘土を取り出して、便器の形作って、釜も作ってレンの火力で焼いてもらって、便器とタンクも作ったです、水を流れるパイプは、森林竹で作ったです
森の中に、ある木と石を水魔法使える人に加工してもらって、ろ材を作って、タンクに入れて、汚泥を濾過してバクテリアなどの菌に、きれいにしてもらう仕組みなのです
ユラは、いろんな人に協力してもらって、ユラが図を書いて説明して部品とか作ってもらいました、組み立て手伝ってくれたお姉ちゃん達は、みんな不思議そうにしてましたです
そして作り初めて3日目でトイレが完成しました。
魔力式水洗循環トイレなのです、水は最初にタンクに入れて後は、循環するので必要ないのです
早速使いたい二人に説明しました、ここに座って終わったら、この魔石に魔力流してもらって色が変わったら、ボタン押して下さい、後はこの魔石から魔力が、設備にながれ、ポンプが動いて便器から水が浄化槽に流れて、浄化槽でキレイになった水がまた便器のタンクに戻る仕組みなのです、この仕組みなら、町に下水道とかの、大規模工事しなくても大丈夫なのです
後はこの事を他の人に協力してもらうように話して、ユラは、休んでた野菜作りを再開することにしました。土壌錬成のレベル上がったから、たぶん病気に強い野菜、虫に強い野菜作れる気がするのです、他にも作りたい野菜のイメージあるから試すのです
今のユラのステータスこれです
【名前 ユラ・ダマスカス
年齢 8歳
身長100cm 体重12kg
種族 人族
LV.14
生命力 HP 85
魔力 MP 5500
物理防御ADF 70
魔法防御MDF 70
物理攻撃力ATP 70
魔法攻撃力MAP 70
俊敏 AGI 3000
知力 INT 2800
スキル 家事LV.2 料理LV.3 工芸 LV.5 園芸LV.5 栽培 LV.5 成長阻害LV.9 痛覚耐性LV.5 毒耐性LV.4 精神耐性LV.2
ユニークスキル 土壌錬成LV.5
ΔΨδδλの加護】
【土壌錬成LV.5】
【土壌 範囲LV.5 300m×300m 作成可能物LV.4 種子10種類 成長促進LV.3 1日 PH調整 養分堆肥調整LV.4 水分量調整LV.2 土壌保有水分量調整 通常土壌耕作LV.1 500m×500m 】
【錬成 種子改良LV.5 収穫量UP
収穫物中 品質中 熟成LV.5 糖度上昇中 成分量UP 小 状態回復小 果肉腐敗鈍化 LV.2 土壌錬成抽出LV.2 果実錬成抽出LV.1 】
もうすぐ9歳なのに… やっぱし成長してない
ガクッ
はぁー
でも何かいろいろ増えてるなぁ… 気になるのは、成分量UPと、果実錬成抽出かな、なんだろう
成分量UP… 果肉に含まれてるビタミン等の含有量が増える
果実錬成抽出… 果実内にある成分を錬成して取り出す事ができる
え?これ凄くない?これってこの2つ組み合わせたら、またとんでも野菜できるのです!
「わーいやったぁー♪」
しゃ早速作って見るのです
欲しい作物の種は、この豊富な森から種を集めたからたくさんあるのです
ユラが騒いでると、回復の早いソアラさんが来ました
「ユラ何喜んでるの?」
「フフ… 秘密なのです♪あ!そうだみんなが喜ぶ果物も作っちゃお」
「ふーん教えてくれないんだ… そうなんだ」
「え?こ・これって何か嫌な予感するのです!ヤバいのです」
「あっまだ上手く歩けないわ… ユラちょっとあそこで休むからちょっと手をかしてくれる」
『え?さっきまで普通に歩いて来たけど、ほんとかなぁ?怪しいです、少し離れるです』
じーーー
「ユラお姉ちゃん、こんなにグラグラふらついてるのに… 離れちゃうんだ、助けてくれないんだ、あんなに熱いキスしたのに… 疑われてるのね、お姉ちゃん悲しいわ、うぅ… 」
「わかったです、助けるです、手を出して連れてってあげるです」
ガシッ!
「えっ」
「フフフあれ以来だもん、お姉ちゃん寂しかったわー♪いただきまーす」
ブチューー!
レロレロ
「んーー!」
ブチューー!
「ぶふぁー!ま・またキスしたぁーし・舌まで入れてきたぁーうぅ…」
「アハハごめんね、でも気持ち良かっでしょ?お姉ちゃん大好きな人以外こんなことしないからフフフ」
「うぅもういいです、ちょっと 何でもないです」
「フフちょっと何?気持ち良かったんでしょ?ならもう一度する?」
「な・何言ってるですか!き・気持ち よく なかったです ボソボソ アマカッタ…」
「そう♪甘かったのねフフフ」
プシュー
「うぅ… 恥ずかしいです」
「さぁユラちゃん何かするんでしょ?お姉ちゃん手伝ってあげるから指示して」
「あ!そうだ、じゃこの種を間隔あけて植えて下さい」
「わかったわ」
ユラも別の種を植えて植え終わると、土壌錬成の開始です
イメージむーーー!土に魔力を注いで
「しかし何度見ても凄いわね、さっき植えた種がもう芽が出たんだから、ほんと不思議」
芽が出て成長するまで少しソアラさんとお話ししました
ソアラさんは、キャサリン様専属の護衛で主に諜報活動してるって教えてくれました
いろいろ話してたら時間がすぐ過ぎて収穫できるようになりました
「ユラ、これは何?」
「こっちがイチコでこっちがサトウキピって言います」
「私の知ってるイチコってもっと小さくて色悪いわよ、それにこのでかいサトウキピもう全然別物よ!」
ユラは、イチコを収穫してソアラさんに食べさせた
「ソアラさんどうぞ!」
え?ソアラさんしゃがんで口をあけて目をつむってる はぁーそう言う事
ユラは、ソアラの口にイチコを入れてあげた
「あーん!もっと大きくあけて
でないと入らないから、はい♪」
パク
「えっ!凄い!んーーーー!あっまーーーい」
「フフフそのイチコは、甘さもだけど、もっと凄いのが中の成分が多くなってるから、ビタミンが豊富で美肌効果も上がるんです」
「えーー!何それ!凄いじゃない!」
「フフ頑張りました♪」
この子、自分がどれほど凄い事してるのか、ほんとわかってるのかしら?
「次は、サトウキピなのです、見てて下さい」
ここに器を置いてと、たぶんこれだけ大きければ大丈夫かな?
ユラは、1本のサトウキピの根元に手を当てて、土壌錬成を始めました
そう果実錬成抽出です!ユラが魔力を注ぐと、サトウキピの果実が、少し光った後、そこから白い綺麗な粉がこぼれて、下に置いた器に入って行きます
その光景を見てたソアラは、驚きのあまり口をあけたまま見つめていた
『いったい何が起こってるの?何あの白い粉は?』
ユラがサトウキピ1本分から、抽出した砂糖は、20kgととんでもない量だった
「やったぁー♪成功なのです!ソアラお姉ちゃん!見て見て!」
「はっ? す・凄いわよユラ 」
「はい♪」
「ユラちゃん、聞いていいかな?」
「はいなのです!」
「お姉ちゃん、いまいちよくわかってないのよ、これは、いったい何かな?」
「はい!どうぞなめて見て下さい!フフ」
ペロッ
「え?嘘ぉーーーー!これ砂糖なの?」
「はい!頑張りました♪」
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