ユラは、新しい回復薬エクスシールを作りました
あれからまた収集つかなくなって、洞窟の効果も利用して、スライムたちにみんなを並んで座らせてもらいユラは少し高い石の上に立ちみんなに挨拶をしました
ユラは今すごく嬉しいです、こんなに大勢の家族のような人たちが出来て、薬作りもなかなか進まなくて落ち込んでてもここにいるみんながユラを励まして、応援して助けてくれました、そしてやっとできる目処がつきましたの、まだできてないけど、後は分量の組み合わせとかだけだから問題ないのです
応援してくれた皆にそれとここまで我慢してくれた皆にユラが歌をプレゼントします
聞いてください
【この世界に来たボクは~♪
ちっぽけで、何度も何度も叩かれ~
消えてしまいたいと~♪
思うようになったけど
助けてくれた人がいたから~♪
頑張って来れたよ
この世界に来たボクは~♪
頑張って、力を見つけたよ、救える力を~♪
でもこの世界の酷さも見つけたよ
だからボクはこの力を~つかって
この世界の人を救いたいから
頑張っていくよ】
シーーン
「え?酷かったのかな?音痴じゃないはずなんだけど・・」
するとものすごい歓声と拍手ががあがり
泣いてる人も沢山いた
「ユラちゃんの歌声綺麗で感動して途中から涙があふれて止まらなくなったわ」
「うわーすごいよー」
王妃様は涙を拭きながら
「ありがとうユラちゃん凄く癒されたわ、この歌詞にはいろいろ込められてるのね」
「みんなが喜んでくれてよかったです、こんなのでよかったらまた歌うから」
「もっと沢山聞きたいわ」
「そうよもっと聞かせてほしいわ」
「こんなに癒される綺麗な歌声はぁーいいわぁ」
みんながユラの事でまだ盛り上がっていたからユラは研究場所に移動して、作業を始めました
よしバジリスクの牙の粉末もできたし後は、それぞれの分量なのです、頑張るのです
まず1回目
ヒルシル草 500g中品質
ポシポシ草 500g中品質
パラパラ草 500g中品質
アロマス草 500g中品質
ホップアップ草500g中品質
バジリスク牙抽出液500cc
精製水魔力含有1500ml 30%
注入魔力量150
・
・
・
効果消滅・・・失敗
2回目
ヒルシル草 500g中品質
ポシポシ草 500g中品質
パラパラ草 500g中品質
アロマス草 500g中品質
ホップアップ草500g中品質
バジリスク牙抽出液500cc
精製水魔力含有2000ml 50%
注入魔力量250
・
・
液体異常悪臭・・失敗
3回目
ヒルシル草 500g中品質
ポシポシ草 500g中品質
パラパラ草 500g中品質
アロマス草 500g中品質
ホップアップ草500g中品質
バジリスク牙抽出液500cc
精製水魔力含有2000ml 40%
注入魔力量200
・
・
悪臭発生・・失敗
ユラはいろいろ分量魔力量変えて頑張ったのです39回目作り始めて3日目についにやったのです!
39回目
ヒルシル草 500g中品質
ポシポシ草 500g中品質
パラパラ草 500g中品質
アロマス草 500g中品質
ホップアップ草500g中品質
バジリスク牙抽出液50cc
精製水魔力含有3000ml 30%
注入魔力量250
「レン魔力大丈夫?」
キー《大丈夫よ》
「レン温度あげて」
レンの頭を軽く叩く
キー《わかったわ》
ブフォー
「うん♪いい感じかな」
グルグルグルグル
「レン今のままの火力で維持して」
グルグルグルグル
「うんいい感じだぁ色も変わって来て・・ わぁー」
パァーーン♪
キラキラ
「うぅ・・ついにできたのです、嬉しい・・グスン」
セリス達もその様子を見て、お互いに手を握りあって喜んでいた
セリス達は初めてユラのポーション作りを見て、自分たちが知ってる作り方と全く違う事に驚いたていた。
品質のいいポーションはゴミ埃薬草類に付着する余分な成分も一切取り除かないとダメだと言うのが初めて知ったのだった
「最初ユラちゃんのポーション作り見た時何やってるのって感じだったもんね」
「そうそう薬草も洗ってって、その洗う水も容器も全て精製水使うんだから驚きよ」
「ユラちゃんも手を洗って、口を小さな布でかくして、服も綺麗な薄い布に着替えてるし、見ててそこまでしないといけないのって思ったもんね」
「何度も魔力枯渇で倒れて39回目ついに完成したんだ」
「ほんと凄いよ」
「普通諦めるよ」
「それが強い意志で頑張ってついにできたんだ!」
「「「おめでとうユラちゃん!」」」
「うん♪やったのです!やっとできたのですお待たせなのです」
効果はとんでもないのです!たぶんみんな驚くのです
状態異常完全回復エクスシール
状態異常回復 100% 精神混乱回復100%欠損率30%まで回復MPHP回復30%
ユラは出来たエクスシールを、この前採取してきた森の竹筒に入れました、25本作れたのです、ここにいる人たちは全部で28人、ちょっと足りないです、素材集めたらすぐ作れるのです
ユラはキャサリン王妃様に報告に行きました
「キャサリン様、新しい回復薬エクスシールって言います、ユラが名前つけました、これなのです」
キャサリンは皆が見えるようにと、エクスシールをスープ皿に移した、スープ皿に移されたエクスシールは、綺麗な空の色をしてキラキラと輝いていた
「綺麗な色ねそれに光り輝いてるわ」
見ていた者達も神々しく光るエクスシールに見とれていた
「キャサリン様飲んでみてください」
キャサリンが飲み始める前に、ユラは振動で折れ、一部が砕けたキャサリンの脚の部分を持ってきて、きれいに元の位置に並べる
それを見てキャサリンも、周りの者も驚いていた
「ユラちゃんそれってまさか!うそでしょ?」
「ダメかもしれません、でも見てて、じゃ飲んで下さい、キャサリン様」
キャサリンは頷き飲み始める、それを見て、ユラもキャサリンの砕けた部分と、折れた脚の部分にゆっくりとしみこむようにかけていく
ゴクゴクゴク
ジョボジョボジョボ
シュワー
パァーーン
全て飲んだキャサリンの身体が、うっすらと光始める砕けた脚の部分も、光始め身体から蒸気のようなものが立ち始める
「身体が熱いわそして心地いいわー」
その状態が1時間以上続きキャサリンの身体にも変化が現れる
「あ!っゆっくりと固まってた部分が溶けてくような感じだわ」
エクスシールの反応の蒸気で、見えなかった脚の部分が、徐々に現れそこには綺麗に再生された美しい脚があった
「「脚が完全に元に戻っている」」
「凄い信じられない」
そして回復したキャサリンの姿を見て皆が驚く
「「「「えーーーー!」」」」
キャサリンは皆が自分を見て驚く意味がわからず尋ねる
「みんなどうしたのかしら?」
「キャサリン様お姿がお美しく・・」
「あら嬉しいわ」
「ちょっと違うのですが・・うらやましいと言いますか、そのぉー」
「何気になるじゃない!はっきり言いなさいシルキー」
「はい!キャサリン様完全に若返っています!エレン様の母ではなくご姉妹と言った方がいいかと、それにお美しさが以前よりもきれいになっています」
「えーーー!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます