ユラの森での生活(改)
もう今日も、ガオガオうるさい朝の始まりなのです。
ユラの一日は、洞窟の中のを綺麗にしてから朝ご飯を食べます。
今日は焼きモロコシと、ジャロ芋をふかした物が朝食です。
調味料はまだありません。塩だけでもあったらいいのにと土壌錬成で土の中から取れないか頑張ったけど全然ダメでした。
でもユラは諦めないのです。努力すればきっと何かできるのです。
だからユラは最後まで諦めないのです。
ユラは、魔法がほとんど使えません。
だから火を使う時は、レッドコックス鳥さん手伝ってもらいます。
この鳥さんもユラのお友達になってくれたのです。
この鳥さんは油を作りたくて、オリーブの木を育ててた時に出会いました。
オリーブは、ユラが森で見つけた種からユラの土壌錬成で育てました。
野菜と違って魔力沢山使い、土壌を錬成して芽が出るまで、5日もかかりました。
途中また魔力枯渇で倒れるし大変だったのです。
芽が出てから、実をつける木に育てるのにユラのスキルでも7日もかかりました。
やっと成長したオリーブの木に、レッドコックス鳥が来て、オリーブの実を食べ始めたのです。
ユラは怒りました。
「何するですか!ユラが育てた大切な木なのに何勝手に実をとるですか!」
ユラは、鳥さん目がけて紐の両方の先に石を入れた袋を振り回しながら投げつけました
「やぁー!」
鳥はびっくりして口から火を吐きたのです。
ボォーー
キャーー!
ユラは驚きました
何?この鳥火を吐くんだ、むーどうしょう
そしたらコハクとコルリと巡回してた子供達が来たのです
KR《ユラ様どうされました》
「あ!コルリ!この鳥がユラの育てたオリーブの実を食べようとしたから、追い払ってたの」
KR《私達に任せて下さい、コックス鳥ならあの子達に任せます》
相変わらずまだ言葉がわからないけど一応伝わってる?
KR《ルイ、ルキ、ユラ様の育てた実を奪うバカ鳥を捕らえなさい》
Ri《あい!》
Rk《あい!》
キー《邪魔するな!虎!》
Ri《あれでやる!》
Rk《うんやる!》
何かガウガウいい合ってるけど、あの2匹何か凄そう…
ヒュン!
ヒュン!
え?消えた?
ボフボフ
あ!火を吐いた
シユン
シユン
消えた!あ!木の枝が折れた、あの鳥また火を吐いた。
え?こっち来るよぉ
ガーーーオ
ボン
えー!コルリが虎砲で消した?凄い…
Ri《虎砲連射こちからやる》
Rk《虎砲連射あっちからやる》
ボフボフボフボフ
ボフボフボフボフ
キーーー《しまったぁー》
どすん
Ri《おわた》
Rk《捕まえた》
「うわー凄い!凄い!」
なんか訳わからないうちに捕まえたみたい。ユラは頑張った2匹をナデナデしてたら、他の子供達が騒ぎ出した。
ユラがに近づくと暴れだしたレッドコックス、ユラの育てたオリーブの実を食べさせてみたら、大人しくなりユラの前でちょこんと立ってます。
え?この鳥こんなに大きかったの…
ユラより大きい… ショックなのです。
鳥って体高って言うのかな?
翼をたたんでユラに並んだ大きさは、ユラよりずっと大きく翼広げたら無茶苦茶長かった。
体高2m翼長4mくらいあるかもほんとでかい…
なんかこの子こっち見つめてる。これひょっとしたら名前つけないとダメなのかなぁ?
ティマーの従魔契約ってこんな感じなの?
たぶん違うような気がするけど…
だいたいボクはティマーの能力なんかないのに、何でこんな事になるの?
レッドコックスは、まだじーーとこっちを見る
時間たってるのに見つめたままって…
はぁー仕方ない名前つけてあげるか…
どうせわかんないし適当でいいや!
「じゃぁピーちゃん」
キー《ふざけないで!怒》
コツコツ
「痛い痛い!えーダメなの?」
むーもうめんどくさいなぁ…
え!何この鳥!
羽を器用に動かして人間の腕のようにビシビシこっちを指してキーキー言ってくる
何か学校の先生に叱られてる感じする
キー《真面目に考えなさいよ!》
ビシッ!
「炎吐くから炎太とか炎造とか」
キー《何よ!全部男の名前じゃない!怒》
上に向かって、炎をボッボッって吐いてバタバタしてる
「あれ怒ってるんだよね。もーめんどくさいのです。」
キー《女の子らしい名前つけなさいよ!》
「じゃあ男らしく炎は?」
キー《はぁー?あなた目がおかしいんじゃない?私のどこが雄に見えるのよ!》
ビシッ!ビシッ!
何で?何なの?もう何言ってるかわかんない…
しかし器用に翼使って表現してるなぁ…
「あのくねくねする仕草は…女の子ぽいけど…
何か女の子にいろいろ言われてるような…あの鳥恋してる女の子のような感じが… あ!」
キー《女の子らしい名前よ!もう》
「恋でレン!」
キー《いいわ♪素敵》
何か嬉しそうにしてる
「じゃレンでよろしくね」
キー《はい!》
こうして炎を吐くレッドコックス鳥が仲間になって、ユラのポーション作りが劇的に変わりました。
ポーション作りは、あれから失敗続きで上手く出来ず、悔しくて泣いてました。
あの時ほんとたまたま で来たって思った…
原因は、わかってたです。でも頑張っていろいろやったけど、どうしょうもなくて…
温度の下がった鉄板は、もう一度火を起こして熱くするしかなくて、それしたら途中に濃度変わって失敗…
わかってるのにできない悔しさ、魔法を使えない自分がなさけなくて、何度も泣きました。
レンは凄かったです。
なんと!炎の温度を変えれるのです!
凄いのです。何度も練習して合図も決めました。頭を軽く1回叩くと温度上がり2回叩くと下がり撫でると温度はそのままキープ
こうして安定して高品質ポーションができるようになりました。
毎日朝野菜を5種類、薬草を3種類スキルを使って作り、昼からは、ポーションを作る。
時々コハク達の狩りに連れて行ってもらって、ユラのレベルあげ手伝ってもらったり、夜は便利道具を作ったりスキルの研究してるです。
こうして森に来て1年半くらい過ぎた時、やっと土壌錬成のレベルが上がりました。
見て見るです
【名前 ユラ・ダマスカス】
年齢 8歳
身長100cm 体重12kg
種族 人族
LV.14
生命力 HP 85
魔力 MP 3100
物理防御ADF 70
魔法防御MDF 70
物理攻撃力ATP 70
魔法攻撃力MAP 70
俊敏 AGI 250
知力 INT 1800
スキル 家事LV.2 料理LV.3 工芸 LV.5 園芸LV.4 栽培 LV.4 成長阻害LV.9 痛覚耐性LV.5 毒耐性LV.4 精神耐性LV.2
ユニークスキル 土壌錬成LV.4
ΔΨδδλの加護】
【土壌錬成LV.4】
土壌… 範囲LV.4 30m×30m 作成可能物LV.4 種子10種類 成長促進LV.3 1日 PH調整 養分堆肥調整LV.3 水分量調整LV.1初芽まで
錬成… 種子改良LV.4 収穫量UPLV.4 収穫物品質LV.4 熟成成分量LV.3 追加効果LV.3 (状態回復 HP回復 MP回復 ) 果肉腐敗鈍化 LV.1 土壌錬成抽出LV.1
うわーステータスの魔力MPが凄く上がってる。後は普通あ知力INTも高いね。
土壌はうーん範囲が広がって10種類か、まぁ順調だね。
あれ?水分量調整これ新しく追加になってるLV.1初芽まで?水やらなくていいってこと?
適当にあげても調整してくれるって事?うーん検証だね
錬成は、あんまし変わって… 品質とか成分とかレベルで表記されてる。あと追加効果もレベルになって効果が増えてる。あと腐敗鈍化?土壌錬成抽出?これ何かわくわくするスキルかもです。
新しく増えた能力検証するのです!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます