第3話 「強者との出会い」

どうする?

周りに弓矢を避けれそうな物は岩が少しあるぐらいか?そしてまた矢が飛んでくる。

何かさっきから矢を避けるたびに身体が速くなっている気がする。

僕は岩の影に入ると目を閉じた。

クロ

種族 闇の民

Lv5

HP 1/1

MP 210/210

STR 65

ATK 40

MTK 60

VIT 85

DEF 0

MDF 0

AGI 85

素早さめっちゃ上がってる!

相手の攻撃を避け続けると上がるのか?

そしてまた矢を避ける。

とりあえず相手の居場所はなんとなく分かったがどうするか。

すると上から声が聞こえた。

???「何してんだ?お前たち」

マイルス「次は誰だよ!」

僕は上を見たするとそこには禍々しい姿をしたマントを着た牛頭がいた。

多分ミノタウロスと呼ばれる魔物だろうか?

???「俺は魔王の城で料理長をしている者だ」

え?このムキムキが?それはマイルスも思ったようで、

マイルス「は?料理長かよw強くないんだね?」

などと完全に油断している。

僕だったらあんな油断しないなぁと思いながら警戒していると、ミノタウロスが僕にこう言ってきた。

ミノタウロス「お前助けて欲しいか?」

僕は実際襲われているけど勝てない相手ではない、けど僕のHPは1戦わない事が1番だろうと思い口を開けた。

僕「はい!助けてください!」

次の瞬間遠くの方にあった岩が爆破した。

その岩を見ると赤い液体が流れていた。

え?何があったんだ?そんな事を考えていると、

ミノタウロス「助けたぞ?」

この人?がやったのか?全く見えなかった。

僕は考える。そしてこのミノタウロスに一言こう言った。

僕「僕を弟子にして下さい!」

強そうなミノタウロスは大きく鼻を鳴らしてゆっくり近づいてきた。

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