第296話 閑話:ロクサンヌと毛虫

 遠く離れたカルデイアの地で勇者ケビンが大暴れしていた頃。

 ここはブルゴー王国の首都モンタンバル。


 建国以来数百年に渡り増築、改築を繰り返してきたため一部が迷路になっているものの、優れた技術と意匠のために今や芸術品とまで言われるブルゴー王城。

 総石造りの城郭は長い歴史のために荘厳な雰囲気を醸し出し、見る者、訪れる者全てに厳粛な思いを抱かせる。

 そんな美しくも昂然たる城の一角に、今日も朝から甲高い声が響いていた。


「いやいやいやいやぁー!! いやぁー!!!!」


「ロ、ロクサンヌ様!! お願いでございますから、そのように暴れないでくださいませ!!」


「いやいやいやぁー!! いやなの!! これを母上にお見せするのぉー!!」


「し、しかし、お母上……女王陛下は只今執務中でございますれば――」


「でもでもだって!! こんなに大きな毛虫なんて初めて捕まえたんだもん!! 母上ならきっと喜んでくれるはずなんだもん!!」


「け、毛虫って……おい、お前たち。一体これはどうなっておるのだ? ――只今陛下が応接中であることはお前たちとて存じておろう?」 


「も、申し訳ありません!! す、速やかにこの場からお連れいたしますので、どうかご容赦を!! ――さぁ、ロクサンヌ様。お母上にはお客様がみえていらっしゃるのです。今はお会いできませんので、もう少し後に来てみましょう」


「いやいや、今見せるの!! 母上ぇー、毛虫捕まえたのぉー!! 見て見てぇー!!!!」



 この会話からもわかる通り、およそこの場に似合わないまるで小鳥のさえずりような声を上げているのは、勇者ケビンと女王エルミニアの三女にしてブルゴー王国第三王女でもあるロクサンヌだ。

 やっと第一次反抗期も終わった4歳になったばかりのこの女児は、今日も朝から専属メイドを1名、護衛騎士を2名引き連れて城内を闊歩していた。

 そして自身の母親――女王エルミニアの執務室の前にやってくると、突然大声を上げたのだ。

 

 毎日の日課として中庭の手入れ(実際には遊んでいるだけだが)を任されているロクサンヌは、いつものように庭へ出た。

 すると目の前に、見たこともないほどの大きさの毛虫が現れたのだ。

 驚きのあまり初めは目を丸くしていたものの、将来は綺麗な蝶になるだろうとメイドに教えられると嬉々として捕まえた。


 周囲が止めるのも聞かず、それを母親に見せようと突如ロクサンヌは走り出す。

 しかし偶然通りかかった宰相――カリスト・コンラートに見つかると、当然のように止められてしまった。


 結局、現在来客中の母親には会うことができず、さらに邪魔者おじさん――宰相コンラート侯爵にやんわりと追い立てられたロクサンヌは、護衛騎士に抱えられてその場を去ったのだった。




「うえぇぇぇ!! アンネマリーのばかぁ!! ウリセスもフィリベールも大っ嫌い!! もう、あっち行って!!」


「ロクサンヌ様……」


「姫様……」


「姫……」


 盛大に涙と鼻水を垂らしながら、専属メイドのアンネマリーと護衛騎士の二人に八つ当たりをかますロクサンヌ。

 母親譲りの美しい金髪を振り乱し、透き通る真っ青な瞳を涙に濡らし、白磁のような頬に鼻水を塗りたくる。

 そんな可愛らしいのか汚いのかよくわからないロクサンヌは、ひたすら地団駄を踏み続けた。

 その様子を見る限り、どう控えめに言っても反抗期が終わっているようには見えなかった。


 そんな時、アンネマリーが名案を思い付く。

 佇む騎士2人に「私に任せろ」と言わんばかりに視線を送ると、雀斑そばかすの目立つ10代中頃の顔に微笑みを浮かべた。


「それではお姉さま方にお見せしては如何いかがでしょう。この時間であればちょうどお勉強の休憩時間のはず。ぜひ行ってみませんか?」


 その言葉にパッと顔を輝かせるロクサンヌ。

 まさに名案とばかりに両手をパチンと打ち合わせた。


「おぉ!! そうらね!! それじゃあ、姉様ねえしゃまたちに見せに行こう!」


 大声でそう告げたロクサンヌは、またしてもドレスの裾を翻しながら駆け出したのだった。





「ひぃぃぃ!! お願いロクサンヌ!! あっちへやって!!」


「うぇぇぇ!! 気持ちわるっ!! やめてよロクサンヌ。そんなものこっちに持ってこないで!!」


 姉二人――10歳長女ヘルミーナと8歳次女カタリーナのもとへロクサンヌが駆けていくと、ちょうど二人は茶を飲んでいるところだった。

 父譲りの浅黒い肌と美しい黒髪が目立つヘルミーナと、母譲りの金髪に青い瞳、白い肌のカタリーナ。

 どちらも美少女と呼ぶに相応しい少女の前で、籠に入った毛虫をドヤ顔で見せつけるロクサンヌだが、どうにもその反応は芳しくない。


 いや、それどころか明確に拒絶する二人。

 予想外の反応にむっつりと口をへの字に曲げたロクサンヌは、今にも泣きそうな顔をしてしまう。

 そして再びアンネマリーに向かって鼻声を出した。


「うえぇぇぇ!! 姉様ねえしゃまたちが全然喜んでくれないの!! こんなに可愛い毛虫なのに……おっきくなったら綺麗な蝶々ちょうちょになるのに!!」


「いや、それは蝶々ちょうちょじゃなくて、蛾の――」


「しぃー!! カタリーナ、おやめなさい!! それは言う必要ないでしょう!? 放っておきなさい!!」


 けがれのない4歳児――ロクサンヌに対して容赦なく厳しい現実を突き付けようとする妹に、慌ててヘルミーナが止めに入る。


 世の中には知らない方が幸せなこともあるのです。

 敢えてそれを知らせるなんて、あまりに無粋が過ぎますわ。


 カタリーナを見つめる黒い瞳には、明らかにそう書いてあった。


 その様子を見つめていたアンネマリーは、何処か気の毒そうな顔をしながら、再び口を開いた。


「ロクサンヌ様。どうやらお姉様方は虫がお好きではないようです。 ――それでは次に先王殿下に会いに行きませんか? この時間であればお兄様――クリスティアン殿下のお部屋にいるはずです……如何でしょう?」


 その提案に再びパッと顔を明るくすると、再びロクサンヌが叫んだ。


「うん!! それじゃあ、じぃーじのところへ行こう!!」





「おぉおぉ……これはなんとも見事な毛虫じゃのぉ。これほどの大きさのものは、そうはおらんじゃろう」


「やっぱし、じぃーじは見る目があるねぇ!! この毛虫の凄さがわかるなんて!!」


「当り前じゃ。何といっても、わしの可愛いロクサンヌが見つけたのだからな!!」


 得意満面の孫娘に向かって、先々王アレハンドロは好々爺然とした顔で頷いた。

 可愛くて仕方がないと言わんばかりに相好を崩し、慈愛に満ちた瞳で見つめる様は、孫娘にメロメロの典型的なダメ祖父じじいだった。


 その隣にはアレハンドロの初孫であり、ロクサンヌの一番上の兄でもある11歳の第一王子クリスティアン。

 何とも言いようのない苦笑いを浮かべながら、祖父と妹の語らいを生暖かい目で見守っていた。


 するとロクサンヌが、「どうよっ!?」と言わんばかりのドヤ顔で毛虫の籠を押し付けてくる。

 

「クリス兄様にいしゃま!! どうどう? 凄いでしょう!? この真っ黒な毛虫!! もっともーっとおっきくなったら、綺麗な蝶々ちょうちょになるんだよ!!」


「そ、そうかロクサンヌ……それは凄いなぁ。だけど、それが蝶々ちょうちょになるだなんて誰が言ったんだい?」


「うん!! それはね、アンネマリーが教えてくれたんだよ!! アンネマリーはとっても物知りだから、なんでも知ってるんだ!!」


 ドヤ顔になりながら、後ろを指さすロクサンヌ。

 その先をクリスティアンが眺めてみると、何とも居た堪れない顔をした年若いメイドがいた。

 その顔から事情を察したクリスティアンは、敢えて話題を変えることにする。



「ところでロクサンヌ。この毛虫なんだけど、もう名前は付けたのかい?」


「えっ……名前……?」


「そう、名前だよ。これはお前の大切な友達なんだから、名前くらい付けてあげないとね」


「あぁ……そうなんだ……ねぇ兄様にいしゃま、名前ってどんなのがいいの?」


「それはお前が考えなくちゃいけないよ。 ――だけど、なんでもいいんじゃないかな。お前が好きな名前でいいと思うよ」


「そうか……むぅ……」


 小さい顔を顰めながら、突如考え始めたロクサンヌ。

 輝く金色の頭から湯気が出そうなほど真剣に悩む姿は、それはそれでアレハンドロが見惚れるほどに愛らしかった。

 悩むこと30秒。

 ついに彼女は口を開いた。


「決めた!! この子の名前はね――」


「うん」


「ほう」


「アニエス!!」


「……」


「……」



 思わず固まってしまうクリスティアンとアレハンドロ。

 何故なら二人はその名をよく知っていたからだ。

 特にアレハンドロにとってその名は決して忘れられずに今でも時々思い出す。


 この国に100年以上に渡って君臨した最強の宮廷魔術師――アニエス・シュタウヘンベルク。

 彼女はアレハンドロが成人するまで、ずっと家庭教師を務めた人物だ。

 アレハンドロが現役を退いた今でも名君の誉れが高いのは、その人格形成に多大な影響を及ぼしたアニエスのおかげだと言っても過言ではない。


 クリスティアンにしてもそうだ。

 尊敬してやまない最強の父――勇者ケビンを育て上げた人物として、幼い頃からその名は聞かされてきた。

 そのため、これまで一度も会ったことはないが、彼の中でその名は特別なものだったのだ。

 だからロクサンヌも、好きな名前としてそれを選んだのだろう。


 そんな事情を何気に察したアレハンドロもクリスティアンも、敢えて突っ込むことはしなかった。

 そして一言「とてもいい名だ」と告げて、気持ちよくロクサンヌを送り出したのだった。




 ロクサンヌ一行が続けて城内を練り歩いていると、偶然廊下でエグランティーヌに出会った。

 その姿を見たロクサンヌはパッと笑みを浮かべると、まるで子犬のように走り寄っていく。


 今は亡き先王イサンドロの正妻――つまり先代の王妃であるエグランティーヌは、28歳の若さで未亡人になった。

 子もおらず、未だ年若い彼女は実家――モンテルラン公爵家に戻る選択肢もあったのだが、本人の意思により離宮に入る道を選んだ。


 とは言うものの、すっかり現体制に移行した今では、如何に先代王妃と言えども何ら実権は持たない。

 精々が様々な催しに来賓として出席したり、女王の名代としてイベントに参加する程度でしかなく、言わばその存在は王室の象徴、もしくは女王の代理のようなものでしかない。


 それでも彼女は精力的に活動を続け、女王エルミニアをよく助けた。

 特に今は王配ケビンが他国に遠征しているため、エルミニア一人では仕事が回らない。

 そのためエグランティーヌは先輩王妃として、これまで8年に渡ってこなしてきた仕事のノウハウを後輩王妃に教える日々だった。


 ちなみに、後頭部にできていたストレス性脱毛症は今ではすっかりよくなっていた。

 もちろん夫に先立たれたのはショックだしとても悲しい。

 しかし世継ぎ問題など、これまで重くし掛かっていた様々な重圧から解放された彼女は、むしろ心身ともに健康になっていたのだった。



 そんなエグランティーヌに向かって、嬉しそうにロクサンヌが駆けていく。

 直接血の繋がりはないけれど、伯母と姪のこの二人。

 特に実子のいないエグランティーヌはロクサンヌをことほか可愛がり、まるで我が子のように接していた。

 そしてロクサンヌも、いつも忙しい母親の代わりに彼女を頼ることが多かった。


 しかしどうやら、今回だけは別だったようだ。


「あらあら、ロクサンヌ。こんなところにどうしたの? 今はお昼寝の時間ではなくって?」


大丈夫らいじょうぶ!! 今日は眠くないから。それより伯母様おばしゃま!! ねぇねぇ、これ見て!!」


「ふーん、何かしら? なにか黒いものが籠に入っているわねぇ……」


「そうそう。これね、アニエスっていうの!!」


「アニエス……? うーん……もっと近くで見せて――きゃー!!!!」


「あっ!!」


 突如悲鳴を上げたエグランティーヌ。

 ざわざわと蠢く黒い物体の正体に気が付くと、顔を真っ青にして後退る。

 そして声にもならぬ悲鳴を上げながら、一目散に逃げだしたのだった。


「あぁ……伯母様おばしゃま……」


 次第に遠ざかる伯母の背中。

 恥も外聞もなく、激しくスカートをひるがえしながら廊下を駆けるエグランティーヌを、どこか物悲しそうにロクサンヌは眺めていたのだった。




 その後ロクサンヌは0歳の双子の弟妹――リオネルとクリステルにも毛虫を見せに行ったのだが、当然のように乳母に立ち塞がれてしまう。

 そのため幼い二人には、アニエスを見せることができなかった。


 そもそも0歳児に毛虫を見せたところで意味はない。

 決して褒めたり驚いたりするはずもなく、彼女の期待するような反応も帰ってくるはずなかった。

 しかし今の彼女は、そこまで追い詰められていたのだ。

 そして……泣いた。

 

「うえぇぇぇぇ!! 誰もアニエスを凄いって言ってくれないのぉ!! こんなにおっきな毛虫なのにぃー!!!!」 


「ロ、ロクサンヌ様。もう少しで夕食の時間ですから、お母上にお会いできますよ。女王陛下ならきっと褒めてくれると思います」


「そうですよ。陛下であれば、このアニエスの凄さにきっと気付いてくれるはずです」


「絶対に褒めてくれますよ」


 今や必死の形相で主人をなだめ続けるメイドのアンネマリーと護衛騎士のウリセスとフィリベール。

 彼らとて朝からずっと連れ回されてヘトヘトだったのだが、文句のひとつも言わずについてきてくれた。

 しかし今の彼らの頭の中は、別のことで一杯だった。


 あぁ……やっと夕食の時間……

 夕食が終われば姫はもう寝る時間だ……やっとこれで解放される……


 



「うえぇぇぇぇ!! 母上ぇー!! 会いたかったのー!!」


「あぁ、ロクサンヌ。私だって会いたかったわ!! 可愛い、可愛い、私のロクサンヌ!! ぎゅー!!」 


 待ちに待った夕食の時間。

 今夜も女王エルミニアは、夕食のために執務室から戻っていた。

 女王に即位してからというもの、それこそ休む間もない忙しい日々が続く。

 途中から夫のケビンが仕事の半分を受け持ってくれたのだが、遠くカルデイアに遠征中のいま、エグランティーヌの補助のもとエルミニアが一人でこなさなければならなかった。


 しかしどんなに仕事が忙しかろうが、寝る暇もなかろうが、彼女には譲れない点がひとつある。

 それは家族と一緒の夕食だった。

 

 ケビンとエルミニアの生き甲斐は、子供たちと言っても過言ではない。

 それほど彼らは子供たち中心の生活を送ってきたのだが、さすがに一国の元首ともなれば満足に一緒にいてやることもできない。

 そのため、どんなに忙しくても夕食時には家族で揃うことを決めていたのだ。


 時間にして小一時間。

 その時間だけはエルミニアとケビンにとって、唯一心安らぐ一時ひとときだった。



 食事が始まるまであと少し。

 他の兄弟姉妹たちが続々と集まり始めるのを尻目に、勢い込んでロクサンヌは母親に告げた。

 

「ねぇねぇ、母上!! 今日はね、お庭でね、とってもいいものを見つけたの!!」


「あらぁ。それは良かったわねぇ。一体何を見つけたのかしら?」


「うん。それはねぇ……」


 一体なにがしたいのか。突如ごそごそとスカートの隙間に手を突っ込むロクサンヌ。

 そんな娘に向かって絶え間なく愛情を注ぐ女王エルミニア。

 しかしその様子を見ていたメイドのアンネマリーは、ふと恐ろしいことに気付く。


「あれ……籠がない……姫様が持っていた籠がない……一体何処へ……はっ!!」


 アンネマリーの疑問。

 それは毛虫が入っていた籠が、いつの間にかなくなっていたことだ。

 絶対に母親にアニエスを見せると言って聞かなかったロクサンヌは、直前まで籠を抱えていたはずなのだが、気づけばそれがなくなっていた。

 そして何故かゴソゴソとスカートの中に手を入れる彼女がいる。


 それに気付いたアンネマリーは、周囲の注目を浴びることさえ気にせず思わず叫んだ。


「あぁ、姫様!! いけません!!」



 必死に叫ぶ忠実な専属メイド、アンネマリー。

 しかし努力の甲斐なく、その瞬間は訪れた。


「はい、母上。どうぞ!!」


「あら、なにかしら。黒いモフモフ……」


 おもむろにロクサンヌが取り出したもの――それは毛虫のアニエスだった。

 食堂の入り口で執事に籠の持ち込みを咎められた彼女は、こっそりスカートの隙間にアニエスを忍ばせたのだ。

 そして得意満面に母親の手の上に乗せた。


 掌の上で蠢く黒い毛の塊。

 およそ10センチにも及ぶ体長と長いモフモフの毛は、まさに「キングオブ毛虫」と言っても過言ではない。

 そんなお世辞抜きに立派な毛虫を、女王エルミニアは意図せず掌の上で眺めてしまう。


 すると次の瞬間――


「ζ§φдЩФ∈чμτθ!!!!!!」


 全く言葉にならぬ、意味不明な大きな悲鳴。

 それがエルミニアの口から放たれたかと思うと、次の瞬間そのまま卒倒してしまう。


 慌てて駆け寄る周囲の者たちと、驚きのあまり固まるロクサンヌ。

 最早もはやその場は修羅場と化した。




 こうしてロクサンヌの毛虫事件は一先ず幕を閉じたのだが、実はその後にもう一波乱あった。


 結局彼女は毛虫のアニエスをその後も愛情いっぱいに育て上げ、繭になるのを見届けた。

 そしてアンネマリーに教えられた通り美しい蝶々ちょうちょになるのを指折り数えて楽しみにしたのだが、最後に醜い巨大な蛾の成虫が羽化するに至り、ショックのあまりギャン泣きしたのだった。

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