第一章 出会い

大企業は善で、中小企業は悪だ


 大方人間というものは、物事を善悪の二極論で判断しがちだと思う。



 金持ちは善で、貧乏は悪。

 健康は善で、病気は悪。

 天才は善で、愚鈍は悪。

 屈強は善で、脆弱は悪。

 生は善で、死は悪。

 勝利は善で、敗北は悪……、



「キミ、出身はどこ?」

「あ、埼玉です。」

「埼玉のどこ?」

「あ、川越っていう住宅街です。」

「ふうん。」



 節約は善で、賭博は悪。

 読書は善で、ゲームは悪。

 旅行は善で、放浪は悪。

 映画鑑賞は善で、Youtube鑑賞は悪。



「大学は?」

「早稲田の文化〇想です。」

「ブンカコウソウ……?」

「部長、二文のことですよ。」

「……ふうん。」


 

 平和は善で、戦争は悪。

 資本主義は善で、共産主義は悪。

 先進国は善で、途上国は悪。

 高学歴は善で、低学歴は悪。



 そして……大企業は善で、中小企業は悪だ。


 

 人間は、自分が思っているよりもずっと、世間の決めた善悪に振り回されているものだ。

 

 自分が他人から善人だと思われることが、自らの虚栄心を満たす。虚栄心が、人間を動かす糧となる。ジャン=ジャック=ルソーが聞いたら卒倒しそうな理論だが、俺は、これこそが人間の心理だと信じている。



「じゃあ、とりあえず、志望動機からお願いします。」



 目の前に座ってそうたずねる男は、妙に浅黒い肌をした、50歳くらいの男だった。最終面接で出てくるってことは、役員だろうか。大きな肩幅に、ワイシャツを引きちぎらん程に太い腕は、21歳の俺が取っ組みあっても、まるで勝てそうな気がしなかった。



「はい。私は御社のビジネスの中で、海外の都市開発業務に大変興味を持っています。私が旅行でタイのバンコクを訪れた時、御社のプロジェクトで立ち上げた商業団地がありました。商業団地ができたことで、タイの経済が活性化し、多くの人々の生活が豊かになりました。御社はこの様に、ここぞのニーズをつかみ取るのが非常にうまく、競争力に優れていると思いました。」



「ふうん。」



 男がまた興味のなさそうな声で言った。

 どうやら、俺が昨日の夜、土壇場で練り上げた志望動機は心に響かなかったようだ。


 本当の志望動機は、「大企業を上から順番に受けてます」というものだが、そんなことを口は出さない。それ程の常識は、さすがの俺も持っている。



「浅井さん、バンコクの案件って、確か。」



 男が右に座っていた女性にそう言った。俺よりも一回りは年上の女性に見えた。

 女性はハッとした顔をすると、目の前のパソコンのキーボードに向かい、何かを熱心に調べ始めた。



「ノームケル商業団地。10%です。」

「マイナー出資かぁ。うちがメインの案件じゃあないみたいですね。」

「メインは、中国の鉄道社ですね。」

「そうですか、それじゃあ、キミは鉄道会社を受けた方が良かったりして、うそうそ、冗談だよ、ハハハ。」



 洒落にならない一言を俺の胸に突き刺し、男は豪快に笑った。

 それに引きつった笑顔で応じる。まずい、俺の企業分析不足が露呈している。



「あ、いえ、けど、御社の企画力は本当にすごくて。」

「そうですか。」



 男は俺の言葉を半ば無理やり遮った。

 すでに俺の志望動機から感心を失った男は、体の大きさに似合わない、犬の様につぶらな瞳でESをじっと覗き込んでいる。次の質問を考えているようだった。



「えーっと、希望する部署は、営業みたいですね。」

「はい、営業は泥臭いところもありますし、商売の基本だと思いますので、若いうちに経験したいです。」


「キミ、結構勢いでモノを言うタイプだね。」

「……はい?」

「さっき、うちの企画力が好きとか言っていませんでした。海外での都市開発とか。でも、企画じゃなくて営業がいいんですね。」

「あーーー。」



 男が皮肉たっぷりにそう言って、狭い面接室に気まずい沈黙が訪れた。

しばらく、女性がキーボードを叩く音のみが響き渡る。

 

 状況を打破する必要性に駆られ、慌てて俺は取り繕う。



「あーー、いや、もちろん、最終的には企画です。ただ、私は御社で色々な経験をしたいです。そのために、その、まずは営業で商売の基本を学ぶことが必要だと思っています。」


「営業って、何の営業?」

「……はい?」

「具体的には、何の商材のことを言っているのかな。」


 

 さて困った。

 ESなんてどこかの内定者例文をコピペしただけだ。想定外の個所を深く突っ込まれ、思わず俺は冷や汗をかいた。


 

「……玩具とか?」

「玩具?」



 男の眉がつり上がった。



「御社はおもちゃも手掛けていると聞いていたので。」

「あのねえ。」



 男が困ったようにため息をついた。

 横に座っていた女は、ノートパソコンに顔を隠し、肩をプルプルと震わせている。笑ってるんじゃねえぞ、コイツ。



「それは卸売りです。卸売りは卸売り。営業とは違うんですよ。総合商社の仕事、ちゃんと理解してますか。」



 男は目を細め、疑り深い表情をした。



「と、ともかく、いろんなことを経験したいんです!」



 俺は必死で食い下がった。もはや恥を捨てても構わない。この場はカッコ悪くても構わない。全ては総合商社に就職するためだ。それで、家族と友達に大きい顔をしたいんだ。会社の名前を使って、引く手あまたの合コン生活をしたいんだ。


 そこで俺は一呼吸を置いた。

 相手が黙って話を聞く状態であることを確かめると、言葉を続ける。



「御社は、業界トップ規模の売上高であり、世界中の様々な地域に根を張っています。こんなに大きな規模を持つ御社の社員として活躍することで、他にはない経験を積むことで、自らの成長に繋がると思ったのです。」



 想定した形では無かったが、ようやく志望動機を言い切ることができ、少し安堵した。



「そう、それで。えー、えーっと、ああ、中山さん? 中山さんは、自らの成長を軸に、就職活動をしているのですか。」



 男は、手に持ったESに何度も目を凝らし、ようやく俺の苗字が“中山”だという、何の変哲もないものであることに気付いたようだ。


 

「あー、いや。もちろん、私は、学生時代は軟式テニスサークルの副幹事長をしており、幹事長をサポートする立場として、組織をまとめていきました。その経験は、御社でも必ず生きると思います。」



 アプローチを変えて切り出したその話もしかし、男の言葉に遮られてしまった。



「そうですか。私はテニスはあまり詳しくないんですよね。」

「そうですか。あの、えーっと、何をされていたんですか。」

「ラグビーです。」



 その言葉に、俺は「あーっ」と相槌を打つことしかできなかった。

 男の見た目から、元ラグビー部であることは想像に難くないし、俺はラグビーから話を広げられるような話術を持っていなかったのだ。



「次が最後の質問です。」



 先に開き直った男が切り出した。

 マジか。俺は内心舌打ちをして、腕時計に目をやる。まだ10分も経っていないではないか。



「あなたの特技を教えてください。」



 さらりと台本を読むようにそう言った。

 それを最後に聞くことが、最初から決まっていたかのように。



「あーそれは。」



 この状況で、俺もとうとう開き直った。

 男のつぶらな瞳を逆に、しっかりと見つめ返す。



「人の分析が得意です。」

「と、いいますと。」

「人を見て、この人が今何を考えて、何を求めているのか、そういうのを感じ取るのが上手ってことです。」

「ほう。」



 俺の言葉に、初めて男は興味を持った顔をした。

 ここぞとばかりに、横に控えていた女性も、キーボードを打つ手を早める。


 もちろん、これは全くのハッタリだ。ここまで来たら、奇をてらうしかない。俺の苦肉の戦略であったが、妙な手ごたえを感じた。



「それでは、私のことは、どう思いました。」



 男の質問に、俺は一瞬迷ったが、素直に答えてみることにした。



「視力に悩んでいますか。」

「え。」



 想定外の答えにキョトンとしたのは、男の方だ。

 横に座っていた女までも、せわしなく動かしていた手をピタリと止めた。



「どういうことですか。」



 怪訝な顔で問いかけてくる男だが、その目が泳いでいる。俺は確信を持った。



「先ほどから目線が妙に合わないので。それから、壁の時計も良く見ていたので。」



 急激な視力の低下で悩む人は、壁にかかった時計を見るなど、少し遠めにピントを合わせる癖がある。男の目も、不自然に俺と合わなかった。本人は気づかないかもしれないが、何気ない癖として体に刻み込まれていたのだ。



「……確かに、大した分析ですね。どうやら最近老眼が進んでいるようで。」



 正解だったらしい。男は少し恥ずかし気に目を伏せた。



「視力が悪くなったことを、何でも老眼のせいにしない方がいいですよ。眼性疲労が原因だったら、普段の生活を改めなければいけませんし、もしかしたら重大な病気の兆候かもしれません。一度眼科に行かれた方がいいかと思います。」


「それから。」



 俺は畳みかけるように言葉を続けた。



「私の志望動機、あまりにも普通過ぎて面白くない、とも思ってましたね。」


「まさか。」



 男は口では否定しつつも、コイツは面白くなってきた、とばかりに口元がつり上がっている。



「キミは、少し礼儀を知った方がいいかもしれないね。えー、えーっと。」

「中山です、覚えづらい名前ですいません。」



 俺が間髪入れずにそう言うと、今度は隣に座っていた女が、クスリと笑った。

 俺も少し状況が愉快になってきた、後から思い返すと、調子にのっていたとも思う。



「礼儀は大事なことですけど。所詮、その辺の軟式テニスサークル出身ですから。一から根性叩きなおすつもりで、おねがいしゃす。」



 俺がそう言って恭しく頭を下げると、とうとう男は声を上げて笑い出したのだった。





♢♢♢♢





——5年後。



「ナキャーーマァァァァッ!!!」



 80畳ほどもある巨大なオフィスフロアで、荒井の怒号が響き渡る。

 そのあまりにも大きな声に、3つ隣の島の人たちまで一斉に顔を上げたが、声の主が荒井であることを理解すると、すぐに顔を下に向けていつもの業務に戻っていった。



「はい。」



 PCの影から顔をヒョイと出し、仕切りの向こう側でいつもの様にふんぞり返る荒井に顔を向ける。



「イッテンナナオクでハチテンゼロパーってどういうことだよっ、ナキャーマァァ!」


「いえ、あの……」



 俺が困ったように顔をしかめている間に、荒井は言葉を続ける。



「こんなのぉ! 常務案件にならないだろぉぉぉぉっ! 大宮支店に突き返せっ!」

「……はい。」



 理解した。大宮の善町の話だろう。俺は北海道と東北担当であり、関東エリアの担当は俺の左に座る桧村さんの案件だ。この面倒なボールは桧村さんに押し付けた方がいい。


 当の桧村は、「ひっ」と肩を震わせながら、樽の様に太った体を精一杯縮こませ、PCの影に顔を隠した。ちなみに、桧村は荒井課長の部下でありながら、年は荒井より10も上だ。


 荒井の感情を逆なでないよう十分に配慮しながらも、俺はすぐにPCに向かって作業を始める。営業日初日の午前中は、月報を仕上げることが先決だ。



「中山さん。」



 タバコでも吸いに行ったのか、一瞬荒井が席を外した隙をみて、桧村が話しかけて来た。



「頼みますよ、大宮の善町。」

「は。」



 EXCELに全力で月報データを打ち込んでいた俺は、思わず作業の手を止め、信じられないという顔で桧村の方を向いた。



「大宮支店は桧村さんの担当でしょう。」

「でも、しょうがねえじゃん。荒井さんが直接中山さんに言ったんだから。」

「いや、あれは、私たち2人への指示だったと思いますよ。」



 冗談じゃない。こっちは月報の入力と請求書の処理に追われているんだ。支店の個別案件なんて抱えていられる余裕はない。



「でも、荒井さんが直接中山さんに指示をだしていたよね。しょうがねえじゃん。」



 桧村の言葉に、俺は腸が煮えくりかえってきた。本来の業務範囲を無視し、明らかに俺に案件を押し付けようとしている。ブヨブヨに弛んでいる横腹を一発ぶん殴ってやりたかったが、桧村は一応、組織上では立場が上だ。


 

「ナキャーマァッ!」



 背中から荒井の甲高い声が聞こえ、何事かと振り返る。

 荒井は副部長である尾久野の横で、こちらに向かって手招きをしている。



「はいっ!」



 わざと聞こえるように返事をすると、15メートルほどの距離を、ものの数秒で横切った。



「ナキャーマ、駿河湾サービスエリアの数字実績もってるか。」

「ええ、月報の中に入っているはずですが。」



 駿河湾サービスエリアとは2年前に投資額役2憶4千万円でまとめた、静岡県の案件のはずだ。既に開店済みで、今年の4月から実績が出始めている。



「駿河湾の実績まとめて、説明資料作ってくれ。」

「月報の中に既に入っていますが、駿河湾だけを切り出すってことですか。」

「そう言ってんだろ、ボケ。あんな細かい資料誰も見るわけねえだろ。必要な情報だけA4一枚でまとめとけ。」

「……今、月報と伝票処理があるのですか、いつまでに必要ですか。」

「うるせえな、すぐやるんだよっ!」

「はい。」



 面倒臭い指示である。おそらく横で棒のように突っ立っていた尾久野副部長のためだろう。

 尾久野は今年の4月からここに来た。そんな副部長に個別の実績を抜き出して、自分のアピールでもしたいのだろう、荒井の考えることはいつも単純だ。


 席に戻って月報の続きをしようとした俺だったが、すぐに手元の電話が着信を告げた。



「中山です。」

「あー、経理部鈴木です。月報まだですか。」

「……今やってるので。」

「提出期限は午前中ですから、早くやってください。」



 そう言われ、手元の腕時計に目をやった。

 時刻は昼の12時を少し過ぎたころだった。



「……すいません。今日中には送りますから。」

「頼みますよ。」



 不機嫌さを隠さずにわざとらしく大きな音を立て、鈴木は電話をガシャリと切った。



「ナキャーマ。これ直せ。」



 電話を切った瞬間、いつの間にか自席に戻っていた荒井が、手に持った紙をこちらに向かって投げつけた。

 今年度予算の常務説明のために、1週間も前に作った資料だ。真っ赤なペンで至る所の言葉が直されている。



「全然分かんねえよ、お前これ読んで理解できんのか、ボケ。」

「あー、はい。スイマセン。」



 荒井はどういう訳が機嫌が悪いようだ。納得できないとばかりに「手ぇ抜いてんじゃねえぞ、クソ」とこちらを睨んで言葉を吐き捨てた。

 そのまま机をドンと叩いて威嚇すると、「メシ行くぞ」と言って立ち上がり、肩を揺らして歩き出す。

 後を追う様に、桧村以下、開発業務課のメンバーが小走りで荒井の後を追いかける。昼飯なんて食べる余裕のない俺は、黙々と月報の続きに取り組もうとしていた。



「先輩。」



 まったく、息をつく暇もありゃしない。

次から次へと、本当にいい加減にしてくれ。



「先輩。」



 そもそも、俺はこんな仕事をしたくて入社したわけじゃないんだ。

コンビニ開発だぞ! それも国内の!!

 面接で言った「海外での都市開発」と、この仕事は明らかにかけ離れている。



「あのー、先輩。」



 どうして、俺がこんな目に合わなきゃいけないのか。

 ああ、今すぐ会社辞めてえ。やめる前に、荒井の顔面を一発ぶん殴らなきゃ気が済まないけどな。



「せんぱーい。」

「……ん?」



 しかし、右ひじを何かに小突かれたような気がして、キーボードに向かって動かしていた手を止めた。



「……はい?」



 右を向くと、見慣れない顔がいた。


 女性だ。黒髪を後ろで一つ結びにし、眉毛の高さにまで前髪を垂らしている。

 小柄な体形に、顔も小さい。座高も当然低いため、目線を下に向けないと女性の顔は見えなかった。

 鼻が低く、口は小さく、薄い顔だと思ったが、目は大きくパーツの配置も悪くない。小顔とロングヘア―の相性が悪く不格好だが、髪型を変えれば、これは美人になるのではないかとは思った。


 女は上目遣いでこちらを見つめると、左手で持った紙束を俺の右腕に再び押し付けた。



「請求書。桧村さんに聞いたら、中山先輩に承認してもらえって。だから、ご承認お願いします。」


「あー、え。」



 不思議な雰囲気の女だった。体の割に声は低く、それだけでいうと色気があるタイプだ。

 状況が全く呑み込めずに、俺は少々ズレた質問を投げかけた。



「君、インターン?」

「違います、社員です。就活生みたいな見た目ですいません。」



 女は不格好な女性用スーツに身を包んでいた。

 ジャケットをつまんで服を強調すると、拗ねたような顔で唇を尖らせた。



「ああ、君がか。」



 思い出した。今日は7月1日だ、たしか今日付けで一人、この開発業務課に人が来ると聞いていた。

 忙しくて全く目に入っていなかった。いつの間に挨拶をしたのだろうか。



「さっき先輩に挨拶しようとしたんですけど、ものすっごい集中してたんで、何にも気付いてくれなかったんです。」

「あ、それは、すいませんでした。まさか、こんな若い人が来るとは。」

「入社2年目です。一応、先輩が私のOJTみたいなんで、よろしくお願いしますね。」



 女はそう言うと、処理済みの請求書の束を俺の机にドサッと置くと、再び黙ってPCの方を向き直った。



「キミ、名前は。」



 女はキーボードの上の手を止めた。



「そんなことも、知らなかったんですか。」

「いや、あの、すまない。確か、珍しい名前だなーっとは思っていたけど、忙しくて、忘れてしまった。」



 女性はため息をついて言った。



「ササって呼んでください。」

「……はあ?」

「ササです。私、自分の苗字も名前も好きじゃないので。“ササさん”じゃなくて、“ササ”でいいです。」

「は、はあ、そうか。」



 ぶっきらぼうに言うその女は、やはり変わった人間だった。


 これ以上話かけたら怒らせてしまうような気がした俺は、黙って月報の続きに取り組むことにした。


 その後、2人の間には、しばらくキーボードを叩く音のみが響き渡っていたのであった。

 


 それが、俺と「笹野葉未来」との、最初の出会いであった。



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