武器の作り方

「コミハム君!」の材料はこれでいいんだよね?」


 俺は物資を運びながら訪ねる。


 ちなみに『』というのは例の地球の武器のことだ。




 戦うと決心した俺たちは、あれからコミハム君と地球のことについて話し合った。


 その中でもコミハム君が特に興味を持ったのは、日本で昔忍者によって使われていた『手裏剣』と、海外から日本にも伝わった『鉄砲』だった。




 手裏剣は、不意打ちや足止めに使えるし、鉄砲は魔法が苦手な人でも使えそうだったので、この二つを対抗武器にすることにした。


 けど、この世界に鉄砲がなかったのは意外だったな。




 あと、『手裏剣』と『鉄砲』を作ることになって、問題になったのは作り方、材料の調達だ。


 でもこの問題は、レイカと王累によって解決してもらった。


 レイカは天界での聞き込み、王累は偶然、転移する前地球の武器について調べてあったようなので、教えてもらった。




 手裏剣は、鉄板を星のような形に切断し、先を尖らせることでできるらしい。意外と簡単で驚いた。


 銃は、王累は知らないとのことだったのでレイカに聞いてみた結果、『成形』で銃本体も弾も作ることが出来ると言っていた。




 なので、俺たちは大量の鉄鉱石を取り寄せ、一から武器を作ることにした。


 武器の制作、楽しみだな。



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調べるのが死ぬほど大変でした。(ググった。)


結果銃は魔法の力で解決することになったのですけどね。

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