武器作り・特訓【初日】

「どうしますか?あと二か月しかありません。早く作戦を立てないと。」


「王累の言う通りだな。皆の特徴を最大限まで生かした作戦を立てたい。」


このをどう利用していくかで、これからが決まってくるな。




「任務を遂行するには魔法全般の強化、剣術、武道の能力の向上が必須だな。」


俺は言う。


「そうですね。この件はレイカさんやドラさん達にも協力をお願いしたいです。」


王累が真剣な顔つきで言う。




「じゃあ今日からt..」


「あの、」


早速特訓を始めようとしたとき、リフス君が何かつぶやいた。


「どうしたんだ?」


「コミハムの魔道具の技術で、地球で使われている戦闘道具を作ることは可能ですか?」


「確かに!それいいね!」


美稲がポンと手をたたく。




「それいいね!」


俺も賛成する。


「僕も賛成です。しかし、地球の技術を利用することで、この世界に悪影響を与えるような物は作らない方がよいと、僕は考えますね。」


確かに王累の言うことも一理あるな。


この技術・作り方が外部に流出しないようにみんなが注意しないとな。




そんな決意をして、俺らの特訓・武器作りが始まった。


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