仲間達への説明

「え!?それ、本当ですか?」


 事情を聞いたコミハム君の顔には、驚きの表情が浮かび上がっている。



「今さっき、神様からテレパシーが送られてきたから本当だよ。美稲達もそろそろ来るはずだけど。」


 そう言っていると、丁度美稲達が食堂のドアを開けてやってきた。




「どうしましょうか。コミハム君には事情を話した?」


 美稲が早々話にを切り出してくる。




「ああ、ここにいたコミハム君だけにはな。」


 俺は答える。




「神様はマリーちゃんやクース君に協力を頼んでもいいって言っていたよね。」


 筋利が思い出したように言う。




「まあ、取り敢えず皆さんを食堂に呼びますか。」


「そうだな。」


 王累の提案で、みんなを呼びに行くことにした。




「これは真剣に聞いてほしい。」


 食堂にみんなを呼んだ俺は真剣な口調で話しかける。




「二か月後に世界規模の戦争が起きる。」




「へ?」


「今なんて?」


「そーなの!?」


 驚きの声が多いな。




 でもなんで俺らの使い魔とレイカは表情一つ変えずに真顔なんだ?




「驚かないのか?」


 直接聞いてみる。




「「「「アルぺ様からお伺いしました。」」」」


 あ、そういうことか。


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