第52話-① 皇帝出陣

 三月二四日二時二四分

 海棠の間


 柳井のライヒェンバッハ宮殿における居室である海棠の間で、深夜突然電子音が鳴り響いた。


「私だ」


 軍隊仕込みの寝起きの良さで通信端末の受信操作をした柳井に届いたのは、宰相付侍従のバヤールの声だった。彼は今週の宰相府当直担当として、黄檗の間に詰めていた。


『閣下、辺境惑星連合軍が、大挙して帝国領内に侵入。先ほど国防省より報告がありました。陛下が首相以下、主要閣僚をお召しになりました。閣下も椿の間へお願いいたします』

「わかった。すぐに出る」


 そう答える頃には、柳井は身支度を調え、海棠の間を出ていた。廊下を歩いていると、椿の間に向かう見慣れた背中が見えて、柳井はその背中を叩いた。


「マルテンシュタインさんも早いですね」

「バヤール君から連絡がありましたからね。すっ飛んできましたよ」


 柳井が主要閣僚の一人として御前会議に出る場合、柳井には宰相府幹部の誰かが補佐としてつくことになっている。今回の場合は、事が辺境惑星連合軍の侵攻なので外協局長としてマルテンシュタインが出席となったのだった。実は、マルテンシュタインはこの一時間ほど前に辺境惑星連合の一セクトである主義派との和平協議から帝都へ戻ったばかりだった。


「しかしまあ、我が祖国も懲りませんな。まあ大方中央委員会が新皇帝の即位一年にかけて、大攻勢を掛けるようにとお達しを出したのだろうが」

「季節柄しょうがないというわけですか」


 マルテンシュタインの言葉に柳井はため息混じりに答えた頃、ちょうど二人は椿の間にたどり着いた。



 二時五〇分

 ライヒェンバッハ宮殿

 椿の間


 柳井とマルテンシュタインは椿の間に一番乗りだった。ほぼ同時に宰相付侍従のバヤールも来て、通信システムの立ち上げなどを行い着席していた。


 さらに続いて深夜であるにも関わらず、政府からは首相、上下院議長、内務大臣、国防大臣、星系自治大臣、宮内大臣がすでに参内していた。彼らの公邸がライヒェンバッハ宮殿のすぐ側にあることもあってのことだが、緊急時には一五分前後で首相官邸やライヒェンバッハ宮殿に向かうのが不文律となっていた。


 それに続いて軍部からは統合参謀本部長、情報本部長、東部軍管区連絡将校や統合参謀本部作戦課長ら着席したところで、皇帝と侍従武官長ベイカー近衛中将、それに侍従長のチェンバレンが入室し、会議のメンバーが揃い、全員が立ち上がり皇帝に一礼してから会議が始まった。


「辺境警備の第八三三護衛隊からの報告で、辺境惑星連合軍の大規模な帝国領域内への侵入が確認されしました」


 宮殿において皇帝に軍事関連の奏上を行うのは、基本的に侍従武官長の役目だった。椿の間の豪奢な壁面の一部が反転し、大型スクリーンがせり出し、東部軍管区の宙域図が映し出される。


「敵軍は現在ES19048-O3-1近傍に部隊を集結しつつあります。戦力は、最低でも三個艦隊規模を確認。多数の揚陸艦および輸送船団も随伴していると思われます。敵の主攻撃正面は第四五三および四六六宙域と想定。すでに数個の未開拓惑星や恒星系に侵入が確認されています」


 帝国領の外縁部には、今だ手つかずで無人の観測拠点しか置かれていない恒星系や自由浮遊惑星が多数存在している。それらを制圧した辺境惑星連合軍は、帝国領の更に内縁を目指す準備を進めているところだった。


「先のブルッフハーフェンへの襲撃は威力偵察で、今回が本番だったというわけか……」


 ベイカー侍従武官長の説明に、柳井は唸った。ES19048-O3-1自体は、スペクトルO型の超高温、超大型の恒星であり、惑星は持たず、僅かな小惑星帯しかない恒星系で、伴星も確認されていない帝国にとって利用価値の低い恒星だった。目印としての役割なのだろうと柳井は推測していた。


「さらに、小規模部隊が反帝国独立戦線、革新連盟、調印派、汎人類共和国の領域境界線付近に出没しているとのこと」


 東部軍管区の宙域図の外縁部にプロットされたマークは、全て現在確認済みの辺境惑星連合軍の部隊で、その数だけなら一〇〇を超えていた。もっとも、これは一隻だけの小規模なものも含まれており、陽動攪乱などが主任務のようだった。


「二月でこれか。義久、残念だけど今年も騒がしい一年になりそうね」


 去年の年末に柳井が言ったことを茶化した皇帝だったが、柳井はそれに答えるほど動乱好きではない。ただ、柳井は年始早々に辺境惑星連合の奇襲攻撃に遭遇しており、今更驚くほどのことでもなかった。そういう星の下に産まれたのだろう、と一人納得して、皇帝に対して頭を下げるだけの柳井だった。


「すでに東部軍管区司令長官に不測の事態に備えるよう通達を出してあります」


 統合参謀本部長のヴィシュワナート・ハリクリシュナ大将は自信に満ちた声で報告した。先年までその地位にあった富士宮皇統公爵上級大将がとある事件の引責で職を辞したので、その後任である。元々二年ほど前から高齢を理由に退任のお伺いを先帝に立てていたものの、治世中に高位の皇統、特にマルティフローラ大公への抑えとしたかった先帝が許さなかったという事情もあった。


 話を戻して後任のハリクリシュナ大将は、神経質そうなしかめ面を見ていれば分かる通り、前任者ほどの鷹揚さはない。東部軍管区兵站本部副本部長、西部軍管区兵站本部長、統合参謀本部後方本部長などを歴任しており、後方勤務のエキスパートと言ってもいい。ただ、前任者の富士宮が第一二艦隊司令長官、東部軍管区作戦本部長から統合参謀本部長となったのに比べると見劣りとまでは行かずとも、軍のトップとしての資質を問う声は少なくなかった。


 これは軍部内の政治的人事である。そもそも実戦部隊の長と後方勤務の制服組から交代で統合参謀本部長を出すというのが、軍令畑と軍政畑の溝を示すものだった。


『東部軍所属の遊撃戦隊は、すでに敵小規模部隊の掃討を開始。展開可能な民間軍事企業にも出動要請をしております。問題は、敵主力の動向です』


 東部軍司令部から通信で参加しているグライフ東部軍管区司令長官の言葉と共に、より詳細な敵軍の展開状況が椿の間のスクリーンに表示された。


『敵軍は、すでに未開拓惑星、自由浮遊惑星をはじめとして数個の惑星に部隊を配置、橋頭堡を築きつつあります。これらを撃退するのが、今回の作戦の主幹であります』


 グライフの説明が終わると、情報本部長が敵軍の目標を説明した。


「――以上が統合参謀本部と情報本部による侵攻ルートの予測ですが、国防省マルスで算出したものと、東部軍管区参謀本部は同意見であります。該当ルートへの偵察部隊の配置も予定通りに」


 情報本部長ムスタディ中将は自信を見せて、説明を終えた。


「宰相府の方で何か情報は? 主義派との交渉の席で何らかの情報が得られていれば、共有していただきたいが」


 カルロス・ムワイ首相が柳井に話を振った。


「外協局長より報告がございます。この場にて直接のご報告をお許しいただきたいのですが」


 柳井としては未だに辺境惑星連合軍の元将軍であると警戒されがちなマルテンシュタインに発言させることで、皇帝に臣従しており忠良な帝国臣民であることを示す機会だと考えた。


「許す。マルテンシュタイン、話を聞きましょうか」

「ははっ。現在宰相府対外協力局では、第一インターステラ-連合と主義派に対して和平工作をしておりますが、残念ながら今回の出兵についての情報は得られておりません。しかし、彼らから先日のブルッフハーフェン事件について、一切の関与を否定する旨の発言を得ております。今後も、対帝国武装闘争については無期限延期の方向だと」


 マルテンシュタインの報告に、皇帝は微笑んだ。柳井と違ってTPOを弁えすぎるくらいには、マルテンシュタインは真面目だったからだ。柳井なら冗談の一つくらい言って周囲の気勢を削ぐくらいはやりかねない。


「なるほどね。和平工作を止めるつもりはないと」

「先方より、すでに次回の協議日程の打診も来ております」


 皇帝としても、主義派との和平は早く片付けてしまいたい問題であり、今回の侵攻がそれを止めるほどのものではないことが分かっただけでも十分な収穫だった。


「今回の出兵についての情報を得るためにも、私が速やかに辺境に向かい、再度会談の席を設けたいと考えております」

「外協局長の案を、宰相府としても是としております」


 外協局が進める主義派との和平工作については、この椿の間に居る人間には周知の事実だった。主義派との交渉は相変わらず一進一退を繰り返していたが、それでも対帝国軍事行動を控えていることを殊更アピールしてくるのは、没交渉でない何よりの証だった。


 柳井もマルテンシュタインの判断を全面的に肯定していることを示し、それを後押しする。


「敵主力の詳細な規模や構成情報はないのか? 宰相府も存外役に立たないものだ……この場は宰相府外協局が陛下へのご忠勤の報告をする場ではない。場を弁えられよ」


 苛立ちを隠さない統合参謀本部長が柳井をにらみつけたが、柳井は涼しい顔をして受け流していた。柳井としては自分へのねたひがみなどはいちいち相手にしていたら仕事にならないと割り切っている。しかしマルテンシュタインが口を開いて応戦を開始してしまうのは、柳井も想定外だった。


「宰相府外協局は、あくまで交渉のための部署であり、宰相府は畏れ多くも皇帝陛下を補弼奉ほひつたてまつる府省だ。敵主力の情報などは、本来帝国軍情報本部などですでに掴んでいて然るべき情報では? 帝国領外縁でFPUが戦力を集結させるまで確認できんとは、軍部の怠慢でしょう。そもそも現時点でこんな議論をしている時点で手落ちと言ってもよい。まあ、帝国軍ではかつての私などが智将などと称されるのですから、むべなるかな」


 極めて正論であり挑発的かつ大量の侮蔑を含んだマルテンシュタインの言葉は、帝国軍出席者達に油を注いで火種を放り込むようなものだった。


「情報本部が仕事をしていないとでも言うのか!」

「成り上がりの分際で偉そうに!」

「祖国を裏切ったもののいうことなど信じられるのですか!?」


 東部軍管区の連絡将校達や情報本部の分析官は公然とマルテンシュタインと柳井を批判する言葉を連ねた。


「全員静かにせよ! 陛下の御前である! 柳井宰相、マルテンシュタイン局長、非礼はお詫びする。少々気が立っていたようで、申し訳ない」


 机を叩いて部下達を怒鳴りつけ、いち早く詫びを入れたのは、ほかでもない統合参謀本部長だった。自分が始めた手前、謝罪を述べるのは極めて屈辱的だったが、皇帝臨御の会議で罵倒合戦など考えられる中でも最も間の抜けた珍事だった。


「こちらこそ、部下の非礼をお詫びします。国家安泰は栄えある帝国軍の存在あってこそです。そうでしょう? 外協局長」

「ごもっともです。こちらこそ、帝国流のマナーがまだ身についていないようだ。以後気をつけますので、ご容赦を」


 柳井とマルテンシュタインも詫びを入れた。


「マルテンシュタインに発言を許可したのは私よ? ハリクリシュナ、あなた私の判断にケチつけるつもり?」

「い、いえ、そのような……! 重ねて非礼はお詫びいたします」

「マルテンシュタインもよ。帝国軍は十分その職責を果たしている。詳細が分からない外部からあまり厳しい意見を浴びせるものではないわ。これから義久などの教えを受けて、そのあたりを掴んでちょうだい」

「ははっ、私の見識不足でございました」


 ハリクリシュナとマルテンシュタインが頭を下げたのを見て、皇帝は頷いた。


「結構。他のものにも言っておくけれど、今後私の前で罵倒合戦を始めるならその場でクビにするから覚悟なさい」


 特にマルテンシュタインや柳井に罵詈雑言を浴びせていた東部軍の将校達が顔を青ざめさせていた。柳井とマルテンシュタインは、クビになるならとうの昔にされていると思っていたので、平然としていた。二人ともいい意味でも悪い意味でも肝が据わっている。


「陛下、政府からは非常事態省より侵攻予想宙域の対応について上奏いたしたく」


 場の空気を変えようと、首相が国防省の発言について許しを得た。


「ええ、聞きましょう」

「敵侵攻ルートの針路上にある各自治共和国の対応ですが――」


 しばらくの間、帝国政府側から皇帝に対して各種の報告が行われた。


「細かなところは各省部局に任せるわ。しかし、迎撃作戦に問題は無いのかしら?」

「戦力比で言えば、問題なくはね除けるものと」

「そうかしら? 準備期間を大分設けているのよ。戦力比推定にも甘さが見えるけど」


 先帝バルタザールⅢ世は内政と軍事に関する干渉は最小限で、多くの部分を中央政府や国防省、帝国軍に任せていた。これは先々帝ナディアⅠ世も同様であり、ここ一世紀の帝国皇帝のスタンスとして定着していた。


 元々帝国の皇帝とは議会や軍部の決定を最優先することが習わしで、皇統会議を動かして議会や軍部に働きかけることも、よほどの重大案件以外では避ける傾向がある。


 しかしながら、当代皇帝メアリーⅠ世はその真逆を行く。報告に疑義があれば鋭い指摘が飛び、担当者を直接下問することもあって誤魔化しが効かない。そのあたりを調整しワンクッション設けるのが宰相府や宮内省の役目でもある。今回は帝国軍の軍機に触れる部分なので、軍部は純度一〇〇パーセントのメアリーⅠ世と対峙することになったのだった。


「ブルッフハーフェンへの強襲だって今までの襲撃とは戦術を少し変えていた。大規模侵攻もこれまでと異なる戦術を取ってくる可能性があるんじゃない?」


 これまで辺境惑星連合軍の帝国領侵攻は、防備の薄い辺境自治共和国に対するものであり、それ自体はブルッフハーフェン自治共和国への侵攻も同様だった。


 しかし、ブルッフハーフェン侵攻が特殊だったのは、まずテロにより政府機能を麻痺させ、その上で事前に潜入させた電子戦部隊で星系ごと情報封鎖と欺瞞工作を行うことにある。政治宣伝のための派手な戦果より、より確実に惑星を手に入れることにシフトしているかのような動きだった。


『陛下、東部軍ではすでに先日の事例を元とした初動対応措置を取っております。各自治共和国や植民惑星等への情報連携の徹底、情報部による情報空間における異常の監視などにより、ブルッフハーフェンのような醜態をお目に掛けることはございません』


 グライフ東部軍司令長官は、統合参謀本部長への助け船を出したのだがとうの統合参謀本部長は不満げに目を閉じていた。


「まあいいわ。迎撃計画を承認する。あとは出たとこ勝負ね。近衛艦隊旗艦インペラトリーツァ・エカテリーナを全軍の総旗艦、東部軍司令長官を作戦総指揮官とし、迎撃の陣容を整える。また、今回は私も戦場に同行する。以上」


 あまりに自然に発せられた指示に、多くの会議参列者は聞き流したように無反応だった。実際には聞かなかったことにしたい、という心境が無自覚に思考を止めていたのだ。


「陛下! お待ちください。ご親征なさるとおっしゃるのですか? 東部軍管区の各艦隊は実戦経験も豊富です。陛下にご出征いただくには及びません」


 フリーズ状態の一同を見て、慌てて柳井が皇帝に翻意を促した。


「別に実力を疑ってなんかないわよ。代替わりして初の大規模侵攻なのだから、挨拶代わりに躾の悪い野犬を蹴りつけに行くだけ」

『陛下! 東部軍は精強無比。必ずや敵侵攻軍を撃退してご覧に入れます。ご心配には及びません!』

「敵侵攻軍は帝国軍一丸となり撃退いたします! 陛下のお手を煩わせるほどのものではございますまい。どうぞ我らをご信任あって、帝都にて吉報をお待ち戴ければと」


 グライフ東部軍管区司令長官とハリクリシュナ統合参謀本部長も血相を変えて皇帝の翻意を求めた。


 軍部がこれだけ必死なのには訳がある。かつて、帝国暦三二一年クラウスの乱において帝国軍と近衛軍は叛乱軍との戦闘中、当時の皇帝エドワードⅠ世を戦死させるという大失態を演じていた。


 それ以来、帝国の皇帝は前線に出ないのが通例で、帝国領内の移動や演習や閲兵式、観艦式の観閲以外で近衛艦隊旗艦に乗り込んだ皇帝はエドワードⅠ世以来居ない。むしろ治世中に近衛旗艦にすら乗艦しない皇帝もいて、先帝バルタザールⅢ世などはインペラトリーツァ・クラウディア級クルーザーを終生お召し艦として利用しており、近衛旗艦に乗艦したことはない。


「あなた達を信じてないわけじゃないんだからいいでしょう? グライフのお手並みを間近で見させてもらうことにするから、心してちょうだい」


 皇帝の笑みを受けて、グライフは深々と頭を下げた。


『……勅命とあらば、小官が申すべきことはございません。帝国東部方面軍の名に恥じぬ戦いをご覧に入れましょう』

「頼むわね。ハリクリシュナ、あなたは帝都にて待機。不測の事態に備えるように」

「……はっ」


 グライフもハリクリシュナも、勅命と言われてはもはやそれ以上の口答えは出来ない。あとは皇帝の身の安全を確保するために全力を尽くすことになる。


「私が不在中の宮殿および皇帝の名代としては義久に任せる。首相共々、後方は任せるわ」

「……ははっ」


 柳井もこれ以上の説得は無駄と判断し、一礼した。


「近衛の出撃は明朝〇七〇〇。グライフ、全軍の予定宙域展開に何日掛かる?」

『すでに動いておりますので、一両日中には。私も陛下の御着陣までに合流宙域に向かいます』

「よろしい! これにて散会とする。夜も明けきらないうちからご苦労さま。仮眠を取って翌朝からの仕事に備えてちょうだい。私も出発まで休むわ」


 ここに、帝国第一四代皇帝メアリー・フォン・ヴィオーラ・ギムレットにとって始めての、そして帝国皇帝としては二七〇年ぶりの親征が決せられた。帝国暦五九一年三月二四日四時三二分のことである。

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