202006 コロナ定点観測 6月
6月に入ってからは、コロナの状況が落ち着いてきた。
休業要請が6月19日に解除され、休んでいた仕事も再開した。1ヶ月とすこし仕事を休んだが、好きなことができてコロナさえなければ天国のような日々だった。が、自粛しすぎて、植物は偉いなそこから動かなくて、と妙な妄想を抱いた。動いてもよくなったら、ちょこちょこ動き回ってしまった。やはり我慢はしないほうがいいし、頑張りすぎないほうが物事は長続きすると思い知った1ヶ月であった。
私が住んでいる市ではひとりコロナの患者が出た。市の公式発表の前に私は人からその患者さんの状況を聞いていた。オンでもオフでも、田舎の情報網は怖い。知り合いや自分が当事者にならなくてよかったとしみじみ思った。
5月の半ばくらいから、マスクが普通に手に入るようになった。私は友人とイラスト入りのマスクをハンドメイドの通販サイトで販売したのだが、マスクがだぶついていた頃だったので、さほど売れなかった。従来販売していたお弁当袋や文庫カバーが少しずつ売れ出したので、余裕が出てきて状況が良くなっているんだろうなと思った。
人々がさまざまなマスクをするようになった。派手な柄物から、白いサージカルマスクまで。自分が作った五重マスクでは暑くてしょうがないのだが、作り直すのが面倒でそのまましている。
ユニクロのマスクは行列ができるほど人気で、今日ユニクロの前を通ったら、本日は入荷しないとの張り紙が出ていた。
私の市では六月の初め頃に給付金が届き、アベノマスクも届いた。アベノマスクは懐かしい給食のマスクの形をしていた。私は自作のマスク(失敗作込み)があるので、アベノマスクは箪笥にしまい込まれたままだ。
ハンドメイドの通販をしている人にはありがちなことかもしれないが、私が自分で使っているハンクラ品は試作品か失敗作で、会心の作品は売り払ってしまって手元にない。自分のために作った作品をつい売り払ってしまい、喜ばれたからいいかと思って作ってはまた売ってしまう。いつか自分のために会心の作を作りたい。
久しぶりに友人と会食した。私が外食できるよ~と友人に言ったところ、その日のうちに皆で肉を食べに行くことが決まった。ビタミンB1 はコロナにいいという、出典のわからない情報が出る。友人たちの荒ぶる肉欲を鎮めるために、肉の塊を食べてきた。
7月の定点観測があるのかどうかわからないが、書きたくなったらまた書きます。
今回はここまでです。お付き合いいただき、ありがとうございます。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます