2020 #30文字以内で小説を書け

文字で人が殺せると思ったんですよ。本気で。


あの人は私に用があったのではない。お金に用があったのだ。


好きだと言ってから真顔に戻るまであなたは私の顔を見ていた。


永遠に爆発しない爆弾のようなひとがポップコーンを炒っている。


ギャンブルの神様が鬱病だということを今日の夕刊で知った。


生まれたときから知らないふりをして死んでいくよ。


レフト・アローン、オール・アローンと彼女は歌う予定だった。


君は非常口を夢の入り口と間違えたのだ。


私は友人だと思っていた人をふたり失いました。


あなたと共に過ごした日々は、美しくかったるい映画のようでした


海に恋をした男は、空に昇って月になりました。


あなたに私の人生を笑っていただいて、本望です。


息がうまく吸えないので、代わりに吸っていただいてもいいですか


ツイートしたらすべてが嘘になってしまうような気がします。


純粋な黒は目に見えないのです。裸の王様みたいに。


顔を落としました。どこで買えますか?


私があなたを好きであることは、あなたには関係のないことだ。


今日のおやつをめぐって裁判が開かれた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る