2019 詐欺に遭ったという話を聞いた
詐欺に遭った(遭いかけた)話を聞いたという体験談です。
個人を特定されると困る&複数の話をミックスしているので、現実の話とは違う部分もあります。
私個人の推測も入っているので、間違っている部分もあると思います。その場合はコメント欄でご指摘ください。
ここ数年で、窃盗や詐欺に遭ったという話を何件か聞いた。被害者は高齢の主婦が多く、主婦ではなくても、仕事などで人を疑ったり腹芸を使って嘘をついたりする経験があまりない(人生において必要なかった)方が多いという印象を受けた。
日常では有能で、「この人が」と思うような方でも引っかかることがあるので、「自分は大丈夫」と思っている人も注意が必要だ。
詐欺グループは被害者の家庭環境と資産状況のリサーチを大抵済ませ、あとは統計などの推測によって話を進めてくるようだ。
被害者が詐欺に引っかかった理由は、「電話の話に思い当たるふしがあるから」だった。
被害者の家庭環境(特に離れている家族の家庭環境など)を詐欺グループはだいたいリサーチ済みだと思ったほうがいい。
あと、誰にでも当てはまるような事実の推測で話を進めることもある。
聞いた話によると、クレジットカードを常に使用している人が持っているカードの枚数は平均七枚だそうだ。そういう事実を踏まえて詐欺グループは話を進めてくる。
話は変わるが、ある町で窃盗団が連続してふつうの邸宅へ盗みに入ったことがあった。
職業柄、骨董品や価値のある品物を持っていると周囲にわかる家はあらかた盗みに入られていた。
それが終息したとき、私は警官に「最近窃盗団の話を聞かないですね」と言った。
警官はあっさりと答えた。
「みんな被災地に移ったんですよ」
東日本大震災が起こってしばらく後の話だった。
まとめると、
資産や骨董品など、価値のあるものをもっている家(あるいは、実家がそうである家)
家族が離れて住んでいる家
住人があまり世間ズレしていない家
は詐欺の被害に遭いやすいようなので、注意したほうがいいと私は思う。
今回はここまでです。お付き合いありがとうございます。
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