第2話 異世界転移

帰ってきたー(゚∀゚ 三 ゚∀゚)


若返ったー!


異空間収納スキルも手にいれたしとりあえずいつ勇者様が表れてももう大丈夫!


とりあえず時間はたっぷりあるし、勇者様が表れるまでのんびり修行しながら世界が滅びない程度に守りながら待ちますか!


ん?


足元に魔法陣!?この陣は転移、しかも次元転移、召還陣!!

転移を極めたおれなら解る!

しかもランダム複数召還陣だな!


なっ!なんという奇跡!日頃の行いがいいせいかな?神様ありがとー!


ちょっとぶっ殺しすぎてごめんなさい!


次からは半殺しに止めときますね!


苦節50数年!とうとう...とうとうその時がきた!


あぁ勇者様!今おそばに参ります!


俺が皆様方を支えます!


そして、一番近くの特等席で、、、くふふ❗️


よ、よだれがとまらない( ´-`)



異世界転移魔法による目映い光が収まると其処にアインの姿はなくなっていた。


その光景を遥か上空から見つめていた圧倒的後光を纏った三人の神が苦々しい顔でその様子を眺めていた。


「いや、ていうかむしろ追放だし。」


白いアゴヒゲを称えた老人が顎にてをあてながら深いため息をついた。


「ホント都合よくピンチになっている世界があってよかったよね。」


青い髪の少年が心底ホッとした様子でつぶやく。


「あちらの神友にはなんか悪いことした気分じゃわい。」


顎髭をたたえた老人のため息はとまらない。


「いや、でもあっちの世界ってばマジで滅亡寸前だから、まぁ神助けにもなるし大丈夫だよ。きっと、多分、お願い。」


青い髪の少年がフォローにならないフォローをする。


「ていうかホント、私まであんなに殺されるとはおもわなかった‥‥助けてくれたんじゃなかったの‥‥‥」


美しい妙齢の女性がげっそりしながらつぶやく。


「どこで創りまちがえたのかわからんな。次の勇者が必用なときは創造じゃなく召還じゃな‥‥やっぱホント強い勇者を創るため犠牲にした部分が致命的じゃった‥」


「ほんとそれな‥‥‥あれはもう魔王だよ‥」


「勇者恐い‥‥」


深い深いタメ息をついた三人の神々の意見は見事に一致していた。



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