第7話

 ルーは金の髪・・・・

色深い体つきで・・・・・


 背も高く成り・・・・・


 ユーゴとの念術磨きに恍惚に・・・・

求められる喜びに心躍らせ・・・・


 「そんなにがっついて」

 

 ユーゴは小柄故・・・・・

甘えるようにも・・・・・


 見えなくはない・・・・・


 「悪いのはルーだよ」

「だってしてほしいんだろ」


 ルーの体液と呼気を求め・・・・

ユーゴは上気しつつ・・・


 「したくもありますよ」


 ルーも同様に・・・・

ユーゴの体液と呼気を求め・・・・


 念術を磨く・・・・・・

存分に磨き・・・・・


 ルーに抱かれユーゴは眠る・・・・・

ルーは幸せを享受し・・・・・


 差様々な事を思案する・・・・・


 何時までも続いて欲しい・・・・・

人形である自分に何故感情など持たせたのだろう・・・・


 もっと男女共に補完し更に磨かなくては・・・・・

ほんものがてにはいったときにんぎょうであるじぶんは・・・・


 幸せを享受しつつ・・・・・

思案する・・・・・


 増やせと命じられた時・・・・・

何故咄嗟に自分を増やしたのか・・・・・


 わかる事はユーゴの為に更に自分を磨く事・・・・・

ユーゴが凄く喜んでくれる・・・・・


 最初に表情が作れるようになった時の喜びは・・・・

きっと生涯忘れられないのだろう・・・・


 だから私は・・・・・・

補完し続ける・・・・



 



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