第6話

 

 マントが捕らえられてから数日・・・・


 マントは他の捕らえれた人々と違い・・・・・

多くの盗賊と関係を持ち・・・・・


 競い合うように盗賊は・・・・・

頭である女盗賊も例外では無く・・・・


 金の髪をポニテ・・・・・

勝気で色深い身体つき・・・


 背も大きく・・・・


 体が触れ合う音が響く・・・

念術磨きにも繋がる・・・・


 行為・・・・・

念術を含んだ体液・・・・


 念術を含んだ呼気をお互い求め合い・・・・


 朝目を浴び目を覚ましてからすぐの行為・・・・

身を上気させ・・・・・


 お互いの体液を呼気を求め・・・・

身を密着させ・・・・・


 「はあはあ」

女頭は恍惚に脱力し・・・・・


 マントは満足げに身を起こし・・・・

「もうずいぶんと蕩けて」


 マントは見下ろし・・・・

嗤い・・・・


 頭の金髪ポニテの表情は支配者では無く・・・・

従属者・・・・・


 「もう姉妹だと言ったらどうします?」


 女頭はいやいやと・・・・

「そんな」


 「ルー」


 手を伸ばす・・・・・

其の時・・・・


 乱暴に扉が開き・・・・・


 「ひゃああああ」

「てめー」


 表情を引き締めた女頭・・・・

服装を念術で変え・・・・・


 粗野な服装に・・・・


 ルーは素早くマントを身につけつつ・・・・

女頭の背に・・・・・


 「念術磨きの最中になんだ!」


 女頭は打って変わり師覇者の顔に・・・・

意気盛んに攻め立てる・・・・


 「助けて・・・・」

「いやだああああ」


 入って来た大柄な粗野から・・・・

黒い液体が溢れ出ていく・・・・


 粗野大柄は叫び手を振り回し・・・・

粗野大柄が溶けて其れに成る様に・・・・


 「あ”あ”あ”ああああああ」

「・・・・・・・」


 上半身だけの影に・・・・

素早く・・・


 「ヒュ」

 

 女頭は収納から紐を取り出し・・・・

念術を使い風を纏わせ・・・・


 叩く・・・・

身の念術動作もあわせ乗せた強力な一撃・・・・


 上半身だけの影に穴が開く・・・・・


 「兵装つかわず其の威力」


 ルーは絡みつきつつ・・・・

妖艶さと念術で拘束・・・・


 「な!」

「今はそんな場合じゃ」


 上半身影の穴を塞ぎつつ・・・・

女頭の前に・・・


 女頭は振りほどくべきか迷い・・・・


 その間に影腕が伸び女頭を絡めとる・・・・

「味わって」


 ルーは妖艶に微笑み・・・・

影椀は女頭の顔に張り付く・・・・


 「んんん」


 女頭は首を振り・・・・

口を堅く閉じようと・・・・・


 「ん!」


 驚き口を開けてしまう・・・・・

滑り込む様に・・・・


 ルーの体液に満たされる・・・・

影腕が顔より離れ・・・・


 女頭は蕩け脱力し・・・・

「俺の中みたされて」


 ルーは抱きしめ・・・・・

「姉妹になりましょ」

「補完し合い」

「補い合い」


 「ユーゴ様の為に」


 女頭は恍惚に求める・・・・

 

  「はいおねえさま」

「だからもっと」


 「もっと」


 ルーは微笑み・・・・

「これからも宜しくね」

「私」


 女頭から黒い液体が溢れ出る・・・・


 ルーの匂いの呼気に包まれ・・・・

甘い体液に満たされ・・・・


 女頭は至福に包まれルーに取り込まれる・・・・

廃村の皆が取り込まれ・・・・





 

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