【詩】多数による尺度
幸せなことが起こったから幸せでなければいけない
嬉しいことが起こったから嬉しいと思わなければいけない
楽しいことが起こったから楽しいと思わなければいけない
だからそう思えないとしても
だからそうなのだ
そうやって社会とのずれが大きくなっていく
だから私は社会不適合者なのだろう
大多数の人が決めた尺度に沿って生きられないということは
社会で生きることが出来ないことをそのまま示している
それでも生きなければいけないのならば
多数派のフリをして生きていくか
少数派として強く生きていくか
いくつかあるが取れる選択肢は少なく狭い
幸せなことが起こったから幸せでなければいけない
嬉しいことが起こったから嬉しいと思わなければいけない
楽しいことが起こったから楽しいと思わなければいけない
例え私がそう思えなくとも
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