reprize3:木星いち<Dice-22:意外性は/蔓延的に>

―「木星の位置に、気を付けてくださいね」―


―この言葉に心当たりのある方だけ、この先を読み進めることをおすすめします―



 さて、三度目の御目見えと相成るわけでございます。作者の財津ざいつ 宗示そうじです。いつもこの「≪天零玖地≫ Zer0×Nin9→21」をお読みいただいてくださり誠にありがとうございます。また、運よく(?)この文に辿り着かれた貴方……本作の方もお読みいただけましたら幸いです。


 もう「暗号」の意味は御承知と存じます。「木星の位置」……「木星の一」。木星第一惑星「イオ」の名を冠するこの短編の最後に、こちらの文を挟ませていただきました。


 いまこれを書いておりますのが、「7月25日」。前回「7月11日」でしたので二週間ぶりと、ちょっと間が開きましたかね。先週「知的財産管理技能検定」という試験がありまして、その勉強を付け焼刃でやっていたと、そういう事情があり、少し作品の方からは離れておりました。無事合格も確認しまして、ひとまずほっとしているところです。9月にはまた「QC検定」という品質管理に関する検定試験が控えておりまして、今回の教訓を生かして毎日少しづつこつこつとやっていこうと一応そう考え、ちまちまやっているところではあります。


 閑話さておき改めまして。


Dice-22:意外性は/蔓延的に


 「第三局」。前局から引き続きまして、ガチい戦いであります。もはや財津くんおよびアオナギがいつ負けても不思議ではないと思い、その後の展開を考えていたのですが、またしても二人ともが勝ち残りという結果と相成りました。


 いや正直、これは意外でした。この時点で、作者の「意図した思惑はずし」からも展開が外れてしまっている状態でして、これが「意識」をどうにか振られたりしてるんじゃないかとか、勝手に邪推していたりする次第です。私ももう操られているのかも知れない……そんな世迷言をちらと本気で考えたりもする、何とも言えない状態です。


 これ二人のうちどちらかが「優勝」する可能性もあるんじゃないか、とか、その場合どうやってこの話をシメればいいんだ、とか、いや本当にどうしよう……


 ともかく、いいのか悪いのか作者にも皆目分かりませんが、混沌カオスが発生しているのは確かでしょう。どういった結末に落とし込まれるのか、最後まで私と一緒に見守っていただけたらと思います。


 またお会いできたら。では。


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